大菩薩峠(3.11定例山行)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 908m
- 下り
- 902m
コースタイム
→10:20/11:00大菩薩峠(介山荘)→11:50/12:00富士見山荘→13:20駐車場
天候 | 小雪のち曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<雪の状況> 駐車場〜ロッヂ長兵衛: 千石茶屋までは午後には融けていた。 ロッヂ長兵衛までもかなり融けていたが、下りはアイゼンあった方がいいかも。 ロッヂ長兵衛〜福ちゃん荘: 車道歩きなら普通に歩ける。轍は歩きづらい。 福ちゃん荘〜大菩薩峠(介山荘): スネ辺りまであるところもある。 深いためアイゼンは不要。 大菩薩峠(介山荘)〜大菩薩嶺: 途中まで歩いたがかなり深い。風も強いから注意。 |
写真
感想
一年前の3月11日、大菩薩嶺登山を行い地震に遭遇した。↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-104581.html
人により感じ方は違うと思うが、自分にとってこんなにあっという間に過ぎた一年は初めてだった。
毎年この日は大菩薩に登り、あの日に起きた事を一生忘れないようにしたい。
7時前に駐車場に着いて時は既に5台停まっていた。
小雪が舞う中、冬季閉鎖のゲート脇を通りまずは千石茶屋を目指す。
千石茶屋は建て換えられていて、普通の一軒家みたいになっていた。
もう千石茶屋って呼ばないのかな?
しばらく歩くと大菩薩嶺への登山口が。
雪はやんだが、空はあいにくの曇り。
しかし温度が上がらない分霧氷がとてもキレイ。
ロッジ長兵衛に到着。
夏の混雑ぶりがウソのような静けさ。
ここから福ちゃん荘までは登山道と車道のどちらかを行くが、今回は車道を歩いてみた。
福ちゃん荘は閉まっていたためスルー。
ここで唐松尾根ルートと大菩薩峠へ直行するルートを選べる。
今回は大菩薩峠〜大菩薩嶺〜丸川峠というコースを考えているため、
大菩薩峠コースを選択。
雪はどんどん深くなり楽なはずのコースではあるが息が上がる。
ほどなくして介山荘に到着。
相変わらずガスは晴れない。
休憩スペースで暫く休んだ後、大菩薩嶺に向かうべく歩き始める。
しかしここでいつもの悪い癖が出てしまった。
樹林帯では使わなかったアウターの手袋をザックにしまったままだったのに気づいたのだが、
出すのが面倒になりインナーグローブのみで歩き始める。
大菩薩といえども2000mあり、雷岩に向かう稜線の強風は昨年経験済み。
介山荘から50mくらい進んだところで、先行者がいないのか、トレースが消えかかっている。
本日はガスが濃いため、これを見失うと痛い。
しかも雪は膝くらいまでの深さ。
指の感覚も徐々に消え失せつつある。
そういえば先ほど靴紐を結び直したときも素手でやってるし。
今日はもう引き返そう。
たぶんあのまま行ってたら危なかったかもしれない。
今冬、結構経験積んできたのにまだまだ全然ダメ。
下りもアイゼンを付けるが面倒で2回ほど転んでるし。
下り始めると晴れてきた。こんなもんでしょう。
晴れてきた時の楽しみ。
それは気温が上がり、木々に付いた雪がガンガン落ちてくる中を歩くこと。
写真を撮りながら降りしきる雪の中を静かに歩く。
恥ずかしく情けない思いをしたが、また来年3月11日には、
本日行けなかったルートを辿りたいと思う。
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