奥武蔵縦走(正丸→伊豆ガ岳→子の権現→天覚山→天覧山→宮沢湖)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 1,939m
- 下り
- 2,103m
コースタイム
↓
伊豆が岳(850) 9:55
↓
子の権現(640) 11:25
↓
前坂(500) 12:46
↓
大高山(493) 13:08
↓
天覚山(445) 13:50
↓
久須美坂(300) 15:00
↓
天覧山(197) 16:23
↓
宮沢湖温泉(150) 17:30
天候 | 粉雪のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・正丸駅から正丸峠までの道は問題なし。 ・正丸峠から伊豆ヶ岳山頂までの道は、10cmくらいの積雪あり。 ・伊豆ガ岳から天目指峠までは険しい下り道。テクニカルで面白い。 ・天目指峠から子ノ権現までは偽ピークの連続で大変な登り ・子ノ権現にはトイレあり。 ・子ノ権現から大高山までは破線ルート。入口が見つけに行くにくい。 ・危険なトラバースが続く。 ・枝道が多く間違えやすいので地図をよくみて進むこと。 ・大高山、天覚山と下り基調の中に、結構な登りが続いて大変。 ・久須美坂を越えて住宅地に沿ってトレイルを進み、多峯主山がガッツリとあって疲れる。 ・天覧山は整備されていてきれいな山、トイレあり。 |
写真
感想
8:30着に正丸駅に到着して、奥武蔵トレランを実施してきた。
今回のメンバーは、ハセツネクラブのユミさんとたびびとさんと自分の3名となった。
8:40から正丸駅からしばらくロードの登り道を伊豆ガ岳の登山口に向けて歩き始める。
たびびとさんが普通に歩いて登っているのに、僕とユミさんは軽くジョグしないと置いて行かれるのはナゼ?
まるでHUNTERXHUNTERのハンター試験でサトツさんがウォーキングで受験者をふるい落とした試験のように
そんなサトツさん状態のたびびとさんを追って、伊豆ヶ岳へ向かう。
当初は直登していく予定だったけど、正丸峠経由の方が少し楽ということでそちらに変更。
正丸峠に到着したら、そこは一面の雪国だった。
正丸峠から伊豆ガ岳までのトレイルは10cm近い積雪の中を進む。
簡易なラッセルがされていたので特に問題はなく進むことができた。
楽しくスノートレランを満喫しながら9:55に山頂へ到着。
山頂は寒いのでさっさと子ノ権現方面へ下山。
古御岳あたりまでは雪が続いたけれど、そこからは雪もなくなってきた。
この下山ルートは険しいので慎重に下る。でも、リズムよく気持よく走り降りることができた。
天目指峠から子ノ権現までは、偽ピークが連続して出現する登りがしばらく続く。
ヘトヘトになった頃にようやく子ノ権現へ到着。
足腰の神様ということで、念入りにお参りした。
大きなわらじの前で記念撮影。
子ノ権現からは破線ルートに突入。
ルートの入口を見つけることができず苦戦したが、ようやく発見。
破線ルートといってもトレイル自体は明瞭なので進んでいくことができる。
しかしトラバース幅が狭くて、滑落の心配がありそうなので慎重に走る。
また分岐が多い。ほとんどの場合は巻き道の分岐なのでどちらへ進んでも大丈夫だけど、違う方向へ誘う分岐も多数あった。
地図と勘を頼りに進んでいく。
途中の道で一人のおじさまと遭遇。
我々のちにこの方を[鹿仙人]と呼ぶことになるのだが・・・。
走っている僕らを呼び止めて、これを見てみろと自分のザックを指さす仙人
そこには、鹿のツノが刺さっていた。途中で拾ったらしい。
自分が進んできたルートを地図で示しながら、道なき道の尾根道を地図やGPSを駆使しながら探る旅が好きなようで、登山ルートになっていないコースをひたすら歩いているとのこと。かなり上級レベルの山ヤさんのようだ。
鹿仙人に別れを告げて、先へ進む。子ノ権現からは下り基調で楽々と思っていたのだけど意外とアップダウンが続く。これが後半まで延々と続き、どんどんと体力を削ぎ落とされていった。
前坂にて一旦、ちょこっとだけロードに出る。ここからトレイルへのリスタート地点が少しヤブコギになる。夏場は大変なことになるらしい。
前坂を12:46に抜けて、大高山に13:08に到着。ここからさらにアップダウンしながら13:50に天覚山に到着。もうヘトヘト・・・。
14:46は東日本大震災の地震発生時間。トレイルの中で静かに黙祷を捧げる。
ちょうど、近くの災害放送で黙祷を呼びかける音声が響いてきた。目を瞑って黙祷をしていると、脳裏にはあの津波の映像と原発の爆発映像がリアルに蘇ってくる。ガソリン渋滞、食品不足、買いだめ客、計画停電・・・。あの頃の記憶が浮かんできた。
さて、疲れはててもはやほぼ歩き状態にて久須美坂を15:00に通過して、高麗の閑静な住宅街を眺めながら多峯主山を目指す。この登りがきつい・・・。
多峯主山から天覧山へのトレイルは整備された快適な道。最後に長い階段を登ると天覧山。飯能の市街地を一望できる。
さぁ、ここからラストまであと少し。
宮沢湖周りのハイキングロードを走って、宮沢湖温泉に到着。
ツルツルとした温泉で気持いい。おまけに食事は1500円でバイキング。
ビールとバイキングで大満足しての帰宅になりました。
温泉からバスで飯能駅に向かうはずが、毎違えて反対方法のバスに乗ってしまった(涙)
それに気がついたのが、15分後でかなり先に進んでいる。
このままでは終点まで行って戻るしかないのか・・・。
なんと途中でJR川越線の武蔵高萩駅に停車することが分かり、一安心。
ここからなんとか帰宅できた・・・。
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