荒島岳
- GPS
- 08:58
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,286m
- 下り
- 1,284m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 6:10
天候 | 1日目晴 2日目 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
【3/2(土)】残雪が少なかったためバリエーションルートを諦め、一般登山道ルートに変更。そのため朝の出発ものんびり。日帰りでも十分な勝原コースですが、折角なのでテントで過ごすことに。
2010年春に廃業したスキー場のゲレンデ跡はガレて歩きにくく、暫くは雪もまばらで暑い〜! 春山というより夏山にきたのかと錯覚します。
ブナ林が地味に続き、お目当ての荒島岳はなかなか全容を現しません。途中、何度か純白の白山・経ヶ岳が望めるお楽しみポイントに遭遇します。少しずつ積雪も出てきて、しゃくなげ平への急登ではアイゼンをつけるか迷うところです。しゃくなげ平から少し小荒島岳寄りのポイントでテント設営し、身軽で荒島岳を目指します。エコバックがサブバックになるなんて目からうろこ? でした。
間もなく辿り着いた「もちが壁」はちょっとした傾斜ですが、越えるとその後は荒島ブルーに向かって、たおやかな稜線が続きます。美しい曲線を描く雪庇も目の保養になります。頂上で360°パノラマを堪能。東は御嶽山の噴煙までくっきり目に飛び込んできます。後で気象庁のホームページを見ると、この日は噴煙が500mも上がっていたようです。4年半前の噴火を改めて思い返しました。
テントに戻り女性陣が夕食準備をしていただいている傍ら、まったりと過ごしました。今回は水作りが要らなかったので、とても楽をさせていただきました。次の機会は担当します。CLがイグルー制作するのを観察。そして歓談しながら楽しい夕餉。
【3/3(日)】最終日の下山路は想像通り、前日の快晴の影響で雪溶けドロンコ祭り状態です。ゆっくり時間をかけゲレンデまで。そして初日に目を付けていたフキノトウをハントし終了です。
冬山の嶮しさはありませんでしたが、実は初めてのテント泊で熟睡できて、雪山に魅力された感慨深い山行となりました。(SAT)
<特記事項>溶けかけの霧氷は食感がよいです。
いいねした人