東京マラソン2019
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- GPS
- 03:46
- 距離
- 43.6km
- 登り
- 33m
- 下り
- 71m
コースタイム
- 山行
- 3:42
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:47
コース詳細はこちら。
https://www.marathon.tokyo/about/course/
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
前日の天気予報では、今日は曇りで温度も昼は12度くらいまで上がり、夕刻から雨の予報だったので、まずますのコンディションかと思っていたのですが、、、
新宿駅を降りたら、まさかの朝から雨。しかも結構気温が低いぞ。絶対に5〜6度位しか無い。
このあたりから、いつもテンション上がってくるのだが、今日はさすがにテンションだら下がり。
⇒そもそも、練習でも雨の中をまともに走ったことは無い。
前日から一日中雨の予想であれば、気持ちの整理もついたのだが。。。
ここでスタートまで待機。スタートしたらアルミポンチョは破棄する予定でしたが、スタート時にはけっこう冷えてしまったので、見てくれもへったくれも無く、結局は最後までこれを着たまま走ることに。
不思議なもので、ここを通過すると気持ちが高ぶり、自己新を更新するつもりで最初からとばしていきました。
しかし、流石に冷たい雨の影響は大きく、徐々にダメージが蓄積して行くことに。
以降、全く持って写真をとる余力無し。
無事にゴール出来ました〜。(^^)
が、ゴールしたあと、しばらくへたり込んで立ち上がることが出来ませんでした。35km過ぎが今までのレースで一番辛かった。(^^;
途中までは自己新いけるかなと思っていましたが、30km過からの落ち込みが激しく、残念ながら自己新+1分という結果に終わりました。
ゴールした後は、急速に体が冷えてきたので歩くだけでも結構辛かったです。
しかし、トップ選手以外でも雨具をつけていない人が結構いましたね〜。皆さん鍛え方が違います。
山屋の意地でスポーツタイツとランニングシューズ以外は普段の山行用です。(と言っても誰も分らんと思うが。)
家に帰って洗濯前に濡れた状態で重さを測ってみたら2kgもあった。どうりで疲れた訳だ。
濡れて重くはなってしまったが、重ね着した分、直接雨風に当たることは無かったため、その分、体力(体温)が温存されたので、これはこれで良かったです。
感想
今日は3年連続で東京マラソンに参加です。
従来と同様でチャリティランナーとしての参加です。昨年と一昨年の顛末はこちら。
【東京マラソン2018】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1389970.html
【東京マラソン2017】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1073726.html
今年も自己新を目指し、昨年よりもスピードを重視した練習(と言っても週1回だが)を行っていて、その効果も多少はあり、
5km、10km、20kmのカテゴリで僅かですが自己新を達成することができていました。昨年末までは。
この調子で最終調整と行きたかったところですが、年始を迎えてまさかのインフルAでダウン。
新薬「ゾフルーザ」のお陰か熱は3日程度で下がったのですが、その後の練習ではタイム劇落ち。たった1週間ほどダウンしていただけで、ここまで落ちるかとその時は愕然としました。
今にして思うと劇落ちと言っても5%位なのでそこまで深刻に考えることもなかったのだが、年始に予定していた長距離走が予定通りにこなせなかったあせりもあって思ったように調子があがらず、
年末のスピードが戻らない状況でレース当日を迎える事と成ってしまいました。(^^;
加えて、当日はまさかまさかの朝から雨。
普段でも雨が降ってきたら体が冷えるので練習を途中で切り上げていたので、
この状態で最初から最後まで走りきれるのか?非常に不安な状態でのスタート待ち時間でしたが、
不思議なもので、スタートGATEを通過すると気持ちが高ぶり、また、周りのランナーも雨など意に介さず飛ばしているので、自分もそれにひっぱられて自己新を更新するつもりで最初からとばしていきました。
その結果、中間地点は昨年よりやや早いペースで通過することができましたが、ここからが良くなかった。
体が冷えることを警戒して、通常のランニングウェア+ウィンドブレーカー(強風だった場合に着用する予定だったもので防水ではない)+ビニールのランニングポンチョ+アルミポンチョと言った重装備だったこともあって前半は濡れることなく快適に走れてはいたのだが、
・ポンチョの隙間から徐々に雨が浸透して重量増となったこと。
・下半身は雨ざらしだったので、だんだん冷えて足が動かなくなってきたこと。
・長距離走の練習が充分にできていなかったので、25km過ぎから両方腿の筋肉痛が始まり、左ふくらはぎに吊ったような痛みが始またったこと。
等々で、後半になってペースが維持できなくなります。
途中、屈伸運動をしてみたりして、ごまかしつつ、35kmまで到着しましたが、この段階で完全に足がとまってしまいました。
あまりに辛いので、ここで歩こうかという気持ちも頭をよぎったのですが、ここで歩くとサブ4は達成できないので(この段階では自己新はともかく、2年連続のサブ4は達成したかった)
「歩きさえしなければサブ4は達成できる」と自分に言い聞かせ、何か「歩いていれば必ず山頂につく」と似てないようで似てるよなとか、疲れから意味不明な事を考えながら、1kmづづ刻みます。
1km走ると残り6km、もう1km走ると残り5km、5kmだったら皇居1週と一緒なので行けそうかな。とかそんな事を考えながら走っていると残りの距離がどんどん減っていくので、何とか気持ちを切らさずに走りきることができました。
残り1kmになると家から駅までの距離なので完走を確信!と言いたいところでしたが、ここは丸の内ビル街の石畳ロード。アスファルトに比べて足への衝撃が大きく、ラストスパートどころかさらにペースが落ちて、ここを抜けるまで完走を確信することはできませんでした。
永遠に続くと思われた石畳を抜けると、目の前ににゴールGATEが見えて要約ここで完走を確信しましたが、既に力を使い切ったようでゴールした後はへたり込んでしばらく動けませんでした。
肝心のタイムですが、昨年の自己新より約1分遅れ。
自己新を更新できなかったのは残念ですが、自分にとって最悪のコンディションの中では、まずまずの走りだったように思います。
もし雨が降らなかったら?インフルにならなかったら?自己新を更新できていたかも知れませんが、
今回走って感じたのはそういう問題ではなく、長距離(長時間)への圧倒的な対応不足ということでした。
たとえ、コンデションが良かったにしても、25kmを過ぎると筋肉痛が始まっていたはずで、それは今までの課題を克服できていないと言う事になります。
以前から、長距離山行では標高2500mを超えたあたり(登山開始から3〜4時間ほど経過したあたり)から、とたんに息が上がって体が動かなくなっていて、
昨年までは、普段ランニングの練習をしているにも関わらず、この状況が克服できていなかったので、山は山、ランニングはランニングで、別のカテゴリなのかと思っていました。
確かに、そういう部分もあるかも知れませんが、
実は全てがつながっていて、低負荷で長時間の運動(例えばスロージョグ3時間とか)を組み入れた練習をすることが、長距離(長時間)の山行なりランニングを可能にするのではないかと、今は思い始めています。
時間との兼ね合いもあり、このような練習は中々難しいかもしれませんが、
短時間で最大負荷をかけるスピード重視の練習に比べて、恐らく体への負担も少ないいので、今年はこれに取り組んでみたいと思っています。
とか言うと、ランニング関係のブログに投稿するような内容になってしまいますが、本業は山屋なので、(昨年も同じような事言ってたような。)
とりあえず年1回のレースも無事に終わったことだし、これから気持ちを切り替えて、暖かくなったらどこの山に行こうかな?
まだまだ行ったこと無い山が沢山あるので、引き続き大好きな北アルプスとか南アルプスに出没する予定です。
猛暑で無ければ良いけど。ただ、今回の天気を思えば晴れてさえいれば贅沢言えないですよね。
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