中年初心者が撤退した「武尊山」冬山の怖さを垣間見ました。
- GPS
- 01:47
- 距離
- 1.6km
- 登り
- 177m
- 下り
- 178m
コースタイム
- 山行
- 1:17
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 1:37
天候 | ガス、時折吹雪、視界不良 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の降雪で、踏み抜き多数。 |
写真
感想
数日前からてんくらと睨めっこをし、谷川岳に決定していました。
関越の赤城辺りで前方の空が雲に覆われているのに不安を覚え、再度てんくらを確認したところ、ランクかCに変わっていました。
で、武尊山をみるとこちらはAだったので、急遽変更し沼田で下りました。
しかし、川場スキー場ゲレンデトップから先は真っ白。
ここでアイゼンを付けて出発しますが、前日からの雪で新雪と膝下までの踏み抜きで直ぐにバテてしまいます。
最初の急登を新雪に悪戦苦闘しながら登り、ハイマツ帯の平らなところを行きますが、場所によっては股下まで踏み抜き、向かう方向も怪しくなり、先行者の足跡と地図を見て確認しながら進みました。
ハイマツ帯を下りた所で先行していた方お一人が戻ってきました。
やはり、視界がほとんど無い為無理はしないとの事。
私もこのままの視界なら山頂は無理と判断し、目の前にあるはずの剣ヶ峰までを今日の目的地としました。
剣ヶ峰では、吹きっさらしの為か風が更に強く、小雪も混じりちょっとした吹雪状態。
相変わらず視界は3〜5mほど。
飛ばされないように、ここでストックからピッケルに交換し、去年ビビりながら下りた剣ヶ峰直下の急斜面を下りてみます。
雪がたっぷり付いていたせいもあり、昨年より格段に恐怖心も無く易しく下りられました。
しかし、天候は一向に良きなる兆しも無く、向かう先はなーんにも見えません。
私の経験とはいえない経験や技術とはいえない技術では、これ以上の行動は危険と判断して撤退しました。
駐車場を出て帰路についた頃には、雲も無くなり青空が広がっていました。
あと1時間我慢していたら素晴らしい雪山歩きができたのかも知れませんが……。
まさに、登山あるあるですね。
コメント
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同じ日、私は赤城山から武尊山を眺めていました。
近いけど全然気候が違うんですね。
実は私も雪山へ行きたくて去年の今頃、天神平でモンベルのアイゼン&ピッケルワークの講習を受けました。
ただnaotom3さんのように一人で本格的な雪山へ行く度胸はありませんでした。
赤城山が限界です。
講習の為に買ったピッケルもリビングに飾ってあるだけです。
12本爪のアイゼンも使ったのは1回きりです。
naotom3さんのレコを見るたびに俺も!と思うけどなかなか行けませんね。
今度はツアーでも探そうかな。
libさんは赤城山でしたか。
赤城山も真っ白じゃないですか!
精力的に登られていて、何時も凄いなぁと感心して拝見しています。
私なんか気力が湧かず、月一が精一杯です。
雪山といっても、晴れた残雪期専門です。
なんたって怖い!!
吹雪いたら、見えなくなったら、トレースが無くなったら、などなど恐怖におののきながら歩いてます。
今回は、もう少し根性が有ったら青空の下山頂まで行けたようですが、根がビビリなもんで早々に撤退を決めちゃいました。
これからの季節なら、天気の良い日を狙って天神平から谷川岳なんていかがですか?
libさんのスタミナなら何の問題も無く楽しめると思いますよ。
気力とやる気が湧いたら、小遠見からの武田菱や唐松岳からの真っ白な立山や劔を見たいと思っているのですが…
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