安達太良山
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 339m
- 下り
- 333m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
登山口であるスキー場駐車に着いたのは当初の予定から30分押しの午前8時30分。
駐車場には、すでに多くの車が停まっており、人の多さを予感させます。
この日は盛岡に帰る日でもあり、お盆の最終日でもあるため道路混雑が予想されていました。というわけで、下山のタイムリミットは12時!
短い時間のため、ゴンドラから頂上までの往復がやっとでしょうが…まずは行ってみましょう!
まずはゴンドラに乗り込み、薬師岳の山頂を目指します。
もちろんチケットは往復です。今日は躊躇しません!(笑
まだ9時前だというのにぐんぐん気温が上がってきておりゴンドラの中はサウナのようになっています。今日は三日間の中で、一番暑い日になりそうな予感…。
少々体調が心配です。
ゴンドラ山頂駅に着きました。ここからは当然ながら徒歩となります。
駅近くには展望所があり、周回コースも巡っているようですが華麗にスルー。
安達太良山頂を目指して脇目もふらず登り始めます。
最初は幅広の木道です。このあたりは遊歩道です。
軽装の観光客もいっぱいいます。
さくさく進んでいきましょう。
しばらく進むと木道は途切れ、砂利が敷かれ土留めされた道に変わります。
やや道幅も狭くなり、傾斜も増したような気がします。
ですが遊歩道には変わりなく、普通の靴でも問題なく歩けます。
…サンダルやヒールはやめた方がいいとは思いますが…。
道は悪くはないのですが、この区間私にとって思わぬ難敵が潜んでいました。
それは道の両側に生えた灌木です。ちょうど私の顔の高さに枝が張りだしてきていて、油断すると頬や額を引っかかれます。
さらにこの密生した灌木が風を遮り非常に蒸し暑い!
背の低い木なので風は遮っても上からの日光はまったく遮ってくれず、まるで蒸し焼き状態。あっという間にシャツが汗でびしょびしょになりました。
30分ほどで仙女平分岐まで登ってきました。初めて山頂方面の展望が開けました。
ここは広場のようになっているので、休憩ポイントとなっており大勢の登山者が休んでいます。あまりの暑さにクラクラしてきたので、私も休憩をとります。
ここで自分の体調に少々異変を感じました。。
三連登ということもあり、最初から体の重さは感じていたのですが…。
時間が押しているということでペースを上げすぎたのと暑さでバテて来たのかも…。
いずれにしてもここから先はペースを落とさざるを得ません。
仙女平から先は、いよいよ本格的な「登山道」になっていきます。
ゴロゴロと転がる岩の間を縫いながら進みます。
それにしても…暑い! いよいよ遮るモノが無くなりジリジリと日差しに照らされ
岩からの輻射熱も立ち上がってきて、上からも下からも熱が来ます。
しかも風もほぼ無風…、厳しい…。今日は比較的楽な登山になるはずだったのですが、思いの外ダメージを受けています。
5分おきくらいに立ち止まっては水を飲み、立ち止まっては水を飲みしながら、ようやく山頂の直下までやってきました。ここにきてやっと風が出てきてくれました。
体にまとわりついた熱気を吹き払ってくれます。
「あ゛〜、良い景色だな〜」
べ、別に景色を見るふりをして休んでいるわけじゃないんだからねっ!
風のおかげで体が冷やされ、だいぶ楽になってきました。
山頂まであと一歩、がんばって登ってしまいましょう!
ほら、すぐそこに東京には無いらしい「本当の空」が見えているよ!
なだらかな丘の上に、ぼこっと突き出した岩。それが安達太良山山頂。
最後の最後でちょっとした岩登りがあります。
短いですが鎖場になっています。混み合うこともあり慎重に登ります。
着きました、安達太良山山頂!
ここも昨日の磐梯山と同じく眺望の良い山ですねぇ♪
やはり昨日より湿度が高いのか、雲がかかり遠くの山は霞んでいますが、それでもやっぱり良い景色♪ 毎日こんな景色を眺めていると心まで澄み渡っていくような、そんな錯覚に陥ります。…実際は暗褐色に濁っておりますが…(笑
もっとゆっくりしていたいのですが、帰りの時間のこともあるので10分くらいで山頂滞在を切り上げ、下山の途につきました。同じ道をたどって下山します。
風が出てきた事もあって体に係る負担も少なくなり、非常に楽に下山できました。
ホント、登りでなぜあんなにグダグダになったのかわからないくら楽でしたね。
安達太良山、百名山に選定されるだけあっていい山でした。
しかし、今回たどったコースだけでは、安達太良の良さの半分もわかっていないことでしょう。もし次回登る機会があれば、くろがね小屋にゆっくりと滞在し山域を周遊する…そんな山歩きがしたいモノです。
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