平標山(ユウガイヒト沢)
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- GPS
- 05:53
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,031m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
午前中は全山パウダー。午後になると標高1100m以下くらいから、モナカないしは腐ったストップ雪が標高を上げてきた。 樹林内は新雪の3〜40cm下に固い層があり、これ以上表層の雪が重くなってくると微妙かも。 ユウガイヒト沢左岸尾根の南西側は雪庇の踏み抜きに注意。 |
写真
感想
午前8時に火打峠に到着すると、駐車スペースはおろか、登坂車線のかなりの距離まで登山者の車両が連なっていた。
数えていないが、100台近く停まっていたのではないだろうか。
閑散期の百名山よりも多いような気がするが、ここは昔からこんな感じなのだろうか?
ヤカイ沢南側のノーマルルートをひいこら上っていると、何組かのグループが気勢と雪煙を上げてパウダーの斜面を嬉々として滑り降りて来た。
早い時間帯の樹林内は良質のパウダーで、思わず一緒に滑りたくなってしまったが、ここで滑ってしまうと、もう登って来ないだろう。
我慢してそのまま稜線まで登ったが、当然のごとく雪は固くなり、ブッシュも散見されるので、標高差200mくらい手前で、やっぱり滑って帰ろうと思っていると、前後しながら登ってきたカップル(彼らはシッケイ沢を滑るみたいだ)に、絶対山頂まで行くべきだと強く勧められた。
もうすぐそこでしょということに加えて、頂上の向こう側は見える景色が違うというのと、次に来るときに滑る西ゼンも見ておいた方がいいじゃないのというのが、その理由とのことだ。(西ゼンを滑ると言ってもいないし、考えたこともなかったんだが....)
気力(というよりも脚力)を振り絞って山頂に立つと、確かに、お告げに偽りなく、そこには違う景色と、今の自分には滑ることができない西ゼンが広がっていた。
そして、実際にその先に滑り出すこととなった。
平標沢のドロップポイントを過ぎると、人の気配は急速に少なくなり、心静かと心もとないが相半ばしたが、結果、一人分残った先行シュプール(この方は極めて高い力量の持ち主)が大きな心の支えとなり、展望と粉雪(最後は腐り雪)の1000mを滑ることができた。
そして、林道の除雪終了地点で帰路につこうとしていた方(なんと神戸から来られたそうだ)と世間話しているうちに、火打峠に乗り捨てた車まで送っていただくこととなった。
皆さん。ありがとうございました。
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