四阿屋山 ~蝋梅、福寿草、節分草、そしてわらじカツ丼~
- GPS
- 03:10
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 525m
- 下り
- 526m
コースタイム
復路=10:45四阿屋山山頂-11:00両神神社奥社-11:05山居福寿草園-11:25花菖蒲園-11:35法養寺薬師堂-11:40両神温泉薬師の湯
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山居からつつじ新道へ至る登山道は、所々地滑りしており注意が必要です。 つつじ新道の鎖場は、垂直に近い岩場が1ヵ所あり、ある程度な力と勢いがないと苦戦するかもしれません。 安田屋 http://r.tabelog.com/saitama/A1107/A110701/11003381/ 小鹿野銘菓「八宮松雪堂」 http://www.hachimiya.ecnet.jp/ |
写真
感想
先週の物見山、日和田山登山に引き続き、近場の低山で残雪のない所を探していたところ、秩父郡小鹿野町にある四阿屋山が候補として出てきました。
この時期は蝋梅、福寿草、節分草が満開なのと、四阿屋山は低山ながら鎖場が連続し侮れないとの情報から好奇心を煽られ、今回の山行を決定しました。
節分草園に寄り、つつじ新道から山頂を目指すルートを考えていましたが、道の駅から節分草園まで車道を2km以上歩かねばならず、昼過ぎには天候が崩れるとの予報だったので、薬師コースからロウバイ園を経てつつじ新道に出るルートを取りました。
民家の脇を抜けた登山道は階段が整備されていて歩きやすいですが、尾根まで急な登りが延々と続き、息が上がりました。一旦車道に出て、ロウバイ園までそのまま車道を歩けば良かったのですが、また尾根道を歩いてしまい遠回りになってしまいました。
山居ロウバイ園の蝋梅は満開で、そのたもとには綺麗な福寿草も咲き誇っていました。晴れていれば黄色く輝いた花が背景の雪山と重なって、もっと綺麗に見られたことでしょう。
ロウバイ園からつつじ新道までは、斜面を削ったような細い山道が続き、所々崩れた箇所もあり注意が必要です。
大堤山居分岐点でつつじ新道に合流します。「上級者コース」、「初心者は迂回すべし!」との注意書きに気を引き締め直し、いよいよ鎖場を登ります。
と、いきなり壁が目の前に現れました(ほぼ垂直な岩場です!)
鎖を頼りに必死に岩にへばりつく息子。足の置き場に四苦八苦しながら一旦は戻ります。準備していた細引きとカラビナに手をかける私。
「鎖にあまり頼るな。」「登る前に足の運びを確認しろ。」
そして再び登り始めた息子。いざに備えつつも、必死にカメラを構える私。
勢いをつけようやく届いた窪みに足をかけ、何とか登り切ることができました。
「落っこちるかと思ったよ。」との息子の言葉に、「俺も落っこちるんじゃないかと構えたよ(カメラを)。」(笑)
とはいえ、苦戦は強いられるかもしれませんが、大人なら十分に登れる岩場です(但し油断や軽視は禁物です!)
いきなりの難所をクリアし、そこからは尾根づたいにのんびり登るのかと思っていましたが、急な鎖場が何度も続き堪えました。
山頂からは両神山と二子山が綺麗に見えました。ちょうど団体が下り始めるところで、息子と2人ゆっくり休むことができましたが、山頂は狭いです。
下りは両神神社奥社へ向かって下ります。つつじ新道に比べて道はしっかりしてるとはいえ、山頂から両神神社奥社までは急な登山道で、しかも狭いため、すれ違いに難を要します。
両神神社奥社からは緩やかで、階段も整備されていて歩きやすいです。
山居広場の福寿草園では綺麗な福寿草がピークを迎えていました。
薬師堂コースから花菖蒲園を経て両神神社、薬師堂を拝観し道の駅に無事下山しました。
天候も何とか持ち堪えてくれました。
下山後は薬師の湯で汗を流しました。
昨年末に両神山を登った時、ここ薬師の湯が定休日(火曜)だったため近くの国民宿舎両神荘の温泉に浸かりましたが、そちらの方が露天風呂があり、広くてくつろげました。但し料金は800円です。
福寿草をあしらった山バッヂ(400円)がフロントにありました。
道の駅の農産物直売所では、冬の間漬け込まれた「しゃくし菜」をオススメします。
節分草園(入園料300円)は道の駅から車で10分位です。白い小さな花が園一面に咲いていました。ここで薬師の湯の割引券を配っていました(既に入浴済でした↓)
お腹も空いたところで、帰りに小鹿野名物わらじカツ丼を食べに、元祖「安田屋」に行きました。丼からはみ出たカツが2枚。甘辛なタレがカツにもご飯にも染み込んでいて箸が止まりませんでした。息子もペロリと平らげてしまいました。
お土産には「八宮松雪堂」の小鹿野こいしも美味しかったです。香取慎吾も「うまいっ!」と絶賛するお菓子です。
周辺を取り巻く花園を巡るも良し、鎖場にチャレンジするも良し、温泉に浸かるも良し、小鹿野グルメを堪能するも良し…色々と楽しめる四阿屋山でした。
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