蓼科山 天狗の露地まで(白樺高原スキー場から 雪山散歩&スキー)
- GPS
- 06:41
- 距離
- 43.4km
- 登り
- 4,363m
- 下り
- 4,347m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
■雪山散歩&スキーへ
穏やかに晴れそうな土曜日。白樺高原スキー場から蓼科山に向かうこととします。蓼科山は、積雪期に女ノ神茶屋から山頂まで登っています。スキー場からの登山客は女ノ神茶屋に比べて少ないことが最大の不安要素で、何日か前に降雪があったことから、つぼ足(わかん)で登れるかどうかが問題でした。
まずは、スキーを少々楽しみつつ、様子をみることとしました(朝イチのファーストトラック、とても快適でした)。
■雪が深くて途中まで
蓼科山に向かったのは(確認できたのは)山スキーのお二人のみ。このうち、お一人は、ゴンドラが同じ搬器だったので、お話させていただきました。山梨の方だそうです。
これは、やばそうだということで、予定より早くスキーを切り上げて、登山装備にチェンジ。山へ向かうトレースは、スキーしかありません。つぼ足もありますが、カモシカ君?のもの。わかんを装着しようか迷いましたが、スキーのトレース幅が狭く、左右のわかんで干渉しそうだし、装着しても潜りそうだし、ということで、つぼ足のまま進みます。
見かけ上、スキーのトレースがあるのですが、容赦なく踏み抜きます。標高差100m上げるのに30分。このペースだと、山頂到着が午後1時を過ぎそうということで、程よい撤退場所まで行くことにします。展望のありそうな「天狗の露地」で、撤退することに決定。しかし、天狗の露地は登山道本線から外れるため、なんと、踏み抜いて腰下まで。雪をくずして進み、展望の良い場所で昼食とします。
この、天狗の露地。北アルプスが正面に見られ、素晴らしい場所でした。山頂には行けませんでしたが、これもありかな、と思いました。
下山していくと、ご夫婦が、わかんで登ってきます。山頂まで向かうとのことでした。雪がやわらかく、わかんでも潜ると言っていました。
■しらかば2in1スキー場へ
下山後は、しらかば2in1スキー場です。白樺高原スキー場とはリフト券が共通なので両方滑れます。登山とスキー場2箇所。全部同じ1日券ですので、たっぷりたのしめました。
しらかば2in1スキー場のゲレンデトップから徒歩1分で八子ヶ峰の山頂です。八子ヶ峰からは八ヶ岳などの展望が素晴らしいところです。(スキー場の稜線は、夏期に歩いていますが、展望の良い登山ルートです)
■おわりに
蓼科山の山頂は踏めず残念でしたが、十分に雪山を楽しめました。降雪後の状況や人の多寡、この経験を活かしていきたいと思います。
コメント
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satfourさん、こんにちは。
雪の蓼科山はお手軽でいいんですが、女神茶屋からは登山者が多過ぎでトレースも立派過ぎてつまらない(贅沢か?)。
なので、蓼科山は手軽に行けるのに眼中に無かったんですが、スキー場からだとゴンドラがあるのに意外と登山者少ないんですね。
天狗の露地で撤退でしたか、もったいないですね。
朝から気合入れて行けば、雪まみれになって頂上踏むのは楽しかったと思います。
4月以降になると林道が開通してスキー場側からも人がワンサカになるのですが、
今の時期、穴場だということが分かりました。
3〜4時間運転頑張って、元気があれば来年行きたい気分になりましたが、
もう本格的雪山行くこと無いだろうとスタッドレス廃棄してしまいました。
残念。
yamaheroさん、こんばんは。
ゴンドラ上駅でも女ノ神茶屋とは標高100m程度しか違わないので
わざわざスキー場からではないのかもしれません。
週の半ばに降雪があったのですが、そこそこ登山者はいるものだと思ったのですが、
まさかの(登山者としては)先頭になってしまいました。
もう少し早く登り始めればよかったと、反省です。
スキー場側ですが、女ノ神茶屋側に比べて斜度が緩いと思いますので、
スキーで登るならスキー場からの方がよいと思いますよ。
sat4さん、こんばんは、
昔、積雪期に登った経験から言うと、
スキー場側からは、確かに緩くて美味しいコースなんですけど。
さらに将軍平から森林限界までの大岩ゴツゴツ区間も雪で登り易くなっています。
しかし、その先の頂上までが鬼門です。
夏と違って直登になり、斜度30〜40度で北八にしてはかなり厳しいです。
ワカンやスノーシューはNGでキックステップ
雪質によってはピッケル・アイゼン欲しい斜度ですね。
上りは良いとしても、下りは初級者は苦労すると思います。
スキーで登るのはほぼ不可能です。
女神茶屋からのコースより、ワンランク以上難易度上ですね。
トレースが無い時の方が多いので、天狗岳(黒百合平ピストン)よりキツイかもしれません。
yamaheroさん、こんばんは。
女ノ神茶屋より厳しいルートなのですか。
なるほど、将軍平から先は、スキーだと担ぐ必要があるということですね。
とういことは、その先は、つぼ足の踏み跡がある?ということでしょうか。
もっとも、凍っていたりすると、その場で断念せざるを得なくなりますが。
距離は短い分、急坂なんでしょうねー
レアなコースだけに状況次第では大変なことになるんですね
まさにYMOーkazuさま向きのコース のようなので
是非行くようにそそのかしておきます
cyberdocさん、こんばんは。
女ノ神茶屋側に比べて、斜度は緩いです。
圧雪路なら、なんのことはなく、山頂まで行けるのですが、
時間との闘いに負けました。
途中ですれ違った、わかんのご夫婦によると、
週半ばの積雪は45cmとのことでした。
あの西吾妻山の時も、積雪でトレースは隠れていましたが
それでも10cmくらいではないでしょうか?
トレースさえ外さなければ、たいしたことなかったです。
いい勉強になりました。
satfourさん、こんばんは
単独行の場合、ラッセルや踏み抜きは辛いですよね。
思うように進めず、時間だけが経つ焦り。
展望の良い天狗の露地での撤退は賢明な判断でしょうね。
こう気温が高いと、スキーの機動力が威力を発揮しますね。
斜度さえあまりきつくなければ、踏み抜きはほとんどないので、快適に登れます。
下りが滑りやすいかどうかが重要ですが、蓼科山はあまり滑れそうもないのですが、
どうなのでしょうね。
一日に二つのスキー場とは贅沢だなあと思いましたが、
離れているのに共通券があるんですね。
この付近のスキー場は高低差はあまりありませんが、眺望を楽しむには最適ですね。
hirokさん、こんばんは。
スキー場はロケーションが良いだけあって、なかなかの展望でした。
1時間で標高差200mは、以前に燧ヶ岳に登ったときに経験しています。
あのときも、山スキーのトレースを追いかけたのですが、潜る潜る。
その再来となってしまいました。
単純計算で、山頂が1時半頃。適当な撤退地がないか考えながら登りました。
天狗の露地。展望の良いところで、それだけは救いでした。
女ノ神茶屋からのルートに比べて斜度がないので、スキー向きだと思います。
スキーのトレースしかなかったのもわかるような気がします。
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