八ケ岳・三ツ頭(〜ガスと疲労で権現岳は断念、帰りにカモシカと接近遭遇〜)
- GPS
- 05:30
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,210m
- 下り
- 1,210m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・6:20天女山登山口駐車場到着(既に4台ほどの先行客が) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場から天女山を経て天の河原までにはアイスバーンがあります。 ・前三ツ頭への急登は前を歩く2名が本日の先行者となり、ところどころで最大40冂のラッセルとなっていました。 ・三ツ頭に到着すると権現岳や赤岳にはガスが掛かり始めていました。 |
写真
感想
今日は低気圧が去ったものの高気圧は弱かったので期待薄だったのですが、前日の天気予報で長野県や山梨県の天気予報が晴天を告げたものだから、ついつい、またも八ヶ岳にやってきてしまいました。
今回は近めの権現岳を目指しました。天女山までの道路はまだ閉鎖されてて、徒歩で天女山に登ります。天女山と天の河原までのルートはアイスバーンがまだところどころあり、軽アイゼンを装着していた方がサクサク登れます。
前三ツ頭の手前の急登に差し掛かると、雪が深くなり、本日の先行者は2名程度らしいのですが、踏み抜きが多くなっていて苦労が伺われます。とはいってもそれを外すと大変だし、トレースしても大変だし、で、疲労が蓄積しました。自分なりの天気予報で本日の登山はなしと昨日の朝には判断していたものですから、きつめの筋トレをやったこともその一因になっていたようです。
前三ツ頭で先行のお一人に追い着き、お話ししました。やはり、本日の先行になったようで、ここまでは彼がラッセルし、ここからは連れの方がラッセルしているということでした。おかげさまでここまで来れてということで感謝させて頂きました。
疲労困憊ではありましたが、権現岳と赤岳は拝んでおきたいと思い、三ツ頭まで何とか登って来ました。そこには先行のお二人が揃っていらっしゃいました。曇っていて、また権現岳と赤岳にガスが掛かり始めてはいましたが、双方の雄姿はしっかり拝むことができました。風は次第に強くなり始めていましたが、そこで、乾杯&昼食です。先行のお二人は暫く休んだ後、権現岳に向かわれるようです。自分はというと、登るためのエネルギーは殆ど残っていないという感触です。お二人にお別れを告げて、帰途につきます。
休んだお蔭でエネルギーを復活できたせいか、下りはサクサクと降ることができて、っという間に前三ツ頭に来ました。すると稜線上の小さな樹木の近くでカモシカが木の芽を食んでいました。早速カメラで撮って、更に近づきますが、全く気にしないで、食べ続けています。とうとう彼?彼女?との距離は3m程に近づきます。勿論こちらを覗っていますが、逃げません。ならばということで、更に近づいて撮ってみます。1mまで近づいて撮ることができました。そんな距離でバシャリと音をたてて、写真をとっても反応しません。ペットのような距離感です。もうこうなったら、ということで、「おいで!」、「おいで!」などと家の犬にかけるように声を掛けますが、反応はありません。当然です。美味しい芽からは離れたくないのでしょう。私の方からお別れを告げて去ることにします。
前三ツ頭からもサクサクと降りて、天女山に到着。この後は登山道でなく、天女山への自動車道を下ってみましたが、動物の足跡や交錯するけもの道が多く、結構楽しめました。今回は天気が今一つだったものの、獲物の山はしっかり見れましたし、思わぬ拾い物もありました。
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