(北)別狩岳
- GPS
- 06:31
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 674m
- 下り
- 665m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 6:32
天候 | 雪 / 稜線は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 浜益温泉 日帰り入浴料金 500円 |
写真
感想
天気もイマイチの予報だしこういう日は近場の低山でまったりと山スキーが良さそう。別狩岳は約8kmぐらい離れて南北に同名の山が二つ並んでいる。その北側の方の別狩岳をkamekonさん、mikuriさんと登って滑ってみることにした。北の別狩岳は標高726mの山である。
ルートは途中に2か所ある三角点を経由してぐるっと周回縦走してみようという計画。ちょうど山岳スキーレース用?の超軽量スキー板を格安で譲り受けたのでそれの試用もしてみることにした。
五番川沿いの林道からスタート。しばらく進んで沢を渡ったところから尾根に取り付く。まずは標高400mの三角点「中山南」を目指す。尾根は細くて急なところも多くなかなかスムーズには登れなかった。
「中山南」からは何度かのアップダウンを繰り返しながら次の三角点である標高565mの「羅宇根」を目指して尾根を進む。「羅宇根」が近づくにつれ尾根も広くなり歩きやすくなる。どちらの三角点も今の時期は当然雪の下にあるわけで、あまり通過した感?は無かった…。
「羅宇根」からは広い緩斜面の尾根が広がる。ガスで視界は悪いけど進む方向は何となく見える感じだった。別狩岳の山頂が近づくにつれ風雪が強まる。ただ寒くないためそんなに不快ではなかった。別狩岳の山頂ではお互い写真を写したらシールのまま隣の標高670mの小ピークまで移動。そこでシールを外した。
東側の尾根に向けて滑り下りる。この時期としてはまあ悪くない雪だったけど…、僕はほぼまともに滑ることが出来なかった。何度も転んでしまう。滑りにくい板とは聞いていたがその通りだった。と道具のせいにしてみる…。下の方は腐れ雪でさらに難しい滑りだった。
川まで下りたら最後は林道歩き。ソールに雪がこんもりと付いてしまい高下駄状態となってしまう。歩きづらくてたまらなかった。きちんと板の手入れはしておくべきであった…。
天気は悪くても変化に富んだルートでそれなりに山スキーを楽しむことが出来た。やっぱり軽い板は楽ちんである。滑りにくさよりも軽さによるメリットは大きい。
すっかり春だと思ってきてみたら雪がわんさか降ってきてまさかの冬山スキーでした。装備はいつもの冬仕様だったので困る事はありませんでしたが最近の暖かさに慣れた身体には少しの寒さにも敏感で出発時はがっちり着込んでのスタート。
今回は雪山ガイドにも載っている未踏の別狩岳へ。低山とは言え一人だったら絶対行けない山なのにしかも三角点めぐりの縦走ができるなんとも贅沢なルートで連れて行ってもらえるとは!三角点マニアではありませんがありがたき幸せ!
スタートしてしばらくは平坦な林道歩きが続きます。すぐに暑くなり途中からシャツ一枚になりました。雪は降ってても気温は高めなので快適でした。
先に三角点を取りに行く尾根に入るためノーマルルートで行く長い林道歩きを短縮して渡渉となるのですが、ちょうどいい場所にスノーブリッジがありました。
帰りも合流してここを渡りました。
登りになると最初は調子良く進めていましたがだんだんシールがスリップして登りずらい箇所が増えていきました。何度かあった細尾根の登りは足場が崩れてなかなか登れなかったりして苦労する場面もありました。
急傾斜のトラバースでも足元が崩れそうで危うい場所もありゆっくり慎重に進みました
二つの三角点をゲットして最終目的地の山頂に近づくと風が強まり山頂と思われる辺りで記念撮影だけしてその場を離れました。
登り返して少し下った場所で滑走準備。
今回aoさんの板が山岳レース用のもので話には聞いたことありましたが、板を履いたままシールを剥がす技?を見せてもらい思わず連写してしまいました(笑) ブラボー!
滑りは上の方では割といい感じですが新鮮な雪の下の古い層が滑りの邪魔をする感じです。
下る程にそれが顕著になり最後の沢の急斜面は慎重に下りるのに必死でした。
帰りは五番川沿いを進み行きで渡ったスノーブリッジに合流して再び平坦な林道歩きを終えて無事ゴールできました。
冬に戻った感じでしたが山の状況は色々な雪質が混在する見た目ではわからない難しさがありました。
今回も楽しく色々貴重な経験ができました!
aoさん、mikuriさんありがとうございました!
ロング縦走予定は天候に恵まれずで、3人とも未踏の近郊低山の北の別狩岳へ山スキーで行ってきました。
駐車スペースが、路肩に1台分なんとかあり、朝から雪かきせずにすみました。
結構な吹雪の中スタートします。
最近春の陽気に身体も慣れてしまっていたので、とても寒く感じてしまいました。
林道歩きから始まりますが、昨日からの積雪が15cmから20cmはあり、真冬に戻った感もありますが、気温はそう低くはありません。
五番川結構な流れがありでしたが、心配していた渡渉ポイントもしっかりとしたスノーブリッジがすぐに見つかりで、これで周回ルートがとれる事となり未知へのワクワク感で一杯です。
それでもなかなかな細尾根があり、下はガリガリで段差もあったりと登るのに難儀してしまい、何度か引っ張り上げていただきました。
シールに雪が張り付き団子状態で重たさもあり、トラバースではスリップしてスムーズに進めないし、山頂間際の雪庇を乗り越えられずに、ズリズリ落ちてしまいました。
山頂では風雪も強くて写真だけ撮って、滑走する尾根まで少し登り返してから、シールを剥がして準備しました。
aoさんは超軽量スキー板を履いたまま、シールを剥がしていました。それは反則技でーす(笑)滑りは難しそうで、あんなに難儀している姿は初めて見ました。滅多に見る事ができない転倒シーンを目撃してしまった…
上部ではパウダーを楽しむ事ができルンルンでしたが、そのうちパウダーの下のガリガリにターンが難しくなって、修行の滑りへと変わっていきました。
kamekonさんは難しい雪質にもすぐに対応できているのは、ゲレンデで磨かれた滑走技術の高さがあってこそとみてとれました。
滑走を終えて、川沿いで少し登り返して板を真っ直ぐにした途端に、完全に登りきっていなかったようで、そのまま後ろに…(⌒-⌒; )
お二方に助け起こしていただきまして、ありがとうございました。
スキー板の滑走面が傷だらけなうえにワックスも塗っていなく、雪がはりついてしまって高下駄状態。登りも下りも今日は重たい板になってしまいました。シールを貼っていなくても登れるけど下りで滑れないのは…
林道歩きも終えて無事に到着しルーフBOXに片付けている時に、車からも滑り落ち後頭部を打ってしまいました。コンクリートかと思ったものは凍った雪壁でした。
下山後の浜益温泉で、靴のロッカー鍵がないないと探して焦っていたら、自分の腕に巻いていました…(⌒-⌒; )
小さな鍵をイメージして、一生懸命バックの中を探したり右往左往。
身につけているものを探しだすのは末期症状とも自分でも思うのですが、眼鏡とかはよくあるし、普段からこんな感じなのでした。
今日は私の注意力不足や道具の手入不足により、お二方にいろいろと助けていただき、ありがとうございました。
ご一緒していただき楽しい時間を過ごす事ができました。
家に帰るまでが登山という事で安全に気をつけていこうと思いました。
コメント
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皆様こんにちは。
先日人生初のシール貼っての山スキーをしましたが、
現在スキー脱ぐのも履くのも大変で、履いたままシールはがせたらどんなにラクかな〜
でも、そんなのありえないよね…
と思ってましたが、
不可能じゃなかった!衝撃です!(笑)
genesis1_1さん、こんにちは^ ^
私のK2の板も軽いのですが、片手でも軽々と持てる驚きの軽さでしたよ
山スキーデビューされていたのですねー
スキーの脱着やシールの扱いなどは、回数をこなしているうちに自然と慣れてきますよ。
私はいまだに手間取っていたりしますが…
北海道の雪山を楽しむなら山スキーは最高ですよ
今は日、時間、気象、地形によってなど様々な雪質が混在するため滑るのは非常に難しい時期ですが、春のザラメ雪で気持ち良く滑れる日も近いのではと期待しています。
町の雪は早くに解けて嬉しいのですが、山の雪は遅くまで残ってと願っています。
genesis1_1さんこんにちは!
私も最初は全てが大変でしたが、mikuriさんの言うように何度かやっていくと少しは慣れてきましたよ(^_^)
でも、スキーつけたままシール剥がすシーンは私も衝撃でした(笑)
genesis1_1さん
こんにちは。山スキーデビューおめでとうございます!
最近のシールはテール側にフックがついているものが主流ですが、貼り流しタイプのシールだと工夫すれば同様のことが出来るんですよね。まあ慣れれば板を外してシールを剥がすのも大した手間ではないですよ。
ぜひ雪山での滑走を楽しんでください。
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