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Yamareco

記録ID: 176015
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ハイキング
丹沢

日向林道〜大山(トレーニングに付き合う)

2012年03月20日(火) [日帰り]
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motch その他1人
GPS
04:13
距離
8.3km
登り
959m
下り
952m

コースタイム

累計時間 区間時間 時刻     場所
 0:00  0:00  0937     日向林道ゲート前P(入山)
 0:40  0:40  1017〜1023  九十九折登り切った地蔵がある広場
 1:59  1:19  1142〜1221  大山山頂(昼食)
 2:58  0:59  1320     九十九折登り切った地蔵がある広場
 3:28  0:30  1350     日向林道ゲート前P(下山)
天候 晴!
朝方は寒かったが、日差しが強く、気温が上がった。
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東名高速道路→小田原厚木道路 厚木西ICから約30分。
日向林道ゲート前の県営駐車場
(約50台、無料)

バス停の終点(日向薬師)から徒歩40分ほど。
コース状況/
危険箇所等
1.日向林道ゲート前〜九十九折登り切った地蔵がある広場
林道ゲートから九十九折登山道まで7〜8分程度、舗装路を登ります。
林道は、関係車両以外は立ち入り禁止で、ゲートが閉まっているので、
基本的には車両は通りません。
九十九折登山道に合流してからは、文字通りジグザグの急登が続きます。
ところどころ、段差のある木段がありますが、比較的登りやすいです。
雪、凍結は全くありません。

2.九十九折登り切った地蔵がある広場〜見晴台
景色が開け、気持ちよく尾根稜線を歩きます。
最初はなだらかですが、しばらくすると傾斜が深まります。
大体が木段です。若干ぬかるんでいる箇所がありますが、回避は容易です。
雪、凍結は全くありません。

3.見晴台〜大山山頂
しばらくは山腹をジグザグと登り続けますが、
ところどころルートが狭く、お助け鎖が張ってある箇所があります。
(急峻な岩場や鎖場ではありません)
不動尻分岐点(七沢温泉からのルート)の手前あたりから、
雪が出始めて急激にぬかるみがひどくなります。
大山の肩付近からは、溶けた雪と泥濘のミックスで、かなり歩きにくいです。
特に、下りは滑りやすく、注意が必要です。
軽アイゼンを使えば安全かもしれませんが、使っているひとは皆無でした。
日向集落の手前から。ああ、今日は待ちに待った快晴です。テンションが高まります。
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日向集落の手前から。ああ、今日は待ちに待った快晴です。テンションが高まります。
九十九折登山道をひたすら上がります。序盤なので、友人の足取りも結構軽いです。
九十九折登山道をひたすら上がります。序盤なので、友人の足取りも結構軽いです。
九十九折登山道を上がりきると、気持ちのいい尾根稜線の道です。
九十九折登山道を上がりきると、気持ちのいい尾根稜線の道です。
何の花だろう?
見晴台。
不動尻分岐の手前から、このように雪が出てきます。溶けている状態なので、ぬかるんでいます。
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不動尻分岐の手前から、このように雪が出てきます。溶けている状態なので、ぬかるんでいます。
大山の肩から山頂を見る。あとちょいです。
大山の肩から山頂を見る。あとちょいです。
大山だけに、大の字になったつもりですが、足ががに股になってしまっています(笑)
大山だけに、大の字になったつもりですが、足ががに股になってしまっています(笑)
友だちと。ぼくとしては、こういう写真は非常に珍しいです。
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友だちと。ぼくとしては、こういう写真は非常に珍しいです。
頂上本社の碑。
箱根方面がよく見渡せます。
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箱根方面がよく見渡せます。
こちらは小田原あたり。
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こちらは小田原あたり。
見晴台と不動尻分岐の間に、1か所だけ鎖が張ってある場所があります。
見晴台と不動尻分岐の間に、1か所だけ鎖が張ってある場所があります。
これはなんだろう?毒キノコ?
これはなんだろう?毒キノコ?
いたずら書きでしょうか、「日向薬師 2.8km」の下に「10分」と書いてあります。実際は、1時間弱かかるのに・・・。
いたずら書きでしょうか、「日向薬師 2.8km」の下に「10分」と書いてあります。実際は、1時間弱かかるのに・・・。
昭和55年の看板。ぼくが4歳の時からこの看板はここにあるのかあ。
昭和55年の看板。ぼくが4歳の時からこの看板はここにあるのかあ。
無事下山。あとは、林道を数分降りるだけです。
無事下山。あとは、林道を数分降りるだけです。
駐車場に帰ってきました。
駐車場に帰ってきました。

感想

今秋に穂高を縦走する約束をしている友人(横浜市在住)が、
昨今運動不足が甚だしく、秋までにしかるべき体力をつけるために、
適切なトレーニングをしよう、ということになり、
友人宅からさほど遠くない場所として、大山を登ることにしました。

奇しくも、先の雲取山、三頭山と同じく、
大山も小学校2年生に登った時以来、実に28年ぶりという、
少年時代を懐古するかのような登山となりました。
(そのときは、ケーブルカーの下からピストンで登った記憶があります)

どういうわけか、丹沢山系はぼくの登山歴において、
まったくというほど縁がなく、
大山と塔ノ岳を少年時代に1度ずつ登ったきりだったのですが、
今回の登山で「山と高原地図 丹沢」を購入して眺めてみたところ、
みなさんのレコからすでに想像はしていたのですが、
広くて、懐が深くて、ヴァリエーションに富んだルートであると感じました。

今回は、その中でも最も容易に登ることができる山を選びましたが、
いろいろなルートが頭の中でトレースされてゆき、
今後、実際にそこを辿るであろうときのことが楽しみになってきました。

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雪は、1000mを越えたあたりからありましたが、
今日は暑く、ベタベタに溶けていて、そこらじゅうぬかるんでいるので、
歩きにくいことこの上ありませんでしたが、
ぬかるんでいる区間がごくわずかということもあり、
危険度という点では極少でしょう。
実際、きちっとした装備で固まって登ったぼくが浮き上がってしまうくらい、
みなさんはハイキング感覚でさくさくと登っていました。

友だちは万歩計を装備していましたが、
距離は10km弱、時間は3時間ちょっとの間で、28000歩を計測。
登山に万歩計という発想は、ぼくには全くありませんでしたが、
こうやって計測してみると、普通に生活している中では、
そう易々とお目にかかれない数値が出ているのだから、
登山とは、かなりの運動量とエナジィを要するものであるということを、
改めて実感した次第です。

友だちとは、1か月に1度くらいのペースでトレーニングがてら、近場の山を登り、
秋の穂高縦走に耐えるスタミナをつけてもらいたいなと思いますが、
1度の登山でこれだけの歩数を稼いでいるのだから、
まあ大丈夫じゃないかな、と割と楽観的に考えている次第です。

なお、そのルートは、割とベタですが、以下の通りです。
上高地→明神→徳沢→横尾→涸沢→北穂南稜→涸沢岳→白出のコル→
奥穂→吊尾根→紀美子平⇔前穂→重太郎新道→岳沢→上高地
平均よりはちょっと頑張ってほしいところですが、
3年前に槍沢から槍→北穂南稜まで縦走したこともあるので、まあ大丈夫でしょう。
(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-128064.html)

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コメント

丹沢・大山エリアへようこそ!!
ようやく晴れ に恵まれでヨカッタですね。
お友達が「晴れ男」なのでしょうか?

丹沢、歩きたくなってきたでしょう?ふっふっふ...。
信じられないくらいルートがたくさんあって、交通アクセスもいいですし、
真夏以外は、イヤになるほど歩きこめると思います 

お待ちしております 
2012/3/22 18:12
歩きたくなってきました(笑)
ricalonさん、こんばんは。

「自称晴男」の友人のおかげで、めでたく晴れの大山を楽しむことができました

埼玉の奥武蔵・秩父エリア、東京の奥多摩・高尾エリア、
そして神奈川の丹沢・大山エリア。
この3都県を代表する山域は、近くて遠い存在でした。
もし、怪我をしなかったら、振り向くことなく行き過ぎていたかもしれません。
怪我をして、回復の過程で選んだ山域ですが、ハマりますね。
高いところばかり見てきたわたしにとって、目から鱗が落ちる思いでした。

「山と高原地図 丹沢」を見ながら、
山中湖から宮ヶ瀬湖まで何日で縦走できるかなと思ったのですが、
こりゃまたずいぶんと時間がかかりそうですね(3日?4日?)。
しかし、特に道志側は奥深くて、やりがいがありそうです。

うちからだと、丹沢はいささかアクセスに時間がかかるのが難点ですが、
この3エリアには今後も頻繁に通うことになると思いますので、
そのうち尊仏山荘あたりでお会いしましょう
2012/3/22 23:57
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