鷹ノ巣山(浅間尾根〜石尾根)
- GPS
- 07:57
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,337m
- 下り
- 1,591m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:57
天候 | 晴/曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
浅間尾根、石尾根とも全体に歩き易い道で道標もしっかりしている。 浅間尾根上部から雪道になるが普通に歩ける。鷹ノ巣山避難小屋からの石尾根は雪がまだ相当残っており柔らかめで踏み抜けに注意。鷹ノ巣山からの下りからは所々雪がない箇所があり、城山の足場の悪い急な下りでは雪は全くなくなる。 その先まもなく雪道が復活し、特に六ツ石山の北側トラバース道は凍結箇所があり注意が必要。この後三ノ木戸分岐までにも滑りやすい所がある。 奥多摩駅への下りは昭文社地図では破線表示の三ノ木戸林道コースをとったが、よく整備されていて通常の尾根コースより道の状態が良くお勧めできる。 峰谷バス停に暖房便座付きの綺麗なトイレがある。 |
写真
感想
2年ぶりに鷹ノ巣山へ。今回は浅間尾根から石尾根コースをとった。
休日運行のバスは奥多摩駅でも空席があり、終点の峰谷で降りたのは4組10人とまだシーズンオフを感じる。3番目に出発したが、他の方々とはその後一度も顔を合わせなかったのが不思議だ。
標識の指示のまま林道と奥集落を抜け1時間余で浅間神社へ。神社はあまり人の手を感じない佇まいでこれも過疎化が進んだ影響だろうか。ここから浅間尾根に登る。急な登りが続くが歩き易く、30分程度で尾根に達しなだらかになる、ここで間食休憩。周りはブナやナラの明るい自然林で心地よい。新緑や紅葉の時期にぜひ来てみたい所だ。
木々の間から三頭山が垣間見え、コンクリート製の水場が見えるとすぐに鷹ノ巣山避難小屋に到着する。
小屋前で食事中の二人に声をかけ小屋に立ち寄らず鷹ノ巣山に向かう。広い石尾根縦走路はなだらかな勾配から次第に急になり、振り返ると展望が開けてくる。日陰名栗山の向こうに南アルプスの白い峰々が見えて印象的だ。
鷹ノ巣山頂上は数パーティとそれほど混み合ってはいない。上空に青空が広がってはいるが遠くはうす曇で残念ながら冨士山は見えない。それでも三頭山、御前山、大岳山などの奥多摩の峰々、その後ろに大菩薩から丹沢の山並みが展開する。気持ちのよい眺めだ。雪の上で昼食をとり、ここでアイゼンを着けて出発する。
石尾根縦走路は広い防火線で切られているが周りはブナ、ナラの自然林で雪道の上を快適に歩ける。水根山や将門馬場は知らずに通りすぎていまい、雪のない城山の急な下りを目にしてアイゼンを外す。この後、六ツ石山のトラバース道は凍結していて滑りやすくて何かチグハグ感も。六ツ石山は今回パスし先を急ぐ。
三ノ木戸分岐に達し、三ノ木戸山に立ち寄ろうと縦走路脇の踏み跡を辿っていったが、三ノ木戸山の標識は見つからないまま、ここで間食休憩。
三ノ木戸山は断念し、分岐点に引き返し下りに入る。急なジグザグ道を下りて40分余りで林道終点に着く。ここには1軒だけ立派な家(別荘?)がありちょっと驚く。林道からは対岸に御前山方面の景観が楽しめる。
この後、林道とショートカット山道を行くこと50分で奥多摩駅に到着。
まだ冬の名残りが濃厚の中、何となく春の息吹が感じられる気持ちのよい山行だったと思う。
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