〔ついつい大山まで〕梅ノ木尾根より大山へ、下山は不動尻を経由
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- GPS
- 08:46
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,426m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
梅ノ木尾根から大沢分岐、大山尾根道までの道には鎖やロープなどは一切ない。しかし危険箇所がないわけではなく、大沢分岐の手前のやせ尾根やけっこう急なところもあるので注意が必要。 また奥の院分岐までの道標は古いものはあるがいわゆるはっきりした道標である。奥の院分岐から先は半手製のようなものやポールに手書きなどになるが道はわかりやすい。しかしP778付近など若干わかりにくいところもないことはないので道しるべには見落としなく注意する必要がある。 大山の近くでは残雪とぬかるみがあったがそんなにひどくはない。 広沢寺温泉の日帰り温泉は露天風呂しかないらしい、この時期寒いので別所温泉にいった。 |
写真
感想
広沢寺温泉から見城山、日向山、梅ノ木尾根を経て大沢分岐で回って大沢林道から戻る予定でいた。梅ノ木尾根を歩いているとき、「このまま大山までいってみるか」、という気が起こる。予定変更はよくないことだが。
奥の院分岐から先は登りがきつく相当へばった。大沢分岐にようやくたどりついたときは大山はちょっと無理かと思う。でもまだ時間がある、ほぼ自然に足が大山方向に向かった。
大山への尾根道直前の登りはこれでもかという具合に延々とある気がしてここでも相当へばった。大山尾根道(梅ノ木分岐点)到着は1時半である。登り始めて4時間だ。とにかく腹が減った昼ごはんにしよう。
大山方向に少し進んだ所に大山1.5K の標識があり、そこから広々とした尾根が続いている。眺めも素晴らしい。ここでどっかり座り腹ごしらえをする。大山の電波塔がすぐ目の前に見える。腹がふくらむと少し元気が出た。
これなら行けそうだ。天気もいいし風もない。上から若者が一人飛ぶように下ってきた。よし大山まで行こう。またまた足が大山に向かう。
展望台への分岐までくるとにわかに賑やかになる。展望台からの戻りの青年と一緒になる。いわゆる大山観光登山らしい。いろいろ話ながら登ると足は疲れているが元気がでる。
2時53分大山山頂に到着。しかし時間があまりないのででゆっくりしていられない。一息いれて双眼鏡で眼下の景色を見る。かすみがかかっているが横浜ベイブリッジなどもよく見える。さて早々に下山開始しよう。ストックを出し15時6分下山する。
大山への送電線に沿ったくだり道は雪とぬかるみで滑りやすい。慎重に下る。上のほうでなにやら咳払いが聞こえたので振り返ると中年ハイカーがどしどしと降りてくる。脇により道を譲る。なにかわざとらしい咳払いだったような気がしてちょっとしゃくに障る。
しかし結構速い。もともとなのか日暮れを気にしているのか。どうやらこの方面の最終ランナーになったようだ。まあ、マイペースで行こう。
まず大丈夫だとは思うが暗くなる前には少なくとも林道には降りられるだろう。万一に備えヘッドランプは持っている。と妙な自信をもつ。これはアブナイ傾向かも。
ともあれ5時に不動尻への林道に降り立つ。とりあえずほっとするが長い林道歩きがまだある。トンネルを過ぎゲートを過ぎ立派な橋を渡りようやく広沢寺温泉の駐車場に着く。6時すぎだった。あたりは薄暗くなっている。
来たときにいっぱい駐車していた車は1台もなかった。やはり最終ランナーだった。
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