快晴・新雪の谷川岳
- GPS
- 05:33
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 905m
- 下り
- 896m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:32
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイ 往復\2,060(大人) |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 全コース踏み跡あり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ビーコン
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ヘルメット
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感想
Kさんとお互い初めての雪の谷川岳へ。
前日は日本海側は雨ないし雪だった筈だが、この日は関東から日本海側まで殆ど雲のない快晴。平日なので人が少なくてラッセルしなくてはいけないかも、と心配していたが、始発のロープウェイから混雑して沢山の登山者が入る。
ロープウェイで天神平まで上がり、身支度して出発。暖かいので防寒着類はザックにしまい、薄いシャツとシェルだけで登る。最初から急登で、後のことを考えてペースが上がり過ぎないように注意する。
1時間くらいは急登と平坦な尾根歩きを繰り返し、所々に樹林の陰もあるが、その後はひたすらに斜面を急登するようになり疲労が急速に蓄積してくる。
出発から1時間半ほどで天狗の溜まり場に着いて大休止。周りを見渡すと関東北部・信州県境付近の山々が遠くまで続いていて爽快な雪景色。出発したロープウェイの駅が小さく見えて、少しの達成感も覚える。
ここからが今日の最大斜度の急登。最後の力を振り絞って登り続け、30分余りでやっと肩の小屋に辿り着く。既に疲れ果てているが、数分間の立ち休みだけてすぐにトマノ耳へ向かい、登山口から2時間40分でトマノ耳に立つ。
これで一安心するが、奥に見えるオキノ耳が素晴らしい景色で、そこにも沢山の登山者が見える。トマノ耳の頂上で数枚の写真を撮った後、再びオキノ耳へ向かう。
大きな雪庇を右に見ながら慎重に歩いて10分ほどで遂に最高点のオキノ耳に到着。今回の目標を達成できたので安心してドッと疲れを感じ、雪の上に腰を下ろす。空腹を感じるが昼食をあまり準備しておらず、コンビニで買った餡餅2個をKさんと分け合って食べる。
振り返ると南中時刻の日の光を受けて影を作ったトマノ耳が雪庇の形と相まって美しく、角度と場所を様々に変えて何枚も撮影する。そうするうちにどんどん人が増えてきたので、オキノ耳を後にしてトマノ耳経由で下山を開始。
地元から来た登山者がこの冬一番の好天という空の下の、この景色を忘れないようにと瞼に収めながら下りて行く。
ほぼ直登に近い斜面を登って来たので、下りも足には負担がかかり決して楽ではない。幾つかの箇所ではやや怖い思いもして慎重に歩を進める必要があって結構疲労する。
それでも頂上から2時間10分で登山口まで戻り、後片付けをしていると、見上げる二ツ耳にはやや低くなった日の光が当たって深い影を作り始めている。
期待した以上の好条件で初めての冬季の谷川岳に登頂でき、景色にも経験にも二人とも深い印象を残す山行だった。
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