カタクリ満開 🌺 三毳山♻️

2019年03月20日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.0km
• 登り: 429m
• 下り: 419m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:40
• 休憩: 1:50
• 合計: 4:30

8:20 みかも山公園南駐車場
8:50 9:00 三毳神社
9:10 中岳
9:30 9:40 みかもの関跡
10:10 10:30 三毳山
11:00 みかもの関跡
10:30 11:40 かたくりの園
11:40 中岳
12:20 みかも山公園南駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

（東北道）佐野藤岡IC

コース状況／危険箇所等

山域全体が「県立みかも山公園」で標識多数、危険箇所なし。

その他周辺情報

山麓にとちぎ花センターや万葉庭園など行楽施設多数。

写真

登山口は「みかも山公園南口」。公園駐車場開場（AM8:30）前の為「道の駅みかも」に駐車して三毳（みかも）神社奥宮への参道へ入る。(里宮は門の右手に鎮座している。)

門横に今春初の早咲き桜一本。

参道で今年最初の山花が出迎え。

参道横の美しい竹林、筍は見えない。

登山口から参道を一気に標高差170m上昇、振り返って南方眼下。

急峻な参道階段を息絶え絶えに上がって奥宮に到着。

白抜き文字の扁額。

神社から5分程でハング・パラライダー離陸地点(正式呼称を知らない)が現れる。逆光だが、東正面に筑波山が構える。

更に5分程で第2のピーク「中岳」(209.8M)到着。ここで北方の「太平(おおひら)山」が顔を出す。

主稜線中間付近で緩やかなコルに降りる。

東山道の関所跡とある。伝承が少々気になる。

緑の無い登山路で赤い標識は目立つ。

黄色い標識も栃木県内に多い。森林保険も有るんだね。

比較的新しい白標識。「タバコを捨てないで！」と言うより「吸わないで！」は、やっぱり酷かな？

気持ち良い登山路。でも真夏は暑いかな？

前方に最高峰の「青竜ケ岳」が構える。

3つ目のピーク青竜ケ岳（標高229M）山頂に到着。北方に冠雪の日光連山が霞むが写真には写らない。

狭い山頂で休憩中になんと保育園児の集団がやって来た。山頂は高齢者と幼児で一杯となり、逃げる様に先に降りた。

復路は関所跡から「かたくりの園」（山頂北側の「カタクリの里」とは別）へ迂回。路傍の黄花はキジムシロ。

花名不詳。スミレの同定は難しい。

かたくりの園に到着。柵から遠く、ピンボケのフクジュソウ。

同じくアズマイチゲ。

カタクリの群生地が現れた。

逆光で素人には上手く撮れない。

まさに満開。例年より早い開花だったが、間に合って良かった。

十分堪能、これで思い残すことなし。

復路最後は稜線を越えてヘアピン舗装道をてくてくと降りた。路傍のタンポポも時ならぬ陽気（21.5°）に驚きか。（画像終）

感想

tonkara

1 花粉症に悩まされ山行きのモチベーションもすっかり失せていたが、雪不足から早まる残雪登山の終了にやや焦りを覚え、少し鍛えねばと昨秋以来の山歩きに出掛けた。

2 とは言ってもすっかり衰えた足腰に不安もあり、先ずは近場の里山ハイキングからと、自宅から1時間弱で比較的杉樹林も少ない「三毳山」（みかもやま、最高峰は青竜ケ岳 229Mで、三毳山名称のピークは無い)を選んだ。

3 無風最高気温 21.5°という時ならぬ陽気に汗を掻きながらの稜線漫歩となったが、寄り道をした かたくりの群生地　では今が最盛期の満開の花に出会えた。暖冬で開花は半月程度は早まった気がするが、ジャストタイミングだった。

4 カタクリと言えば私には 想い出の花？でもある。子供の頃郷里北海道で両親に命ぜられ裏山のカタクリの葉を妹と二人でザルいっぱいに摘み取ったものである。茹でてオシタシにし、醤油をかけて食べた味と食感はまさにホウレンソウに似て軟らかく美味しかった山菜である。

5 南東北の残雪量は良くは判らないが、出来れば今春も残雪登山をしたいと思っている。 （おわり）