秋田駒ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 954m
- 下り
- 953m
コースタイム
11:35-12:00八合目12:15-12:30アルパこまくさ
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース : 旧田沢湖高原スキー場内を通る ピステ(雪上車)の圧雪道が八合目まである (状況は、田沢湖スキー場へ確認のこと) 温泉 : アルパこまくさ 他多数 |
写真
感想
かつて、スキー場が営業していた頃、リフトを利用して登ったことがあるが、それ以来の山行である。それから幾年月を重ねたことか。老年の域になったが、あの景観を求めて再び行って見ることにする。。
数日前の降雪で、ラッセルを覚悟していのだが、なんと幸運なことに、アルパこまくさから八合目までピステ(雪上車)が運行されていた。 何のことはない、ピステの踏み固められた走行跡を、えっちらおっちらひたすら進むだけでよい。 コースの外は、50〜60cmの新雪が、なだらかな旧スキー場を延々と覆っていた。
旧リフト跡のトップ辺りで、夏の車道と合流する。
八合目近くなってくると、これまでの林間コースと景色が全く違ってくる。
高い丘のような笹森山を正面に見ると、間もなく右手に、目指す秋田駒ヶ岳の主峰男女岳の一角が、吹き溜まりも鮮やかに、急峻な山肌を見せる。
八合目に到着すると、時を同じくして、2回目のピステも着いた。 アルパこまくさから八合目まで歩いて景観を堪能して来たのは、私だけだった。
この時期、名物の風も無く暖かささえ感じさせる。 小休止してこれからの荒れた斜面に備える。ここでも幸いなことに、1回目のピステの方々のトレースを利用させてもらえた。
さすがに八合目からは、淡々と進むわけには、行かない。 美しい風紋が所狭しと整列しているのだが、ところにはアイスパーンも混じり、スキーのシールが効かないこともある。 喘ぎ喘ぎながらも、阿弥陀池小屋に到着である。
男女岳、横岳から先着の方々が、スキーや、ボードできれいなシュプールを描いていた。 紺碧の空に真っ白な艶やかな山肌が浮かび、なんとも美しい。 ただこれが一たび風が吹くと豹変することを思えば、今日の幸いに感謝である。
頂上には、岩に着氷したずんぐりモンスターが幾つか耐え忍んでいた。
遠望も効き、ご近所の山々は勿論、鳥海山も清まし顔で鎮座しているのが見られた。
さて下山だが男女岳からの滑走は、雪質がやや重だったが痛快だった。
アイスバーン混じりの八合目までは慎重に下る。 そこから下へは、スキー場を滑るが如く、車道はくねくねと、旧スキー場は直線的に下って、はい! アルパこまくさ到着。 途中、車道を登る方が2名頑張っていた。
当初の心配をよそに楽しい時間でした。
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