秋田駒ヶ岳
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- GPS
- 04:47
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 801m
- 下り
- 801m
コースタイム
- 山行
- 4:09
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:41
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■シャトルバスで駒ケ岳8合目まで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■特に危険を感じる場所はないが、砂礫の道は滑りやすいので注意 |
その他周辺情報 | ■乳頭温泉郷で汗を流して帰路についた。 |
写真
感想
東北地方も遅い梅雨入りとなったが、この日曜日は午前中天気が持ちそうなので、以前から興味があった秋田駒のムーミン谷に行くことにした。家を出てコンビニ立ち寄り以外ノンストップの3時間弱でアルパこまくさに到着。始発には間に合わなかったが、次の6:30発のシャトルバスに乗れた。バスに揺られて15分ほどで標高1300m超えの8合目小屋だ。
小屋から歩き始め、まずは焼森を目指す。シャクナゲを横目に灌木帯の中を徐々に高度を上げていくと木が1本も生えていない焼森の山腹に出た。所々コマクサが咲いているが、小さいので地味な感じ。ミヤマダイコンソウの黄色やエゾツツジの赤紫色が目立つ。焼森山頂から横岳を踏んで大焼砂を下る。砂礫の尾根で吹く風が気持ち良い。この辺りではコマクサの群生が見事だ。遠く斑に残雪を抱く鳥海山、田沢湖の湖面には山肌が映る。眼下には緑豊かな谷地形の中に白い木道が伸びている。あそこがムーミン谷か・・・
そして大焼森からムーミン谷方面へトラバース。木道が出てくるといきなりチングルマの群生がお出迎え。すでに綿毛になっている所もある。高曇りの薄日の中、のどかな時間。駒池の辺りから見る男岳、女岳が作る谷の景色、なるほど何となく子供の頃に見たムーミンの世界観かも。
木道を離れ女岳方面に進む。黒い火山岩が堆積する道を辿ると女岳山頂。所々で煙が立ち上り地熱で暑いくらい。噴火警戒レベルは1だがここはまだ活火山なのだ。伝説によれば秋田駒最高峰である男女岳のおなめとは古語で妾の事で、男岳が妾を持っているので本妻の女岳が時々怒って噴火したとのこと(Wikipediaから)。何となく恐ろしいので早々に女岳を後にして、五百羅漢を経て急なガレ+ザレの道を男岳へ。男岳山頂は女岳と異なり大勢の登山者で賑わっていた。ここで風に吹かれ大休止。空には雲が多くなってきたがまだ雨が落ちてきそうな感じではない。
男岳山頂から阿弥陀池の畔に下り、阿弥陀池小屋でトイレを済ませたら男女岳を往復。木道を辿り片倉岳を経て8合目小屋に戻った。ちょうどシャトルバスが到着したところでそのままバスに乗り駐車場に帰ってきた。
まだ時間も早いので車を回収して乳頭温泉に立ち寄り。最奥の蟹場温泉で汗を流す。沢沿いの広い露天風呂には誰もおらず二人で貸し切り状態。なかなか充実した山旅だった。(TONO)
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