記録ID: 1778605
全員に公開
アルパインクライミング
道北・利尻
利尻東北稜
2019年03月30日(土) ~
2019年03月31日(日)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,698m
- 下り
- 1,691m
コースタイム
3/28
夕方に札幌発。稚内港の無料駐車場で仮眠。
3/29 晴 林道入口(12:00)林道Co1300(12:50)=C0
朝のフェリーで鴛泊港へ。町でしばらくだらだらして、昼のバスでアフトロマナイ川右岸の林道へ。バスで林道入口に下ろして貰う。林道は新しいモービルトレースがありラッセルなし。電波も入るので適当なところまで歩きC0。
3/30 晴 C0(6:00)・1003(8:30)三本槍(11:30)=Ω1
林道終点から沢型を渡り尾根に取り付く。ラッセル脛。・1003までは特になにもない。・1003過ぎてすぐにナイフリッジと岩稜。ここからは雪庇は左右に出ている。右側を捲くが意外と急で固かったので途中でEP。岩稜の途中で稜上に戻って次のナイフリッジの上を行こうとするが下りられなさそうなので左から巻く。以降スノーシューで行くには急だったり細かったりするが、脛〜膝まで潜る所数多。そこから少し行くと再びナイフリッジ。10m程ノーザイルで行き、その先も結構細そうなので、少し広い所でアンザイレン。コンテで15m程行き、少し安定した所でトップ笠井を腰がらみで確保し15m程。トレースつければ大丈夫そうなので後続は確保なし。ここからはザイルいらなそうなのでザイルしまい、雪庇の出た急な雪稜を行く。しばらく行くと岩稜があり、上を行こうとするが難しそうなので右側の雪壁を捲く。この辺りから気にならない風。その後は雪庇に注意しながら比較的太い雪稜を歩いて三本槍基部。ここで穴掘ってΩ1。東北稜核心ど真ん中の痺れるテンバ。
3/31 晴時々曇 Ω2(5:30)門登攀終了(8:30)懸垂終了(11:30)ピーク(12:30-13:30)北麓キャンプ場(15:10)鴛泊フェリーターミナル(16:20)
天気予報では高曇り。ドキドキしながら外に出ると無風視界無限。ナイフリッジを何ヵ所か越え、門。ブッシュとイボイボで支点とりトップ成田でザイル1p15m程。顕著な凹角をブッシュ掴んだりバイル決めたりして登る。意外と立っていて全装だとそれなりだった。中間はブッシュで4つ。後続はスタンディングアックスで確保。ローソク岩は左側のズボズボの急斜を巻いた。10m程行くと、雪面から残置シュリンゲが出ていて、オチウシナイ川側にabするトレースがあった。とりあえずもう少し進み、窓岩付近のブッシュを支点にアフトロマナイ川側に少しabして偵察するが、下まで届いているか微妙なこと、降りた後のルートが判然としないことから、登り返して違うところからabすることにする。支点からリッジを少し戻って、残置を使ってオチウシナイ川側にab40m。結局、計画のアフトロマナイ川側abではなくオチウシナイ川側abが正解っぽい。1.5h程時間ロス。そこから急な雪壁、雪稜を登り絶頂に達する。北稜をペタペタと歩いて下山。町で酒を買ってからフェリーターミナルまで。フェリー内で祝杯を挙げる。稚内で飯を食い、港の駐車場で寝る。
4/1
オロロンドライブで帰札。車内のラジオで新元号発表を聞く。
夕方に札幌発。稚内港の無料駐車場で仮眠。
3/29 晴 林道入口(12:00)林道Co1300(12:50)=C0
朝のフェリーで鴛泊港へ。町でしばらくだらだらして、昼のバスでアフトロマナイ川右岸の林道へ。バスで林道入口に下ろして貰う。林道は新しいモービルトレースがありラッセルなし。電波も入るので適当なところまで歩きC0。
3/30 晴 C0(6:00)・1003(8:30)三本槍(11:30)=Ω1
林道終点から沢型を渡り尾根に取り付く。ラッセル脛。・1003までは特になにもない。・1003過ぎてすぐにナイフリッジと岩稜。ここからは雪庇は左右に出ている。右側を捲くが意外と急で固かったので途中でEP。岩稜の途中で稜上に戻って次のナイフリッジの上を行こうとするが下りられなさそうなので左から巻く。以降スノーシューで行くには急だったり細かったりするが、脛〜膝まで潜る所数多。そこから少し行くと再びナイフリッジ。10m程ノーザイルで行き、その先も結構細そうなので、少し広い所でアンザイレン。コンテで15m程行き、少し安定した所でトップ笠井を腰がらみで確保し15m程。トレースつければ大丈夫そうなので後続は確保なし。ここからはザイルいらなそうなのでザイルしまい、雪庇の出た急な雪稜を行く。しばらく行くと岩稜があり、上を行こうとするが難しそうなので右側の雪壁を捲く。この辺りから気にならない風。その後は雪庇に注意しながら比較的太い雪稜を歩いて三本槍基部。ここで穴掘ってΩ1。東北稜核心ど真ん中の痺れるテンバ。
3/31 晴時々曇 Ω2(5:30)門登攀終了(8:30)懸垂終了(11:30)ピーク(12:30-13:30)北麓キャンプ場(15:10)鴛泊フェリーターミナル(16:20)
天気予報では高曇り。ドキドキしながら外に出ると無風視界無限。ナイフリッジを何ヵ所か越え、門。ブッシュとイボイボで支点とりトップ成田でザイル1p15m程。顕著な凹角をブッシュ掴んだりバイル決めたりして登る。意外と立っていて全装だとそれなりだった。中間はブッシュで4つ。後続はスタンディングアックスで確保。ローソク岩は左側のズボズボの急斜を巻いた。10m程行くと、雪面から残置シュリンゲが出ていて、オチウシナイ川側にabするトレースがあった。とりあえずもう少し進み、窓岩付近のブッシュを支点にアフトロマナイ川側に少しabして偵察するが、下まで届いているか微妙なこと、降りた後のルートが判然としないことから、登り返して違うところからabすることにする。支点からリッジを少し戻って、残置を使ってオチウシナイ川側にab40m。結局、計画のアフトロマナイ川側abではなくオチウシナイ川側abが正解っぽい。1.5h程時間ロス。そこから急な雪壁、雪稜を登り絶頂に達する。北稜をペタペタと歩いて下山。町で酒を買ってからフェリーターミナルまで。フェリー内で祝杯を挙げる。稚内で飯を食い、港の駐車場で寝る。
4/1
オロロンドライブで帰札。車内のラジオで新元号発表を聞く。
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感想
ようやく行くことのできた利尻東北稜。充実した山行だった。また行きます。
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