六甲山(新神戸駅→市ヶ原→摩耶山→六甲駅)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 851m
- 下り
- 844m
コースタイム
10:00 布引の滝
10:40 市ヶ原
12:00 摩耶山頂
12:10 菊星台
<お昼ご飯>
12:30 菊星台
12:50 天上寺
13:20 杣谷峠
15:00 阪急六甲駅
天候 | 曇り時々晴れ ※山の上は雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
今日はお休み。
昨夜、体慣らしに六甲山に登ろうと思っていたのですが、何も用意せずに睡眠。
起きたのは8時15分すぎ。
う〜ん、まったく緊張感がありません。
とりあえずザックに荷物を詰めて出発。
途中、朝ごはんにパンを買って地下鉄に。
そのまま新神戸駅までやってきました。
ここから市ヶ原を経由して摩耶山まで行こうかなぁという計画。
昔、よく通ったルートです。
新幹線の新神戸駅の高架下から登っていきます。
少し登るとまもなく山の中に。
神戸はほんと街と山が近いです。
15分ほど歩くと、布引の滝の雄滝に到着。
久しぶりに見たけれど、なかなか大きいね。
見ごたえあります。
そこからしばらくは緩やかな登りと平坦な道が続きます。
やがて大きなダムみたいなものが見えてきます。
そこが布引貯水池。
この下を布引断層が走っていて、それを目で見ることが出来ます。
やがて市ヶ原に到着。
新神戸から1時間。
ここでよくバーベキューをやったなぁ。
川が流れ、風が通るとても気持ちのいい広場です。
いのししが平然と歩いているところが六甲山らしいですね。
ここからは六甲山全山縦走路で摩耶山へ向かいます。
稲妻坂、天狗道というカッコいい名前がついた道です。
その名の通りなかなか険しい岩場が続き、どんどん高度を上げていきます。
景色が開けてきて、後ろを振り向くと明石海峡大橋も見えました。
このあたりが六甲山でも一番登りがいのあるところかなぁと思います。
やがて摩耶山に到着。標高は698.6m。
ここから5分ほど歩くと菊星台という広い広場があります。
ここからの神戸の街の眺めがとてもきれい。
大阪のほうまで見ることができます。
夏の夜はあちこちの花火大会が同時に見れて面白いんですよね〜
花火を上から見るのはなかなかない感じです。
ここでお昼ご飯。そしたら雪が舞ってきました。
やっぱり今年は寒い。
ご飯を食べているときに初老の男性から聞かれました。
「このあたりに軍艦の碑があると聞いたのですがご存知ですか?」
軍艦の碑?初めて聞きました。
知らなかったのでスマホで調べてみると、ありました!
近くの天上寺の境内に軍艦「摩耶」の碑があるということで、行ってみました。
軍艦「摩耶」
1928年川崎造船所(現在の川崎重工業)神戸造船所にて起工し、1930年進水。1944年10月23日、レイテ沖海戦で米潜水艦の雷撃により沈没。艦長以下336名が戦死。700余名の乗組員は武蔵に救助されるも、翌日、武蔵も攻撃を受けて沈没し、最終的な戦死者は470名。
実はこの「摩耶」ですが、映画「火垂るの墓」の主人公のお父さんが乗船した軍艦ということです。
さて元気があったらこのまま最高峰まで行って、そこから下ろうと思ってましたが、だんだん雪が激しくなってくる。
まさか!と思うほどの降雪で、みるみる地面が白くなってきます。
しかもボタ雪で体がどんどん濡れてくる。
風がないのでそれほど寒くはないんですけれどね。
杣谷峠まで行ってそこから杣谷を下って阪急六甲駅まで。
この道は徳川道と呼ばれています。
幕末に居留地に住む外国人との摩擦を避けるために、西国街道を迂回するこの道を作ったとか。
かなりの遠回りの迂回路ですね…
なんども沢を渡渉する気持ちのよい道です。
今度は登りで通ってみたいね。
そんなわけで懐かしの阪急六甲に到着。
今日は10kmほどしか歩かなかったなぁ。
出発も遅かったしね…
でも、春の花が咲き出すいいシーズンになってきました。
今度は縦走路を宝塚に向けて歩いてみたいね。
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