絶景の金峰山(瑞牆山荘往復)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,162m
- 下り
- 1,169m
コースタイム
→9:50/10:25金峰山山頂(五丈岩)→11:00砂払ノ頭→11:30大日岩→11:55大日小屋
→12:35富士見平小屋→13:00瑞牆山荘
天候 | 晴れ時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<雪の状況> 増富温泉〜瑞牆山荘: ノーマルタイヤ危険。 14時の時点でも融けていな所が多かった。 山荘前でも雪がチラチラ降っていたので、まだまだ注意が必要。 6時の出発時点で-8℃ 瑞牆山荘〜富士見平小屋: 下山時、麓の方はかなり融けていたが、富士見平直下はアイスバーン。 富士見平小屋〜砂払ノ頭: 終始アイスバーン 砂払ノ頭〜五丈岩: とにかく風に注意。 所々アイスバーンが。 滑ったら下界まで止まりません。 稜線上で-15℃ |
写真
感想
金峰山の五丈岩。
初めて見た時は「なんじゃ、こりゃー」という感じだった。
宇宙人が積み上げた岩という事は明らかなようだが、
自分にとってこれほどまでパワーを感じる場所は数少ない。
今年は雪山を頑張ってきたつもりだったので、
「今季の締め」として金峰山に挑戦したい。
ヤマレコで日々情報収集に努めてきたが、
「ラッセルで撤退」とか「突風で飛ばされた」とか、、、
素人の自分は果たして生きて帰ってこれるのか?
本当なら25(日)に挑戦する予定だったが、いつもの悪い(?)癖。
「人が多い山は嫌い」
26(月)は有給をとっていたのでこの日に決行することに。
幸いこの日の天気は午前中は晴天との事。
25に登られた方のレポを拝見し、結構な人数が登られたみたい。
それならトレースもあるだろうし問題ないかなと、この時は安易に考えていた。
前日登られた方のレポでは、「駐車場までの道路に雪はない」とあったが、
本日は断続的に積雪。
ノーマルタイヤではとても辿り着けないような状態だった。
「雪降ったのかな?」と思いつつも、瑞牆山荘前の登山口から登り始める。
いきなり凍結箇所の連続で早々にアイゼンを装着。
富士見平小屋直下から終始アイスバーン状態だった。
(下山後に瑞牆山荘の主人に話を聞いたが、昨夜は吹雪だったようだ。。。)
氷を砕くアイゼンの心地よい音、樹間から差し込む朝陽、
そして右手には富士山が見え隠れする。
そんな最高のシチュエーションの中、あっという間に大日小屋に到着。
確かここからは結構な急登なため、ストックをピッケルに持ち替える。
実は本日が初ピッケル。
夏には調達していたGRIVELのAir Tech Evolution。
使う機会がないまま本日、初お目見え〜。ちょっと嬉しい。
大日岩を過ぎ、砂払ノ頭まで来てヤマの様相が変わりだした。
今までは樹林帯の中だったため気にならなかった「風」。
音が違う。シェルの襟を口元まで上げ、完全防備で稜線上に上がった。
そして唖然とした。
大日小屋以降、自分が本日の先頭だったが、樹林帯は多少のトレースは残っていた。
それが稜線になると、強風からか、トレースが全く消えていた。
しかも雑誌とかで見るような雪庇(の小さいVer.)とかまであるし。
プロからすればあくびでもしながら歩けるようなレベルだろうけど、
自分にとってはドキドキものでした。
見よう見まねでちょっと内側を歩いてみた。
結果的に滑落しなかったから良かったのかな?
突風に耳を引きちぎられそうになりながら、なんとか五丈岩に到着。
う〜ん、いつ見ても立派。
PEAKには長い時間とどまらない派だけど、ここには長居してしまいました。
自分にとってのパワースポット。
冬の金峰山からもらったパワーはかつてないほど凄かった。
Kazu405さん、今晩は。
初めまして。
びっくりです。
昨晩は本当に吹雪だったのですね。
駐車場への道や大日小屋の屋根の雪が
全く変わってます。
この時期でも油断なりませんね。
ピッケルが同じなので、写真見てて忘れて
きたかと思いました。
どこかでお会いできること楽しみにしてます。
ではまた。
kurikuri8
Kazu405さん
冬季金峰山登頂おめでとうございます
ついにやりましたね
先日「来期も雪のヌカザス-三頭山をやりましょう」と語ったのが恥ずかしい
目指しているものが完全に違いましたね。
またどこかでお会いできたら嬉しいです。
kurikuri8さん
コメントありがとうございます!
文中の「前日登られた方のレポ」はまさしくkurikuri8さんです。
(出発前の夜中2時半に読ませて頂きました)
kurikuri8さんのレポを見て安心しきっていたのですが、
一晩で一変するようなところ、まだまだ冬山ですね。
あのピッケルいいですよね。
一生使い続けたいと思います。
doppo634さん
こんばんは!
いえいえ、個人的にはあの時の三頭山の方が、
体力的にも精神的にも全然きつかったです。
来季是非ともご一緒させて頂けたらと、今から楽しみです
夏山で、ラッセルに耐えられるだけの体力をつけておきます
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