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記録ID: 178650
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積雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

雌岳遠し片羽山(片葉山)_2012/3/25

2012年03月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:23
距離
9.8km
登り
910m
下り
904m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

 7時58分出発-8時20分夏の登山口到着-8時41分1合目-9時13分2合目通過-9時24分3合目-9時50分4合目-10時7分5合目通過-10時15分1031m手前の平坦部で小休止-10時43分6合目通過-11時35分8合目-11時58分雄岳登頂-14時20分無事下山
天候 曇り時々雪
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
笛吹峠の遠野側は道路の拡幅除雪が完了していましたが、釜石側は道路脇に寄せられた雪で道幅が狭いです

駐車スペースは、牛舎に登る手前の広く除雪した箇所です。3〜4台駐車可です。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストなし
入浴施設と飲食店は遠野市にあります。

感想

 毎週末、なかなか天気に恵まれません。
 お手軽系の山なら天気が悪いなりにも出かけるのですが、ロングルートの山だと予定変更ということになります。
 今回も、ここ2週ほど延期が続いているロングルートの山を諦め、少しでも天気が良い沿岸の片羽山に出かけてきました。
 なお、国土地理院の地図では「片羽山」なんですが、現地の標識は「片葉山」になっています。

 6時に待ち合わせ、高速を東和ICまで利用して、遠野に向かいます。
 遠野の道の駅でトイレタイムをとり、片羽山の登山口を目指し、笛吹峠を越えます。
 7時45分、県道から入って最初のカーブの手前が広く除雪されていたので、ここに車を止めました。
 ここの除雪は、すぐ上にある牛舎までなので、牛舎を管理している方がされているのかな!?
 たぶん、登山者用にわざわざ広く除雪していただいていると思うので、大変ありがたいことです。

 7時58分、3人がスノーシュー、ふたりがツボ足で出発です。
 しかし、牛舎を過ぎると、ツボ足では無理でした。
 片羽山は3年前の3月以来ですが、そのときよりも50センチほど積雪が多いです。
 結局、全員スノーシューを履いて、夏道の登山口を目指します。

 8時20分、登山口に到着です。
 ここからのラッセルが大変でした・・・。
 8時41分、1合目です。黙々とラッセルで登っていきます。この時点で、既に汗だく状態でした。
 9時、展望が広がります。奥の山に風車の支柱が見えます。
 9時13分、2合目通過です。あと少しで標識が埋もれるところです。
 9時24分、3合目
 9時50分、4合目
 10時7分、5合目通過です。山スキーに慣れると、歩きのラッセルがホントしんどいです。
 10時15分、1031m手前の平坦部で小休止です。
 ちょっと小腹が空いたので、食料補給です。
 ここで地図を広げて、現在地の確認と今後のルート確認して出発です。
 出発後、ちょっと登りすぎてしまったので、1121mとの鞍部まで下ります。
 ほんの少しでしたが、スノーシューでの下りは快適でした。
 10時34分、さあ1121mまで登りが続きます。
 斜度はさほどではないのですが、ラッセルが堪えます。
 10時43分、6合目を通過です。
 スキーで滑ると楽しそうな斜面で、ここまでのラッセルを考えると山スキーのほうが楽だったかも!?
 11時2分、雄岳に続く稜線が見えてきました。
 11時5分、雪庇の稜線を登っていきます。
 3年前と比べて、積雪は多いのですが、雪庇は発達していませんでした。
 斜度が急になったこともあり、ここからの登りが大変でした。
 スノーシューで直登しようとすると、雪が崩れバランスを崩して手をついてしまいます。
 そういうところは斜めに雪を切って登っていきました。
 11時35分 8合目を通過です。
 霧氷がとてもキレイになってきました。
 11時45分、樹林帯を抜けると、雄岳頂上はもうすぐです。
 11時58分、4時間かかって雄岳登頂です。
 ここまで天気は、晴れたり曇ったりでしたが、頂上手前ではいよいよ雪が降り始めました。
 風が強く吹かなかったのは幸いでしたが、雌岳に続く稜線はガスでハッキリせず、この日の雪のコンディションを考えると、雌岳登頂は諦めることになりました。  

 少し下がって大休止を取り、いよいよ下山です。
 スノーシュー、登りで苦労したところは、下りでも苦労するんですよね。
 バランスを崩して尻餅をついたり、えええい!尻セードだと最初からお尻で滑ったりと、みんな声を上げながら1121mまで下りました。 
 と、下りで苦労したのはここだけで、あとは快適にスノーシューで下りました。
 スノーシューで下るときは、ラッセルするくらいの雪が積もっていたほうが楽しいし、楽なので、あっという間に2合目まで下りたのですが、2合目から登山口までの雪が深かったこともあり、そこが長く感じました。
 14時20分、無事下山しました。
 お約束なのかな、下山した途端、上空に青空が広がってきました。

 今回は4時間かけて登頂しましたが、3年前は3時間で登頂していました。
 ラッセルで1時間余計に掛かったことになります。
 ん〜、なかなか雌岳に届きません。

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コメント

ラッセル
お疲れさまでした!
この時期にこんな深雪はなかなか無いですね。
今年は3月の降雪が異常に多いような気がします。
もうしばらくは雪山を楽しめそうですね。
雪崩注意ですが。
2012/3/29 12:15
ゲスト
mitugasiwaさん>
3年前に出かけたときは、下のほうは夏道が出ているところもありましたが、上は全くの冬山で山頂では吹雪かれました。
その教訓もあり、今回は万全の装備で出かけたのですが、まさかこんなラッセルになろうとは・・・。
でも、ラッセルはやまめさんにがんばってもらったので、かなり助かりました♪

この春は、例年になく雪崩に要注意です!
お互い気をつけて春山を楽しみましょう♪
2012/3/29 12:31
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