三瓶山 / 御鉢巡りのはずが悪天で超省エネ登山
- GPS
- 04:46
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 822m
- 下り
- 798m
コースタイム
- 山行
- 3:23
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:07
天候 | 小雨 / ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特になし 男三瓶山と女三瓶山の間は昨年4月の地震による登山道崩落のため通行不可 |
写真
感想
島根の名峰、日本二百名山の三瓶山(さんべさん)に登ってきた。
転職するまでに時間はたくさんあるので、その間にそこか遠征に行こうということになり、本当ならば日数のかかる鷲羽・水晶あたりに行きたかったのだが、この時期の北アルプスに突撃すると割とマジでタヒんでしまうのでこれは断念する。
そこで次に立てた計画が、日本二百名山の三瓶山に行って島根観光をするというもの。三瓶山は主峰の男三瓶山を筆頭に、女三瓶山、子三瓶山、孫三瓶山などいくつかのピークが火口を囲むようにして並ぶ連山である。ぜひ火口の周りを御鉢巡りしてみたいではないか。
奇しくもオレたち夫婦と同時期に退職した義妹も誘って島根へゴー。夜中に大阪を出て、中国道を爆走して島根へと向かう。
ところがあまりよくなかった天気予報の通り、出発してまもなく雨が降り出す。しかも米子道は雪のため冬タイヤ規制がかかっているのだそうな。ええっ、三瓶山大丈夫なのか?
予報サイトを見ると「昼前くらいからなら登れんじゃね?」的な表示が出ている。観光を初日にして登山は翌日にするという案もなくはないが、翌日の天気予報もビミョーな上に、スケジュールの都合上できれば今日登っておきたい。仕方なく御鉢巡りはあきらめて、ルートを短縮して登ることに計画を変更する。
というわけで、早朝から急いで三瓶山へ行く必要がなくなった。観光する予定の中で、一箇所だけ離れている道の駅酒蔵奥出雲交流館にまずは行くことにする。
冬タイヤの用意などあろうはずもないので雪の米子道に突撃するのは避けて、遠回りして島根入り。途中にある巨大なループ橋には「奥出雲おろちループ」と名付けられていて、神話の国へやって来たことを教えてくれる。
道の駅はネットやパンフレットには8時オープンと書いているので、8時前に到着する。ところが待てども待てども開かない。良く見ると9時オープンと書いている。どないやねん。
結局三瓶山にやってきたのは10時半ごろになった。準備などしているとなんとなく雨も上がったので出発。西の原登山口から、まずは扇沢のコルを目指して上がって行く。できれば子三瓶と男三瓶の縦走くらいはして帰りたいが、それも天候次第か。
1時間ほどで扇沢に到着。コルが近づくにつれて風に雨粒が混ざり出してきたが、稜線に出てみると下の火口から水分を含んだ風が吹きあがっているのであった。もちろん火口の眺望などあるわけもなし。協議の結果、まずは山頂を踏むことを優先順位を繰り上げて、後は天候と相談して考えることにする。
しかし、男三瓶へと続く道の急なこと急なこと。おまけに足場も悪く、ところどころ階段や道が崩落している場所もある。登るのも大変だが、足元の濡れている中ここを下ってくるのはさぞかし緊張感を強いられることであろう。ということで、割と早い段階で縦走はナシという合意形成が3人の間でなされたのである。
12:50、男三瓶山(1126m)登頂。
真っ白けで何も見えない。晴れていればさぞやいい景色なんだろう。
とりあえず山頂直下の避難小屋で天候の回復を待ちながら昼メシ休憩をとる。
待った結果、天候の回復はしなさそうだという結論に達し、早々に下山することに決定した。
15:10、駐車場へ戻る。登ってきた時よりも天候悪なってるし。
その語、近くの三瓶温泉へ。素晴らしい湯だった。
翌日、天候が多少マシになったので三瓶山へ戻ってくる。
サヒメルで展示を見学した後、観光リフトで女三瓶山へ上がってみようということに。
果たして女三瓶の山頂からは昨日見ることができなかった室の内の眺めや、出雲風土記の国引き神話の舞台となった薗の長浜の遠望を楽しむことができた。
その後行った出雲大社の周辺から三瓶山が見えるのにも驚いた。って山から見えるんだから平地から山が見えて当然か。
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