物足りなければもう一度登れ! 三上山(近江富士)
- GPS
- 03:30
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 598m
- 下り
- 583m
コースタイム
天候 | 降るのか降らないのか微妙な雲行き。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料でトイレもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
行程は長くないので標高が低いとはいえ傾斜は急です。 表登山道が岩の露出などが多く負担はかかりそうですが、私自身は特に違いを感じることはありませんでした。 地形は単純で道標も完備しており心配はありません。 ただ雨天時など足元が滑りやすいので要注意です。 |
写真
感想
標高432mの三上山。
この標高でこれほど目立つ山もないんじゃないかと思います。
琵琶湖畔の広い範囲から見える「近江富士」は、ひょっとして日本最古のランドマークじゃないでしょうか?
前夜のフィギュアスケートのおかげでほとんど熟睡できなかったこの日、家を出てから決めたのがこの山でした。
登山口からほぼ一直線に山頂まで登ります。
山道を歩き出すと体も心もテンションが高くなりますよね!
出だしのペースに体を馴染ませながら、この高揚感はどの山でも感じられるのに歩く山を迷っていたことがばかばかしく思えてきます。
小学生以下の子供たちがが遠足に来るような山です。
表・裏の登山道と東の花緑公園からのルートがあって、今日は表から登って公園に下りてみようか・・・
花緑公園に下りたかったのは、春休みで家族連れが多いだろうと思ってのこと。
バンガローに泊まっている家族が次々登ってきて賑やかになるんです。
去年歩いたのも確か春休みでしたが、お父さんお母さんに連れられて小学生の子供たちが張り切って登っている姿はとても微笑ましいものでした。
お兄ちゃんたちが下の子の面倒を見るシーンもあったりして!
(お父さんたちもカッコいいところを見せようとけっこう張り切っていたりしますね)
そんな風景に出逢いたいと思える平和な山です。
駐車場所から見れば全く反対側なので山を半周して戻ることになりますが、
今日は気の向くままのハイキングです♪
ところが中段の道に下りたところでとうとう雨がポツポツ落ちてきました。
もう少し下りれば公園ですし、今日は曇り→晴れの予報ですぐ止みそうですが・・・
足元が悪くなれば子供たちは登ってこないかな?
道沿いの休憩小屋で様子を見ていましたが、この中段の道を歩くことにしました。
この道は山を輪切りにしたように高さがあまり変わらず一周しています。
去年北側の半周を歩いているので南を歩くことに。
こんな小さな山でも斜面の方向によって雰囲気が微妙に違うのが面白いです。
シダの種類も場所によって変わり、このあたりは目線の高さではすっきりと見通しがきいているのに足元だけはまるでジャングルのようにシダが生い茂っています。
曇り空で薄暗い岩肌に時々苔の緑が柔らかく輝いています。
カーペットのようであったりネコの背中のようであったり、
見る角度によっても風合いを変化させて見ているだけで飽きません。
山の南手に女山というお連れがくっついています。
そちらにも寄り道をして戻ったところから右に上がると裏登山道です。
真っすぐ行くとそのまま中段の道で帰れるのですが、ことのついでにもう一度登ることにしました。
体力を消耗するほど歩いていないので、このまま戻るのはもったいないです。
足元の凹凸を楽しみながら、温まった体の動きの軽さを確かめながら山頂に到着。
この時間は朝よりも人が多くなっています。
家族連れはやっぱりあまり見かけませんが、団体さんが多くいて山頂はかなり賑やかでした。
幸い雨もすぐに止んであとは体を冷やさないようペースを守って下りるだけ。
午前中のハイキングで終えた今日の山行でしたが、2度登ったことでちょうどいいボリュームになりました。
散策ルートとしてまた歩いてみたいプチトレッキングでした。
コメント
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物足りなければ北尾根縦走ってのもありですよ
もう一回登るとはタフっすね
この日は午後から、ちょっと行こうかと思って
ましたが、結局行けずじまいでした
栗東ICを降りてすぐ見える山ですね。
名前も知らなくて、monsieurさんのレコを今拝見させていただいて気がつきました。
そうですよ ずっと気になっていたのですが「三上山」という名前だったんですね
結構急坂だろうなと見ていましたが、その通りなんですね
いつものmonsieurさんの細かな観察による文章で山の様子が手に取るように伝わってきました。
登ってみたいと思っていましたけど、登ったような気持ちになりました
シダが多いというお話しですが、山を歩いていて、どうしてこんなに群生しているのか不思議に思うことがありますね
雨が多いからでしょうか?
でも、琵琶湖の畔はいつも穏やかに晴れているように思いましたが…
今回の三上山、家を出てから行き先を決めたので地図を入れてなかったんです。
北尾根は去年妙光寺山まで歩いているのですが、好きにルートを決めてウロウロするにはいいエリアですね
よく目立つでしょう
私自身も昔から知っていました。
滋賀の湖東の地域は土壌の質によるのでしょうが傾斜の急なこんもりした山が多いのです。
みんな高くはないですが
日本海から風が吹き込む滋賀の気候は日本海気候と太平洋気候が入り混じっています。
伊吹や湖北、比良も豪雪地帯ですし山が雲を被るのは日常のことですね
読んで登った気になっちゃダメですよ
あ、でも来て登られると私のひとりよがりの文章がばれてしまう・・・
こんばんは。
近江富士といわれるだけあって、どこからも良く目立ちますね
先日も南比良の稜線からよく見えてました
梅?
5/48の写真、ウメではないでしょうか?
花の付き方などがサクラではないと思いますよ。
余計なお世話で申し訳ありません。
苔
苔なら屋久島へ是非。
おすすめは原生林歩道、鳥肌もんです
写真を大きくしてみましたがわからなくて・・・
遠目に色だけで桜だと思い込んでいました
いい加減なことですみません
屋久島ですか
苔をキーワードにするならいいですよね
縄文杉なんて見てみたいし・・・
行きたい所がまたひとつですよ
数年前まで殆ど毎日、仕事で近場を通ってました
当時は山歩きに興味が無く、可愛らしい容の山だな、って思ってましたが、そういえば沢山の人が登ってたのを思い出しました
たまにはのんびり、裏山気分で登るのもイイですよね
我が家の周辺にも三上山ほど特徴的じゃないですが、ボチボチ歩ける山が多いので、機会をみて登ってみたいと思ってます
ここは、花の百名山なんですよね
スミレが豊富で、ぜひ行きたい山です。
コケも情緒ありますね。
私も毎日この山の前を走っています
体力にまかせて・・・とか考え出すとこの山は素通りしてしまいますが、なんだかほのぼの歩きたい気分で行ってきました
花はまだまだの雰囲気ですが、歩くことそのものを楽しんだ時間でしたよ
今週はマキノの方に行ってみようかと思っています
ここが
・・・とびっくりしてしまいました
花の季節に登っていないので、自分でそのイメージは持っていなかった
そう聞いてしまうと季節を変えてまた登ってみなければ
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