523 谷川岳
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- GPS
- --:--
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 713m
- 下り
- 696m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:10
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
熊穴沢の頭手前の岩場は、雪が溶けかけており、通過要注意。その他は、積雪期装備で問題ないと思います。 |
その他周辺情報 | 仏岩温泉はぬるい浴槽、露店もあってgood。清潔で空いています。食堂も併設。イワナ定食や生姜焼き定食などボリュームもあっていつも楽しみに七ています。ノンアルコールビールもあるので、車利用でもプシューができるのが最高! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
ゾンデ
行動食
非常食
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
補助ロープ
|
感想
13日土曜日。所属する会の雪上訓練で谷川岳へ。
ヤマネコ氏の車に同乗させていただき、楽々土合口(ロープウェイ)駅へ。
今日はピーカンで、富士山や浅間山等がきれいに見える。
群馬県に入って、まずは正面に榛名山、続いて赤城山が見える。
どちらも、山頂部にうっすらと白さが残るが、どうも雪は少なそう・・・。
やがて関越道は山の中に入り・・・来たー!白い山並み。
青い空に白い山・・・こんな山に登れるようになるなんて・・・昔は思いもしません
でした。
でも、ちゃんと技術を磨かないとね。
という訳で今日は、絶好の登山日和だが、我慢してマチガ沢へ。
まずはテントを設営して、夕食材料を、雪の中深く埋める。
以前、浅く埋めていたら、烏にやられた。
あいつらは賢い。
ちなみに、その時は、食料だけでなく、缶ビールまでつつかれ、漏出という最悪の事態にまで至った。
土曜日の訓練は、雪上歩行(ツボ足、アイゼン装着)、滑落停止(滑りだしてすぐ止める訓練。一般的な停止訓練(ノーアイゼン、ザック背負い、アイゼン付き)、ビーコン捜索、弱層テスト)など、盛りだくさん。
特に、滑落し出してすぐ止める(とにかくピックを突き刺して止める)訓練は、すごく重要だと思った。でもなかなか、できないんですよね。やはり、訓練は重要だと感じた。
テント場は、朝は雪が残っていたが、訓練が終わると溶けていた。
テントを移設して、雪のないところに移してから優勝を作成。
雪の下に閣れてたフキノトウを探して、女子テントの皆さんが天ぷらにしていただいた。美味しかった〜。
わが男子ヤマネコテント(男3人)の夕食は、豚しゃぶ(一人200G見当。3人でレタス1個。エリンギ、マイタケ1パック)。味付けはトマトジンジャー?味。そえられたミョウガがうまい!
しめは雑炊。(アルファ米2パック)であった。
他にきゅうり3本。プチトマト。がつまみに加わり、雪で冷やしたビールとお酒で食が進む。
開けて日曜日。
朝は、各自であったのでフルグラ・・・小分け袋の50gでは足りない。もう一品と、追加のフルグラ(用意はしました)が必要。
さあ、今日は谷川岳実践登山で訓練。
7時半過ぎ、土合口駅からロープーウェイに乗車。
天神平駅に着くと、さほど寒くもなく、うすい高曇りで、青い空ではないものの、視界は良好。結構遠くまで見渡せる。
谷川岳も早くおいでよと呼んでいる。
今日は午後から悪くなる天気予報なので、まずは天神平駅前で記念写真を撮って4人ずつ、2班に分かれて行動開始。
田尻尾根までの急な登りで大汗をかいて、まず一休み。ここの尾根のところには、すごい雪庇ができていた。
こりゃ、上から踏み抜いたら危ないよねと、言い合いながら、衣類調整。
まだまだ、天気は持ちそう。休憩は短めにして、すぐに出発。
やがて、熊穴沢の頭の手前の、登り(往路)では下ることになる岩場に到着。
ここは、すでに雪が溶けかけていて、岩場が露出している。滑りこけると下まで真っ逆さまなので、岩場にアイゼンを履いた足を慎重に乗せながら、一歩一歩確実に進む。
熊穴沢避難小屋は完全に埋没していたが、中へ降りられるように、穴が掘られていた。だけど、雪が内部に侵入している模様。(残雪期の茂倉岳避難小屋も同じ状態であった。使ったらドアは締めましょう)
ここから、急な登りが始まる・・・。息が上がるが、なんとか登っていく。
上部まで上がっていくと、登りでは左側にクラック。
ここから崩れたら・・・と思うと結構怖い。
なかなか見えなかった、肩の小屋がようやく見えた!
やったぁ。もうすぐ!
11時を回って、ようやく肩の小屋の上の分岐に到着。
まだ天気は保っている。
いざトマの耳へ登頂!
予想外の360度パノラマが広がる。
オキの耳への稜線には、ものすごい雪庇ができていて、ちょっと危なそう・・・。
別パーティの人が先行する仲間に「危ない!落ちるよ!」と必死に声をかけている。
我がパーティは、昨日の訓練で疲れてもいたし、天気も下り坂なので、今日はここで引き返すことで全員一致。無理は禁物。また来ようね。
(確かに、5月末の残雪期にまた来ました。谷川岳直下と一ノ倉岳に雪が残っていました。)
下りは、楽々。
あれだけ苦しかった急斜面をザックザク下る。
スノボーの人たちが斜面を滑り下っていた。楽しそうだけど、左側の谷底に行ったら、真っ逆さまだよな〜。
天神尾根が細くなるところからは、スノーボーの人たちも尾根を忠実に下っていたので、我々もその後を歩くことに。
しかし、スノボーで圧雪(というほどではなく、整地というべきか)された所は、表面数センチだけ滑る感じがしてちょっと怖い。
それから、気を付けたつもりだったが、下りで一回アイゼンをズボンの裾にひっかけて前のめりに転倒。幸い、緩んだ雪だったのですぐ止まったが、危ない・・・危ない・・・。
13時過ぎ、全員無事天神平駅に到着。
帰りは、仏岩温泉に寄って、ノンアルコールビールで祝杯をあげ、関越の人となったのでした。
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