ユガテはこの時期まさに桃源郷-日和田山 スカリ山 ユガテ-
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 560m
- 下り
- 539m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰りは東吾野駅〜高麗駅まで電車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは高麗駅改札口を出て右側の階段手前に設置されています。 特に危険箇所はありません。トイレは日和田山登山口と高指山下の東屋、ユガテにあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
計画書
ヘッドランプ
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
|
感想
3月一杯で退職をむかえ、さあこれからというときに、4月1日から体調を崩し、発熱をして二週間ほど回復しませんでした。この春は、長男が埼玉に転勤になり、県東へ家族で転居してきた手伝いや、次男の転勤による転居、末娘の結婚のための転居など、万全でない体調ではありながらその準備にも追われてもいて、山行どころではありませんでしたが、ようやく一段落(とは言いながらもまだまだこれから忙しいのですが)ということで出かけることにしました。
昨秋以来の日和田トレイル。花盛りのユガテを目指して妻と二人で出かけました。
よく晴れて青空。暖かい日です。日和田では桜は終わりをむかえ、ツツジが咲き始めていました。春は山道にいろいろな花があって楽しみながら登ります。いつもは見晴らしの丘をまわりますが、今日はそちらをまわらずに男坂から登りました。金比羅神社前からはまだ雪をかぶった富士山や大岳山、御前山が見えます。南には大山や丹沢も見えます。足下には桜が終わりかけた巾着田。美しい春の日です。
山頂からは筑波山が霞んでようやく見える程度でした。お会いした飯能市から来た方はこれから高麗峠を通って戻るとおっしゃっていました。僕たちは日和田山の北側を下山し高指山方面へ向かいます。駒寺の集落を物見山方面へ登り始めると、手袋が片方落ちていました。拾ってみると、今落としたばかりのようです。たぶん、僕たちの少し前を歩いていた人たちのものだなと直感的に思い、物見山で休むだろうから追いつけるだろうとその手袋をポケットに入れました。物見山へ到着すると先を歩いていた二人がいたので「手袋落としませんでしたか?」と尋ねると「落としました」というので拾ってきた手袋を渡しました。山頂のベンチは新しくなっていました。
桜の花びらが舞う中で、軽食をとり、北向地蔵に向かいます。
北向地蔵を過ぎて、暫く車道をあるくと右にスカリ山への案内板が出てきます。それに従って山道を登ります。観音ケ岳は巻き道もありますがとりあえず山頂を越え、スカリ山へ向かいます。
スカリ山ではご夫婦(だと思う)が昼食をとっていらして、僕たちがこれからユガテへ向かうと言うと、「今日はとってもきれいですよ。今まで来て、[桃源郷]といわれるのが分からなかったけれど、今日はよく分かりました。」とおっしゃいました。僕たちも多分、今日辺りはよいのではないだろうかと考えてユガテをメインにやってきたのです。
エビガ坂を経て、ユガテへ向かいます。そしてユガテはたくさんの桜やツツジ、菜の花、そのほかのたくさんの花々に彩られ、まさしく桃源郷でした。樹齢数百年はいっているであろう、大きな大島桜も美しく咲き誇っています。休憩する広場のしだれ桜も輝いています。いくらでも見ていたい風景です。昼食をとり、カメラを持ってぐるっとひとまわりしながら撮影をしました。昨年秋に何度か訪れたときには、春になったらきっと来ようと思っていた願いが叶いました。花々が青空に映えています。
一時間弱滞在して、名残を惜しみながら、東吾野駅に向かって下山しました。下山途中も、すでに桜は終わりかけていましたがそれなりに美しい風景の中を歩くことができました。地元の方なのでしょう、「一週間前がちょうどよかったのよ・・・」と教えてくれました。それでも十分美しかったです。
天気もよく、春の桃源郷に心を満たされながら帰宅の路につきました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する