野呂山を下って登る(膳棚山〜二級峡〜下石内〜膳棚山)
- GPS
- 06:25
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,118m
- 下り
- 1,106m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
他の方の記録を見ると、十文字ロータリーから膳棚山へは、右手の山道へ入らず舗装路を山頂近くまで進んだほうが良いとのことです。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-179088.html |
写真
感想
十文字ロータリーの駐車場に車を停め、膳棚山山頂へ向かい歩き始める。
舗装路を少し進むと右手に赤いテープが付いた幅の広い道が現れ入ってみるが、1分も経たないうちにススキの藪に阻まれ引き返す。地図を良くみると方角も取り付き位置もおかしい。
再び舗装路を進むと右手に「野呂神社」と道標が付いた道があったので入ってみる。この道は問題無く進め、社殿の裏に奥へと続く道を見つける。この道を進んで行くと北側が開けたところに出て、民家が見えた。こんな山頂部に民家があるとは驚きだ(後ほどGoogle Earthで見ると10軒近くの民家or建物があった)。
ここから南西方向へ赤いテープが続いていたのでそれを辿ると二面を電波塔の金網フェンスに遮られた山頂、三角点を見つける。
再び民家の前の三叉路まで戻り、中国自然歩道の道標に従って北西方向へ下り始める。前日の雨でところどころ水が溜まっている箇所はあるが、やはり中国自然歩道とだけあって全体的に歩き易い。
郷原野呂山線と交わり、皐月橋の袂から少し下って石内への道を左に分け、北側の尾根へと上がって行く。
この辺りが道標に書いてある距離からすると勧農坂。尾根へと登り切ったところの道標に「勧農坂」と書いてあるのだが、結局どこが勧農坂なのか分からない。
この道標があるポイントから北側に「前平山→」という小さい案内板があった。僕が知っている前平山はもっと広島国際大学(黒瀬キャンパス)寄りにあるはずだが、もしかしたら展望が良いかも知れないので尾根伝いに行ってみる。途中、2本の人工物が見え、旧海軍省 石柱という札があった。安浦方面の展望がやや良い、というだけ。
またしばらく尾根を進むと723.6mの前平山三角点に着いたが、残念ながら展望は全く無かった。
分岐へと戻って再び北西方向へ下っていくと、未舗装路との交差部で視界が開け、この日開通した「東広島・呉道路」、灰ヶ峰、絵下山が良く見える。植林の中を下り、沢を渡って少し進むと郷原野呂山線との交差部。左の谷には巨大な「もみじ橋」が架かる。ここから10分も下れば広島文化学園大学郷原キャンパスの上の登山口に出る。
中国自然歩道なのだが、登山口には、「警告 ここより上 国有林間 わな、入山禁ずる 即、110番」と札が掛かっていた。
車道に出て少し下にある案内板の左手から自然歩道が続いていたようだが、藪っぽかったので、農地の間の細い道を通って二級峡へ続く道を行く。ダム湖の前に出ると灰ヶ峰へ続く道を分け、谷に沿って付けられた歩道を歩いて行く。
急な階段を下り、甌穴橋(何故かふりがなは「おおけつはし」)まで来ると、激しく抉られた淵と水の流れが見え、久々に渓谷美に魅せられる。
舗装路まで戻って国道375号を下石内のバス停まで下り、再びここから入山する。民家が途切れ、川沿いの道を登って行き、最後の田畑の道を過ぎようとしたところで軽トラックの横に立っていたおじさん(お爺さん)に出会う。「今(午後)から山へ行くのか?」と聞かれ、「上に車を置いていて、こうこうこういうルートで歩いているのだぞ。」と告げると、「あそこに太い林道が出来たせいで騒音が酷い。うちの田に繋がる道を整備してくれれば良いのに。」と。
それから話は派生し、聞いてもいない年金や消費税の話、○○工業の社長や専務の話、野球をやっている孫の話などを一方的に延々とされてしまった。僕は楽しそうに耳を傾ける姿勢を捨てていたのだが、「んあっはー。」とか言って、おじさんは終始上機嫌だった。
また次の話題に移りそうなところで「日が暮れるから行きます」と言って去ったのだが、「あんたは元気だから大丈夫。」って、そういう問題ではないのだが...
ちなみにここで約45分のロス。久々に単独行の恐ろしさを思い知った。
歴史ある石畳の道を登り、谷沿いの道を登ると皐月橋に出る。ここからは朝に下ってきた道を登り返すのみ。
帰りは膳棚山の山頂から東に見えた道を素直に下ったのだが、道はくねくね曲がって一本杉の横を通り、野呂神社の入口のすぐ近くに出た。
舗装路は西のほうまで延びていくつかの電波塔には続いているようだが、膳棚山への正規ルートはどれなのか定かに出来なかった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
下って登る気にはなれん・・・さすがmyceさま。
多分、楽しそうに耳を傾ける姿勢がなくなってからも、
表面上はなくなる前とそんなに変わってなかったと思うよ。
今週末はようやく天気が狙えそうだね
新鮮な気持ちで登山が出来て凄く楽しかったよ。
ponさんも考え方の幅を広げては?
確かに表面上は変わっていなかったかもしれないね。
こういうときでも、普段「えっ」って言うときの表情ができるよう努力するよ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する