八紘嶺&三石山へ 山梨の名峰へ
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- GPS
- 06:25
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,389m
- 下り
- 1,371m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:13
4:30 安曇野穂高発 下部温泉・早川IC経由 大城より梅ヶ島方面林道
7:20 安倍峠着
<復路>
16:00 大崩発
18:30 自宅着
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三石山 身延線 塩ノ沢駅付近塩ノ沢温泉目指し 川沿いに T字路で大崩表示方面へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
八紘嶺 ガレ場 他の登山者がいるときは落石などに注意 三石山 あと600mから先 切れ落ちたところ 急斜面注意 |
その他周辺情報 | 八紘嶺 山梨県側 身延 大城入口にコンビニ 豊岡梅ヶ島林道手前に村営の温泉施設 三石山 塩ノ沢 温泉施設あり |
写真
感想
2019年(平成31年)4月28日(日)
八紘嶺・三石山へ 山梨の名峰
身延の大城入口から豊岡梅ヶ島林道を安倍峠へ。
長くどこまでも続くのかと思わす林道はなんと静岡県までつながる。
その県境が安倍峠だ。
そこから一気に厳しい急登となる。
静岡県側からの登山道と合流する尾根に出てしばらくなだらかな登りが続く。
だが富士見台からの富士山の美しい姿を見て一息つけるが、
そこからの登りは徐々に険しさを増していく。
八紘沢の頭への急登はガレ場でかなり切れ落ちたところが出てくる。
ジグザグに登るので真下に人がいると落石しないようにかなり緊張した。
また昨日の積雪が残るところがあり足の置き場にも注意した。
八紘沢の頭に登り切るとあとはなだらかな起伏を少し歩くと山頂に出た。
山頂はうっすらと雪に覆われ樹間からは多くの山が望めた。
きっと葉が茂り出すと全く展望のない山頂と思われた。
樹間からまず気になった山は、丸みを帯びた双耳峰の笊ヶ岳だ。
そしてその背後には上河内・聖・赤石のまだ白銀の山々が見られた。
角度を少し変えると先の尖りすそ野を広げる北岳が聳える。
八紘嶺山頂からは七面山への尾根道がつながり、
反対方向に山伏、大谷嶺に続く道が延びている。
山頂でご一緒した方は七面山方面へ向かわれた。
山梨・静岡の県境に大きな尾根を広げる山。
下山途中にはかなりの方とすれ違い人気の山を感じた。
さて次に富士川を挟んでの三石山へと向かう。
篠井山と白鳥山、十枚山と思親山とこの4月にセットで登ってきた。
最後の八紘嶺と三石山だ。
時間的にはギリギリのところがあるが
日が長くなってきたので明るい内には戻れるだろうと
三石山登山口、大崩上へと長い林道を走らせた。
ほぼ予定通り13時に登山口を登り始める。
登山口には「ポツンと一軒家」といってもいい民家が建つ。
そして番犬だろうか白い犬が出発を吠えて見送ってくれた。
「三石山登山道」と何度か表示が見られ安心する。
平坦な坂道を淡々と登り距離はあっという間に稼いだ。
鋭角的に曲り尾根に登り上げる辺りに倒木の広場が現れた。
何本もの倒木があり一瞬道がなくなり不安になる箇所はあった。
登る道が分かるとわずかばかりで尾根道へと出た。
ここが三石峠・展望台への別れだったと思う。
この先尾根道を進むとあっという間に「山頂まで600m」地点に着く。
大きな平たい石があり展望が良かった。
ここが展望台と言われるところかもしれないとも思った。
その通り富士が樹間からではあるが見られ、
富士川の対岸には先ほど登っただろう八紘嶺、
七面山そして身延山などが見られた。
山頂までのこの間が注意して歩けば大丈夫なのだが
左側が切れ落ちていたり、ロープ、鎖の急斜面が続いた。
さらに下りに道を間違えるという場所もあり注意が必要な区間となる。
意外とこの「山頂まで600m」は長く感じられた。
木々が生い茂るうっそうとした先に社殿が見えた。
その裏が山頂ということで大きな岩の横を社殿の裏へと登り上げた。
社殿の背に「山梨百名山」の標柱が立てられていた。
標高の一番高いところをはさらに先にあるようで
藪の中を100m弱進んだところまで足を伸ばした。
木々に囲まれてはいるが正に一番高そうなところで
自らポールを立てて最高点を踏んだことにした。
自己満足の世界だがちょっとでも高いところへというものか。
三石大明神の社殿に拝し、朽ちた鳥居をくぐり苔むす階段を下った。
三石山の名前の由来となっている大きな石がいくつも並び
迫力ある山頂を醸し出していた。
富士山側に黒い雲が出てきて肌寒さを感じながら下山。
登山口ではやはり白い犬が吠えて迎えてくれた。
ふるちゃん
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