伊豆山稜線歩道 天城峠〜三蓋山〜猫越岳〜仁科峠〜魂の山〜船原峠〜大曲茶屋
- GPS
- 07:09
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 1,394m
- 下り
- 1,604m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:08
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR東海道本線 東京駅>三島駅 伊豆箱根鉄道 三島駅>修善寺駅 東海バス 修善寺駅>天城峠 <復路> 東海バス 大曲茶屋駅>修善寺駅 伊豆箱根鉄道 修善寺駅>三島駅 JR東海道本線 三島駅>東京駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天城峠〜二本杉峠の区間は、崩落箇所あり。道幅が狭いので通行時は注意。二本杉〜猫越山まで融雪路。泥まみれの覚悟で。 |
その他周辺情報 | 修善寺温泉「筥湯(はこゆ)」に入る予定だったが、駅到着が遅くなり、残念ながらパス。 |
写真
装備
個人装備 |
MHWフリューイッド16
おにぎり3個
自家製トレイルミックス
せんべい
ハイドレ2L
プラティパス1L
ウールセーター
MHWストレッチオゾニックジャケット
MHWゴーストライトジャケット
MHWダイヘドラルプリカーブパンツ
MHWウェイクールバンダナ
MHWウェイクールアームズ
サングラス
アディダス テレックス スコープ GTX
ヘッ電
予備バッテリー
カメラ
Garmin GPSMAP 62s
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感想
2019年4月28日(日)は、10連休のGWで唯一の終日晴れ予想。かねてから気になっていた伊豆山稜線歩道を歩くことにした。
東京から天城峠BSまで、電車とバスを乗り継いでアプローチする。GW中ではあったけど、早朝の移動のためだったのか、最後まで座れたのはラッキーだった。
<往路>
東海道本線 JR東京駅05:20>JR三島駅07:22
伊豆箱根鉄道 三島駅07:34>修善寺駅08:09
東海バス 修善寺駅08:15>天城峠09:00頃
三島駅から先は、現金ニコニコ払い(PASMO利用できず)となり、否応なしに東海地区にいることを意識させられる。
ちな、JR三島駅から出る時も自動改札はPASMOを認識せず、有人改札の長い列に並ぶことになった。キャッシュレスの時代に西伊豆だけ異次元なのかもしれない。
公共の交通手段を使ってのアプローチなので、天城峠スタートは9時過ぎになった。
このコース、修善寺駅までの帰りのバスがボトルネックとなる。
予定しているコース終点の「だるま山高原レストハウス停留所」の終バス時刻は、17:23となっている。
ダイヤ改正で18時台のバスが姿を消したので、17時過ぎにはレストハウスに到着する必要がある。
CT×7割で行軍すると、天城峠BS(09:00発)>だるま山高原レストハウス停留所(17:17着)となるため、なんとか終バスに間に合う計算。
CT×7割で途中の経過地点を見てみると、天城峠BS(09:00発)〜猫越岳(11:55)〜仁科峠(12:47)〜風早峠(13:05)〜宇久須峠(13:19)〜船原峠(15:21)〜達磨山(16:45)〜だるま山高原レストハウス停留所(17:17着)となり、レースではないけど、各地点の到着時刻=関門ということになる。
エスケープルートは、バス停へのアクセスのある風早峠と船原峠の2か所とした。
風早峠から持越温泉BSまでCT170分と距離が長いので、正直、使いたいとは思わない。
船原峠から大曲茶屋BSまでであれば、CT50分と短い。大曲茶屋発の終バスは、20:15なので、よほどのことが無い限り、これに乗れないことはないだろう。
自分を含めて降車客がバス降車時の現金精算に時間を要したため、天城峠BSを予定より10分遅い09:10にスタートする。
天城山隧道(ずいどう)が出てくるまでの最初の1km区間は、標高差で230m程度。ここを一気に登る。
天城山隧道は、感心するくらいに長くて立派。全長は、約445.5メートルらしい。今回、コース上でトイレがあるのはここだけなので、一本入れてから出発する。
大方の登山客は、天城縦走路方面へ。伊豆山稜線歩道へ行くのは、自分を入れて3組しかいない。
長いトレイルなので、スピードを上げて進む。
天城峠は、かなり地味。頭の中で、天城越えをリピートしながら高度を上げていくと残雪がちらほら。
お、昨日、雪が降ったのか?!と新鮮だったのは最初だけ。
二本杉峠を過ぎたあたりから、積雪は増え、登山道は融雪と泥と水のミックスに。
チョロチョロと水の流れる登山道は、まさに小川のようで、晩秋の冷たい雨に打たれた苗場山のアプローチ再びといった感じ。
泥道を巻こうにも藪が濃くて登山道を避けることは出来ず、スピードも上げられない。
転んだら悲惨な姿になるが分かっているので、目線は下方向オンリー。
海に近い西伊豆、ほぼ5月という時期かつ低山ハイク。こんな所で融雪地獄に遭遇するとは思ってもいなかった。
行動時間にすると、ほぼ2時間。猫越岳(ねっこだけ)展望台近くまで悪路は続いた。
抜け感バッチリの猫越岳展望台に到着したのは、12時半過ぎ。
CT7割だと12:20頃の到着になるはずが、CT7割+20分程の到着になった。
先へ急ぐ必要はあったが、展望台からの景色は、まさに絶景。
遠くに雪を被った富士山と南アルプスの山々。そして駿河湾のコラボは、西伊豆ならではの景色と言って良いだろう。
抜け感バッチリの絶景は、文句なしではあったが、終バスの関門時刻が気になるので、先へ進む。
後藤山を過ぎて、仁科峠展望台に到着する。
展望台は、仁科峠から上がってきた観光客と登山客で賑わっている。
目の前には、富士山。眼下には、熊笹が遠くまで続いている。
小金沢連嶺の熊笹牧場こと「パンダの放牧場」アゲインである。
一本入れて、仁科峠まで下る。
ここからが本日のハイライト、ザ稜線歩きが始まる。
西側は海、雲が出てきたけど風はなく、天気は最高。富士山に向かって熊笹道をどんどん進む。
うす緑色の野原と富士山のコラボは最高ではあったが、そんなパンダの放牧場は魂の山(こんのやま)の手前で終わり。ここからまた地味な登山道歩きとなる。
棚場山に到着したのは、15時過ぎ。CT7割だと、14時50分頃着の計算になるので、CT7割+10分程の到着ということ。
残りの区間、少し走れば10分は短縮でそうではあるけど、終バスの関門時刻は過ぎているので、おとなしく大曲茶屋へ向かって下山することにする。
大曲茶屋BSからバスに乗って修善寺駅まで戻るも、もう一回バスに乗って銭湯「筥湯(はこゆ)」へ向かうのが面倒になり、フロはパスすることにした。
ケチった銭湯代は、東海道線のグリーン券と缶ビールに消えていったw
今回、想定外の融雪地獄により、伊豆山稜線歩道はDNFとなってしまった。
トレランの人だったら、何の迷いもなく泥水の道を進むのだろうけど、そこまでの勇気を持ち合わせていなかったのが敗因だろう。
登山道は、良く整備されており、そこはさすが伊豆山稜線歩道という感じ。
富士山と近くで相模湾を眺めながらの稜線歩きは、実のところ、かなり贅沢なロングトレイルなのかもしれない。
同じ日に天城峠から湯ケ野に下った ハイカーです
以前、大曲茶屋から戸田峠まで歩いていて
残りの天城峠から大曲茶屋も歩きたいと思っていたので
今回のレコ大変参考になりました、ありがとうございます
河津七滝歩きも良いですね👍
思いもしなかった残雪には難儀しましたが、抜け感バッチリの稜線歩きは、素晴らしくまた行きたくなります。
良い山行を祈念しています🏔️
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