長九郎山と西伊豆花とロマンの里を訪ねて
- GPS
- 05:15
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 656m
- 下り
- 651m
コースタイム
12:35 林道長九郎線八瀬峠⇒ 12:50 大沢からの合流点⇒
13:45 富貴野山21世紀の森」富貴野山宝蔵院の駐車場
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
2.5km程進み「船田」バス停を左折「富貴野山21世紀の森」方面に向かい、 船田川沿いに上り船田,門野集落を通り過ぎて林道白川富貴野線終点「富貴野山21世紀の森」富貴野山宝蔵院の駐車場に着きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
国道から富貴野山21世紀の森までは、門野集落内の道幅が一部狭い所がありましたが舗装道路でした。 落石や対向車に注意して上り、自家用車30台程のスペースがある富貴野山宝蔵院の駐車場に車を置きました。 近くに東屋があり森林公園として整備されているようで、宝蔵院の参拝や森の中の自然にふれる遊歩道などがありました。 水洗トイレが駐車場近くの道路下森の中にありました。 宝蔵院の石仏などを見てから長九郎山に登ろうと境内左手に向かうと「長九郎歩道崩落のため通行止」の貼り紙がありました。 状況に応じて歩道崩落地点は巻いて登ると決めて遊歩道に入り、人工林の中を登り長九郎歩道を大沢からの合流点に向かいました。 一時間程登って行くと、新しく作られた丸太の階段が歩道から上に続いていました。 歩道崩落地点を巻いて新しく道を作ったと思い階段を登りました。 新しい巻道を過ぎると元の歩道に合流して大沢からの合流点に出ました。 一息入れてから池代への分岐を過ぎた付近では上部が崩壊していました。 長九郎山への「健脚コース」道標が出てきましたので健脚コースへ登り始めましたが直ぐに檜の太い木が無数倒れていて、進むのは無理と判断して戻りそのまま歩道を進みました。 沢に架かる木製の橋は木や土砂が覆いかぶさり行く手を阻んでいました。 橋自体も腐食が進み危険と感じた橋は渡らずに巻きました。 林道長九郎線八瀬峠に出て再び歩道入り、歩道脇にシャクナゲを植林した所を過ぎて山頂に向かいました。 やっと自然の中を歩く感じになりました。 ヒメシャラ、アセビ、ブナ、シャクナゲの天然林になり、まもなく鉄製の展望台が見えて標高995.7mの長九郎山山頂に着きました。 展望台に登ると標高約1000m、春の芽吹きの季節を待つ長九郎山の天然林の向こうに伊豆の名峰天城連山や西伊豆南伊豆の低山なれど興味深い山々が見えました。 麓では桜の花が満開で菜の花が咲き春なのに、山頂付近の登山道には霜柱が見られ山頂は冬のように寒く、暖かい味噌汁と海苔むすびで昼食を採り早々に来た道を戻りました。 林道長九郎線八瀬峠手前でご夫婦の登山者に唯一出合いました。 歩道の崩落地を帰りに確認して富貴野山宝蔵院の駐車場に戻りました。 下山後那賀川の桜並木と農閑期の田んぼのお花畑を散策しました。 |
写真
感想
長九郎山に登るのは二回目になります。
10年程前になるでしょうか南アルプス聖岳を目指して登頂訓練の為、大きなペットボトルに水を入れ寝袋など予想される重さにしてザックに詰て大沢温泉から登り池代へ下山しました。
麓から登ると標高差約1000mある事と林道長九郎線は仕事で何回も来たことがありましたので、登山経験が無い私でも林道に出れば戻れる自信があったので無我夢中で実施しました。
登山地図を見ながらペース配分も解らず大汗をかき登りました。
まだ登山靴が無く地下足袋で登っていましたので、他の先輩登山者からはじろじろ見られました。
当時使ったゼンリンの登山地図はボロボロになりましたが愛着があり地形図と併用して今でも使用しています。
今日はルートが少し違いますが以前のことはほとんど忘れてしまい初めて登る山と同じ状態でした。
富貴野山宝蔵院から登るルートの登山道は緩やかな登りですが、大半が人工林の中を登るので展望が無く寂しい感じがしました。
歩道崩落地は高巻迂回して新しい登山道ができていました。
その先の沢に架かる木橋は腐りが激しく老木化が進み慎重に渡らないと危険です。
危険を感じたら渡らずに巻いた方が安全です。
富貴野山21世紀の森(昭和60年)
テクノロジーの時代に失われてゆく大切な人間性回復と地域経済の活性化を計るために、富貴野山〜池代(長九郎シャクナゲの天然林)〜小杉原〜八木山(高野山)〜大峠を結ぶ山岳森林地帯を富貴野山21世紀の森に指定しました。
瞑想の森(案内板より)
瞑想の森は日本で初めてできたものです。
心の不安や心配を取りのぞこうと、インドのヨーガや中国の気功法をあわせ設計しました。
天城山の清浄な空気を体いっぱいに吸い込みあなたの感覚器にわだかまる汚れをぬぐいさりましょうすると風の音はさわやかに、木の香りはすがすがしく、あなたの心が大自然と融けあってゆくでしょう。
いますぐストレスをなくし明日への活力を養いましょう。
設計デザイン責任菅原篤
富貴野山宝蔵院
伊豆八十八か所霊場81番札所 伊豆横道7番札所
田んぼをつかった花畑(松崎町那賀地区)
農閑期の約51.000屬療弔鵑椶妊▲侫螢キンセンカなど6種類の花が3月上旬から咲き始めます。
5月1日〜5月5日の間は花摘み無料開放されます。
那賀川沿い6kmに1.200本のソメイヨシノが植栽されて4月上旬には
見頃を迎えます。
東福寺五百羅漢(西伊豆町)
伊豆八十八か所霊場83番札所、本堂天井には大正末期に4年8ヶ月の歳月をかけて制作された田村利光(のん兵衛安さん)漆喰職人が描いた立体五百羅漢があります。
四隅には天女が配置され中央には八方睨みの龍が睨みを利かせていました。
拝観料200円支払、神奈川県大和から訪れた若いカップルと共に拝観しました。
ちょうど4月8日御釈迦さんの誕生日に重なり、御釈迦さんの誕生仏像に甘茶をかけ誕生をお祝いしました。
住職の奥様から甘茶の接待を受け、初めていただく甘茶に感激二杯いただきました。
お砂糖を入れたお茶と思ていましたが、アマギアマチャの若葉から作られたと教えてもらい天然の甘さにびっくりしました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する