悪天候をついて蔵王・熊野岳に登る
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- GPS
- 02:04
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 172m
- 下り
- 159m
コースタイム
- 山行
- 1:24
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 1:43
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
刈田岳レストハウスから熊野岳への登山道は、熊野岳の手前の尾根部分は、残雪があるものの、登山道の大半は雪が無かった。ただし、雨でずぶずぶで登山靴は泥だらけになってしまった。熊野岳に至る尾根道は15m/s以上の強風が吹いていたので、顔に当たる雨粒が痛かった。 |
その他周辺情報 | 大江町大江自然公園キャンプ場; 0237-62-5421 大江町健康温泉館; 0237-83-4126 ヤマザワ寒河江西店; 0237-83-4111 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
飲料等は車において
手ぶらで熊野岳まで往復してきた。
|
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共同装備 |
テント
調理器具等は
テントサイトに残置してきた。
|
感想
11:35に刈田岳レストハウス駐車場に着いた。雨は依然降り続いていたが、熊野岳へのピストン山行を決行することとした。レストハウス内で登山の準備をして出発した。
雨が降っており、ガスがかかっていたものの、刈田岳レストハウス内は、沢山の観光客がおり、傘をさしてお釜を見に行かれる方が多かった。しかし、お釜はガスに覆われており、エメラルドグリーンのお釜は想像するしかなかった。また、熊野岳方向に行く観光客は皆無だった。
貸し切り状態の熊野岳への登山路は、雨で水が浮いており、踏みしめられた登山路をちょっと外すと踝まで泥に埋まってしまうような道だった。
馬の背分岐から熊野岳避難小屋に続く木柱を頼りに進み、12:16に避難小屋がある稜線に着いた。遭難者慰霊碑がある熊野十字路分岐から左に折れ、尾根道を歩いて熊野岳を目指した。稜線上は、コンスタントに15m/s以上の強風が吹いており、雨粒が頬に突き刺さるようだった。
12:25に熊野神社の鳥居に到達し、神社に参拝した。そのあと、熊野岳山頂の標柱の前で記念の集合写真を撮ろうとしたが、風でカメラを固定するのが難しく難航した。なんとか、集合写真を撮った後、稜線経由ではなく、雪田の斜面をトラバースするルートで下山した。
12:47に馬の背分岐に到達し、そのまま刈田岳に向かい、刈田岳山頂にある刈田神社で無事登山できたことを感謝した。
これで、今回の春合宿で登る予定の三山の登山が終わり、テントサイトのある大江町の大山自然公園キャンプ場に引き返した。天候不良でテントの撤収作業が雨中の作業になる可能性があったため、テントを雨がかからない場所に移設した。この後、温泉で汗を流した。
天候が悪い場合の山行の実施の判断の難しさを身をもって体験することができ、有意義だった。
コメント
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Y子さんと春の穂高ハイクに行っており、コメント遅くなりました。
M山岳会の皆さん悪天候でも頑張って登りますね。昔からこれだけは変わりませんねwww。私など個人山行は雨だとすぐ日和ってしまいますがwww。雨の中登るなんて、T先輩の考えそうなことでしょうが、私はまっぴらごめんです。(岩登りはちょっと事情が違いますがwwww)でも不思議と苦労したり辛い思いをした山行はずっ〜と覚えてますよね。懐かしい思い出になりますね。そうなんですよ、だからT先輩達にしごかれた記憶は鮮明におぼえてるんです!!。話がそれましたが、今回参加された皆さんもきっと辛くとも懐かしい山行になるんだと思います。ますます、頑張って登ってください。
mmakiraさん、毎度コメントありがとうございます。
今年の春合宿は、初日の安達太良山はこれまでにない快晴の天気に恵まれたのですが、2日目は曇りの予報が朝から雨になってしまい、山では雨に強風にガスのトリプルの悪天候となってしまい、残念でした。
個人でいくと、今日は待機かなという条件だったのですが、現役の女性陣は、なかなか休みが取れないなかでの山行の機会のため、雨をついて歩いてきました。蔵王への山行については、月山で「天気とくらす」の予報をチェックしたところ、「蔵王は、午後には回復する」という予報だったため、山形から宮城に移動したりのですが、天気は回復せず雨とガスと風がある状況でした。T先輩の名誉??のために言うと、T先輩はこの日もずーっと車を運転してくれましたが、蔵王に着いた時にガスっていて雨だったため、「俺は車の中で待っているから…、皆で行ってくれば…」とおっしゃっておりましたが、女性陣が是非一緒に行ってくださいとお願いしたため、重い腰を上げて一緒についてきてくださいました。
でも、いい思い出になりました。翌日は、想定以上に天気が回復したため、山形の山寺観光をすることができ、「終い良ければ、全て良し」になりました。
mmakiraさんの穂高ハイキング紀行、楽しく読ませてもらいました。今後ともよろしくお願いします。
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