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記録ID: 1820358
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ハイキング
祖母・傾

アケボノツツジとぬかるみの「祖母山」 (10連休の九州山旅#3)

2019年05月02日(木) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 熊本県 大分県 宮崎県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:04
距離
10.8km
登り
922m
下り
913m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:07
休憩
0:37
合計
5:44
距離 10.8km 登り 928m 下り 924m
6:14
59
7:13
7:29
96
9:05
9:23
47
10:10
26
10:36
10:38
16
10:54
56
11:50
11:51
7
11:58
ゴール地点
当初の計画では、4/29月は韓国岳、4/30火に開聞岳、5/1水に祖母山、5/2木に久住山、そして5/3金が阿蘇の烏帽子と杵島の予定だった。

しかし、月火の2日連続の雨の登山のあと、水曜の朝もまた雨。雨の登山はもういい! という気分。祖母山は中止にして、高千穂観光へ。それもディープに天岩戸神社へと走っていった。
祖母山は完全に諦めたつもりだった。

しかし、前泊後泊した阿蘇くじゅう連山ユースホステルで、山に詳しいご主人に登山日程を話すと、『この時期に来て、祖母山のあけぼのツツジを見のがすのはもったいなさすぎる。ぜひ祖母山には行くべき。』とアドバイス頂いた。
そこで、5/2 祖母山、5/3 久住山および阿蘇烏帽子山、に計画を変更した。
それが正解だった。良いアドバイスを頂いたと思う。
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
5:28AMに北沢登山口に到着。
この時点で、北沢登山口Pは満車、一段下の広場も満車。
二段下の広場も9割方埋まり、滑り込みでセーフ。
後から来た人たちは、更に下の小さな空き地を利用していた。
その他周辺情報 くじゅう高原ユースホステルに2泊
山のアドバイスも頂ける上に、居心地の良いサービスで、すっかりくつろいでお世話になりました。
宿泊客同志で山の情報交換できるのも、とても良かったです。
北谷登山口 朝6:05 満車
2019年05月02日 06:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/2 6:05
北谷登山口 朝6:05 満車
風穴コースの案内板
健脚向きだと
2019年05月02日 06:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/2 6:15
風穴コースの案内板
健脚向きだと
なんのなんの、と風穴コースに進む
2019年05月02日 06:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/2 6:18
なんのなんの、と風穴コースに進む
渡れないかも?、焦った。
2019年05月02日 06:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/2 6:20
渡れないかも?、焦った。
あとの渡渉は大したことなし
2019年05月02日 06:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/2 6:38
あとの渡渉は大したことなし
2019年05月02日 06:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/2 6:38
2019年05月02日 06:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/2 6:44
土の部分はドロドロのぬかるみ
2019年05月02日 06:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/2 6:54
土の部分はドロドロのぬかるみ
新緑と水の流れがきれい
2019年05月02日 06:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/2 6:57
新緑と水の流れがきれい
風穴の手前、スチールの梯子が出現
踏まれた梯子の各段にはドロドロの泥が付いている。手でしっかり掴みたくないけど、仕方ないからしっかり掴む。
2019年05月02日 07:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/2 7:13
風穴の手前、スチールの梯子が出現
踏まれた梯子の各段にはドロドロの泥が付いている。手でしっかり掴みたくないけど、仕方ないからしっかり掴む。
風穴の標識
2019年05月02日 07:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/2 7:19
風穴の標識
風穴への梯子あり
私は洞穴には興味がないので、パス
2019年05月02日 07:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/2 7:20
風穴への梯子あり
私は洞穴には興味がないので、パス
風穴を過ぎたら、あちこちにアケボノツツジ
2019年05月02日 07:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/2 7:36
風穴を過ぎたら、あちこちにアケボノツツジ
2019年05月02日 08:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/2 8:07
2019年05月02日 08:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/2 8:48
山頂の三角点
2019年05月02日 09:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/2 9:18
山頂の三角点
山頂の標識
2019年05月02日 09:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/2 9:19
山頂の標識
えーと、これは何だっけ?
下山途中の広場
2019年05月02日 10:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/2 10:09
えーと、これは何だっけ?
下山途中の広場
展望台から
アケボノツツジが中腹に
2019年05月02日 10:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/2 10:54
展望台から
アケボノツツジが中腹に
今年は、高校総体の登山競技が祖母山で行われるらしい
2019年05月02日 11:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/2 11:49
今年は、高校総体の登山競技が祖母山で行われるらしい
無事下山して、北山登山口駐車場に戻った
2019年05月02日 11:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/2 11:53
無事下山して、北山登山口駐車場に戻った
撮影機器:

感想

木曜の未明、宿から北谷登山口まで走る道は街灯もないくらい森の道。西の地平近くに沈みかける細い細い月があり、幻想的なドライブ。
登山口に到着した頃はもう明るい。
宿で作って頂いたオニギリ弁当、おいしい! ゆっくり食べて、さて出発。

登りは風穴コースにした。
同宿の方で昨日登った人が、風穴コースはアケボノツツジがきれいだった、と教えて下さったから。

歩き始めて10分ほどで北谷の沢を渡渉。
週の前半に降り続いた雨の影響と思うが、水量がある。私の前を歩いていたソロの男性はぴょーんと跳んで越えた。私は浅いところを探してうろうろした挙げ句、結局は、流れに片足を踏み込んで渡った。さいわい水深は登山靴の踝くらい。濡れずに済んだ。この後、数回渡渉を繰り返して進む。

週の前半に降り続いた雨の影響と思うが、登山道の表面の土はドロドロのぬかるみ。
ハシゴが出現。風穴だ。ハシゴの桟は先行者の靴底の泥でドロドロ。手に泥がつくけど、致し方なくハシゴの桟をしっかりつかんで登る。

風穴を過ぎるといよいよアケボノツツジの群生地。
群生地といっても密集しているわけではなくて、木はまばらに生えている。
花も枝に密集しているわけではなく、まばらにつぼみがついている。
花の色が独特で、一度見たら忘れられない華やかさ。
これがアケボノツツジなのね。

アケボノツツジを見ては写真を撮り、手に泥を付けながら急なハシゴまたはロープのある岩場を越え、それを繰り返してドロドロの急斜面を登っていく。
登りながら、この泥だらけで滑りやすい急なルートを戻るのは危険だから、下りは緩やかな国観峠ルートに迂回しよう、と決心。

無事に山頂へ。感激。
空は青空だけど、眺望がいまいちはっきりせず。
休憩に座ったら、お隣は鳥取から見えたというご夫婦だった。
九州の山には、一生に一度の10連休でもないと来れませんよねー、とお互いに話す。
山頂では、ビデオをセットして、逆立ちして登頂メッセージを話す男性もいて、注目を集めていた。^o^

下山は国観峠コース。
ドロドロの深いぬかるみが続く。
滑って支えにしたポールの一方が折損。 はぁ。ショック。
さらに歩くと、また滑り、空いた手でとっさにつかんだ笹の茎で小指の先を切り、血しぶきが飛んだ。手当して、何とか血止めに成功。

こんな事件はあったが、こちらはひたすらダラダラの退屈なコースだった。条件が良ければ、風穴コースピストンの方が楽しいな。

滑りつつ慎重に下り続け、無事に下山した。めでたしめでたし。
アケボノツツジとドロドロのぬかるみが記憶に長く残りそうだ。

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