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Yamareco

記録ID: 1821801
全員に公開
雪山ハイキング
朝日・出羽三山

大朝日岳〜超爆風だったけどリベンジ達成〜GW山行

2019年05月02日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:01
距離
16.1km
登り
1,674m
下り
1,686m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:09
休憩
0:51
合計
9:00
6:12
6:12
78
7:30
7:31
2
7:33
7:34
34
8:08
8:08
26
8:34
8:38
37
9:15
9:20
77
10:37
10:37
34
11:27
11:33
7
12:21
12:22
63
13:25
13:26
24
13:50
13:50
11
14:01
14:02
11
14:13
14:13
4
14:17
14:18
43
15:01
15:03
3
天候 朝方小雨 日中は曇りのち晴れ だけど終日爆風
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回は、5/1早朝、東京からオール下道(国道4号→国道13号)で山形県まで380kmほど移動しました。おおよそ7時間ほどでした。
5/1は寒河江市内のホテルに前泊し、5/2早朝、更に40kmほど走行して朝日岳の古寺鉱泉登山口に到着しました。

5/2現在、前泊地の寒河江市内からの県道27号線は雪も無く走行可能でした。
県道27号線から古寺鉱泉へのアクセス路(町道大頭森線)の入口には「当面の間、雪崩・落石等の危険性が高いため自己責任での通行」との立看板がありました。
道路を塞ぐような雪崩は無かったものの直径30cmほどの落石はそこかしこに転がっていたので、充分注意した運転が必要だと思います。

古寺鉱泉登山口の駐車場はmax30台くらい停められる印象(?)
本日(5/2)は全部で10台ほどでしたけど。
コース状況/
危険箇所等
古寺鉱泉登山口からの大朝日岳への登山ルートはシャーベット状の積雪路が8〜9割。
人によっては小朝日岳くらいからアイゼン装着してましたが、自分は終始ツボ足でイケました。
本日はGW中だったこともありトレース多数で割とルート明確でしたが、トレースが不明瞭な場合、ピンクリボンも少ないので、GPS必携で自分の進むべき方向を確認しながら進むことが意外に重要です。
※自分も先の無いガセトレースに2回ほど騙されました。ガセトレースを行って戻ってくるのは無駄に体力を消費しますので、こまめなルート確認が重要です。

山頂直下の大朝日小屋屋はトイレもあってキレイで快適でした。

ルート途中、
何ヶ所か急登ポイントがあります。個人的には下記4箇所の登りがヘコタレました。
※下りは楽々でしたけど。
.魯淵魅分岐から古寺稜線(標高差300m)
古寺山から小朝日岳(標高差150m)
小朝日岳からコル(標高差1500m)
ざ箒命紊ら大朝日小屋直前(標高差200m)
特に復路の上記の登り返しは疲労した足には結構キツかった。
その他周辺情報 本来通行止めの古寺鉱泉登山口付近には何もありません。
コンビニは月山IC付近にも無いようでした。
おそらく寒河江市内には多数ありますので登山口に近づき過ぎる前に立ち寄って必要なモノを準備した方が良いです。
5/1(水)東京05:00出発でオール下道で約380kmのロングドライブ。前泊地の寒河江近くの大江町に13:00頃到着。
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5/1(水)東京05:00出発でオール下道で約380kmのロングドライブ。前泊地の寒河江近くの大江町に13:00頃到着。
本日は大江町の観光
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本日は大江町の観光
さすがに東北。
GWなのに桜や菜の花が全盛期!
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さすがに東北。
GWなのに桜や菜の花が全盛期!
スミレとかも。
空気神社
前泊の宿で「米沢牛すきやき」を堪能
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前泊の宿で「米沢牛すきやき」を堪能
生酒「銀嶺月山」と共に
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生酒「銀嶺月山」と共に
翌朝は05:00に前泊宿をチェックアウト。
コンビニで朝飯やドリンクを調達して登山口に向かう。
県道27号から登山口へのアクセス路は「自己責任」とのこと。
翌朝は05:00に前泊宿をチェックアウト。
コンビニで朝飯やドリンクを調達して登山口に向かう。
県道27号から登山口へのアクセス路は「自己責任」とのこと。
翌朝06:00 古寺鉱泉駐車場到着。
信号皆無で寒河江市内からの約40kmを約40分で到着。
翌朝06:00 古寺鉱泉駐車場到着。
信号皆無で寒河江市内からの約40kmを約40分で到着。
06:05 登山開始(標高670mほど)
天気予報では「くもり時々晴れ+強風」でしたが、最初は小雨混じりで…
06:05 登山開始(標高670mほど)
天気予報では「くもり時々晴れ+強風」でしたが、最初は小雨混じりで…
古寺川沿いの残雪路をを200mほど行くと「朝陽館」があります。
まだ今季営業前な感じでした。
古寺川沿いの残雪路をを200mほど行くと「朝陽館」があります。
まだ今季営業前な感じでした。
最初の分かりづらい急登を登りきるとイワカガミがちらほら。
ルートで花が見られるのはこのあたりだけでした。
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最初の分かりづらい急登を登りきるとイワカガミがちらほら。
ルートで花が見られるのはこのあたりだけでした。
虹〜
もうすぐ晴れるのかな(?)
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虹〜
もうすぐ晴れるのかな(?)
徐々に青空出現。
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徐々に青空出現。
ハナヌキ峰の直下
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ハナヌキ峰の直下
もちろん迂回路を選択。
残雪路を数100mトラバース。
もちろん迂回路を選択。
残雪路を数100mトラバース。
ハナヌキ分岐から古寺山の稜線までは標高差300mほどの直登。
先行者のトレースがありがたかった。
ハナヌキ分岐から古寺山の稜線までは標高差300mほどの直登。
先行者のトレースがありがたかった。
振り返って月山方面
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振り返って月山方面
月山ズーム。
実は明日登る予定です!
月山ズーム。
実は明日登る予定です!
なかなかの斜面が続く…
なかなかの斜面が続く…
この銀斜面を登りきれば古寺山への稜線(のハズ)
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この銀斜面を登りきれば古寺山への稜線(のハズ)
遠くに古寺山。
雪は腐り気味。
大きなクラックが多数ありました。
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雪は腐り気味。
大きなクラックが多数ありました。
もうすぐ古寺山。
かなりの強風で「ゴォォォ〜」と時折恐ろしい音が聞こえるけど、天気自体は回復傾向で青空が出現し始めた!
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もうすぐ古寺山。
かなりの強風で「ゴォォォ〜」と時折恐ろしい音が聞こえるけど、天気自体は回復傾向で青空が出現し始めた!
08:35 古寺山(標高1501m)到着
ここで5分ほどドリンク休憩。
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08:35 古寺山(標高1501m)到着
ここで5分ほどドリンク休憩。
小朝日岳の稜線が美しい!
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小朝日岳の稜線が美しい!
でも、大朝日岳方面はまだガスったままxxx
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でも、大朝日岳方面はまだガスったままxxx
小朝日岳への急登
小朝日岳への急登
09:15 小朝日岳(標高1647m)
ここで昨年GWは敗退xxx
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09:15 小朝日岳(標高1647m)
ここで昨年GWは敗退xxx
月山方面。
大朝日岳方面も天気回復傾向。
ここから自身未踏の領域。残り距離2km、標高差250mほど。
よっしゃ頑張るぞ〜
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大朝日岳方面も天気回復傾向。
ここから自身未踏の領域。残り距離2km、標高差250mほど。
よっしゃ頑張るぞ〜
…と意気込んだ直後、いきなり標高差150mほどを激下りしてしまうという悲劇。
コレ帰りに登り返すのヤダなー
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…と意気込んだ直後、いきなり標高差150mほどを激下りしてしまうという悲劇。
コレ帰りに登り返すのヤダなー
クラックだらけ。
このあとは超絶爆風の波状攻撃に会って心が折れそうになる。
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クラックだらけ。
このあとは超絶爆風の波状攻撃に会って心が折れそうになる。
10:35 銀玉水
ここから結構な急斜面。
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10:35 銀玉水
ここから結構な急斜面。
11:10 大朝日小屋通過。
まずはスルーして山頂を目指す。
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11:10 大朝日小屋通過。
まずはスルーして山頂を目指す。
5月に霧氷が見れるとは!
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5月に霧氷が見れるとは!
エビも!
もうすぐ大朝日岳頂上
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もうすぐ大朝日岳頂上
11:28 大朝日岳頂上(標高1870m)
やったー1年越のリベンジ達成!
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11:28 大朝日岳頂上(標高1870m)
やったー1年越のリベンジ達成!
貸切で雄大な景色を堪能
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貸切で雄大な景色を堪能
素晴らしい!…けど、超絶爆風で体感0℃以下。
名残惜しかったけど、体温が奪われる前に早々に下山開始。
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素晴らしい!…けど、超絶爆風で体感0℃以下。
名残惜しかったけど、体温が奪われる前に早々に下山開始。
11:40 大朝日小屋に戻ってランチ休憩。
外は相変わらずの暴風だったのでとてもありがたかった。
小屋内にトイレ(協力金100円)ありました。
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11:40 大朝日小屋に戻ってランチ休憩。
外は相変わらずの暴風だったのでとてもありがたかった。
小屋内にトイレ(協力金100円)ありました。
何故か、山で食べるカップラーって美味しいよね。
12:05 ランチ休憩終了
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何故か、山で食べるカップラーって美味しいよね。
12:05 ランチ休憩終了
相変わらず爆風だけど、天気は晴れ!
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相変わらず爆風だけど、天気は晴れ!
遠ざかる大朝日岳。
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遠ざかる大朝日岳。
13:50 古寺山まで戻る。
これで朝日岳の見納め。また違う季節に来るよ〜バイバーイ。
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13:50 古寺山まで戻る。
これで朝日岳の見納め。また違う季節に来るよ〜バイバーイ。
だだっ広い古寺稜線。
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だだっ広い古寺稜線。
斜面を駈けるように下る。
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斜面を駈けるように下る。
15:05 下山完了。
おつかれさまでした!
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15:05 下山完了。
おつかれさまでした!
ちなみに…
山バッジは登山口の「朝陽館」が冬季休業中だったためweb通販でGETしました。(送料込で780円)
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ちなみに…
山バッジは登山口の「朝陽館」が冬季休業中だったためweb通販でGETしました。(送料込で780円)

感想

昨年GWに泣く泣く敗退した大朝日岳にリベンジしてきました!
東京から登山口まで400km以上の距離があるので、今回は無理をせずに前日は「移動日」と割り切って山形入りし、寒河江市内に前泊して体調万全の状態で登山開始しました。

当日早朝は運悪く小雨降る中での登山スタートになりましたが、日中は徐々に回復していきました。ただし、終日かなりの強風で稜線では時々強風で動けなくなるシーンもあって何度か心が折れそうになりました。
しかし「2年連続敗退」は何が何でも避けたかったので、いつも以上に気持ちを強く持って登って行きました。

このルートは途中の小ピーク(古寺山&小朝日岳)のup-downが意外にキツくて、今回、個人的にキツかったと感じたポイントは下記4箇所

.魯淵魅分岐から古寺稜線への急登
古寺山から小朝日岳への急登
6箒命紊ら大朝日小屋までの急登
ど路の小朝日岳への急登登り返し。

※いずれも下りは楽々だったんですけどね〜

結果的には、なんとか「大朝日岳」の山頂を踏むことが出来て良かったです。
山頂では雲が多いながらもまぁまぁの展望も出来たし。
1年越しのリベンジ達成!なんか超〜嬉しかった!

明日は銀嶺「月山」にアタック予定です。

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