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Yamareco

記録ID: 7445583
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

【朝日連峰】晩秋の大朝日岳 ~古寺登山口駐車場から周回~

2024年11月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:25
距離
19.2km
登り
1,725m
下り
1,727m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:39
休憩
1:47
合計
10:26
距離 19.2km 登り 1,725m 下り 1,727m
5:50
3
スタート地点
5:58
6:01
27
6:28
6:30
42
7:12
7:18
4
7:22
7:23
5
7:28
7:29
5
7:34
7:35
31
8:06
8:08
21
8:29
8:39
22
9:54
9:58
28
10:26
10:36
12
10:48
11:00
8
11:08
11:28
19
11:47
11:49
38
12:50
12:59
59
13:58
14:00
50
14:50
14:55
16
15:11
15:18
52
16:10
16:11
3
16:16
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<駐車場>
◆古寺登山口駐車場
◇利用料金:1000円(ポストに投函)
◇駐車台数:約200台
◇トイレ:あり(簡易トイレ)
◇携帯電話(au):問題なく使用できます
◇特記事項
 ・元々は30台程度の駐車場でしたが、2018年の拡張整備後は大規模な駐車場になりました。
 ・簡易トイレはこの日は使用できましたが、冬期は撤去されます。
 ・隣接する「大江町朝日連峰古寺案内センター」は宿泊可能な施設ですが、冬期は閉鎖されます。
コース状況/
危険箇所等
<古寺登山口駐車場~古寺山~大朝日岳>
・よく整備されています。危険箇所、不明瞭箇所はありません。
・銀玉水(水場)から山頂までは急登ですが、そこまではほぼ緩やかで歩きやすい道が続きます。

<大朝日岳~小朝日岳~鳥原山~古寺登山口駐車場>
・小朝日岳への200m近い登り返しはかなりの激登で、今回のコースで最もキツイ部分です。
・小朝日岳から鳥原山方面はザレ場が多く、道も荒れ気味なので注意が必要です。ロープもそこそこ出現します。
・樹林帯に入ると歩きやすくなりますが、日当たりが悪く、濡れた落ち葉が滑るので注意。
その他周辺情報 <日帰り温泉>
◆テルメ柏陵 健康温泉館
◇料金:400円
◇種類:内湯、露天風呂、サウナ
◇泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(高張性中性高温泉)
◇無料休憩所:あり
◇特記事項
 ・銭湯並みの料金ですが、シャンプーやドライヤーなどアメニティは一通り揃っています。
 ・蔵王温泉ほど濃くないですが、白濁したお湯が楽しめます。
 ・「道の駅おおえ」に隣接した温泉移設でしたが、2023年3月にリニューアル工事が行われ、300mくらい離れた場所に移転しています。
古寺登山口駐車場に来ました。3連休の最終日なので混んでいるかと思いましたが、広大な駐車場に車は10台ほどでした。
2024年11月04日 05:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 5:53
古寺登山口駐車場に来ました。3連休の最終日なので混んでいるかと思いましたが、広大な駐車場に車は10台ほどでした。
駐車場には簡易トイレが設置されています。設置期間が6月〜10月とありましたが、この日はまだ使用できました。
2024年11月04日 05:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 5:52
駐車場には簡易トイレが設置されています。設置期間が6月〜10月とありましたが、この日はまだ使用できました。
駐車場の隣りは「大江町朝日連峰古寺案内センター」という宿泊も可能な建物があります。駐車料金(1000円)はこちらのポストに投入します。
2024年11月04日 05:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 5:53
駐車場の隣りは「大江町朝日連峰古寺案内センター」という宿泊も可能な建物があります。駐車料金(1000円)はこちらのポストに投入します。
長丁場ですが、大朝日岳に向けてスタートします。気温は2〜3度と低めで、やや肌寒く感じました。
2024年11月04日 05:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 5:55
長丁場ですが、大朝日岳に向けてスタートします。気温は2〜3度と低めで、やや肌寒く感じました。
少し歩くと閉館になった古寺鉱泉「朝陽館」の建物が見えてきます。閉館は2019年10月とまだ5年前ですが、既に廃墟感が漂っています。
2024年11月04日 05:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 5:58
少し歩くと閉館になった古寺鉱泉「朝陽館」の建物が見えてきます。閉館は2019年10月とまだ5年前ですが、既に廃墟感が漂っています。
11月ということもあり、やはり紅葉はもう見ごろを過ぎていました。
2024年11月04日 06:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 6:09
11月ということもあり、やはり紅葉はもう見ごろを過ぎていました。
スタートから30分ほど歩くと、ブナとヒメコマツが融合した「合体の樹」がありました。杉同士による「夫婦杉」はよくありますが、種類の違う樹の融合は珍しいですね。
2024年11月04日 06:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 6:28
スタートから30分ほど歩くと、ブナとヒメコマツが融合した「合体の樹」がありました。杉同士による「夫婦杉」はよくありますが、種類の違う樹の融合は珍しいですね。
なだらかで歩きやすい道が続きます。スタート地点の標高が低いので標高差は1200m以上ありますが、緩やかに標高を上げていくのはありがたい。
2024年11月04日 06:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 6:57
なだらかで歩きやすい道が続きます。スタート地点の標高が低いので標高差は1200m以上ありますが、緩やかに標高を上げていくのはありがたい。
「一服清水」に到着しました。ここには水場があります。
2024年11月04日 07:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 7:12
「一服清水」に到着しました。ここには水場があります。
冷たくて美味しい水がしっかり出ています。朝日連峰は水場に恵まれています。
2024年11月04日 07:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 7:12
冷たくて美味しい水がしっかり出ています。朝日連峰は水場に恵まれています。
水場の少し先で日暮沢からのルートと合流しました。近くにハナヌキ峰(1196m)というピークがあるので寄ってみます。
2024年11月04日 07:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 7:22
水場の少し先で日暮沢からのルートと合流しました。近くにハナヌキ峰(1196m)というピークがあるので寄ってみます。
大朝日岳の展望を期待して登りましたが、ハナヌキ峰に眺望はなく、山頂標識すらありません。無駄足でした。
2024年11月04日 07:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 7:29
大朝日岳の展望を期待して登りましたが、ハナヌキ峰に眺望はなく、山頂標識すらありません。無駄足でした。
淡々と歩いていると、「三沢清水」という標識がありました。いかにも水場がありそうですが、水の音すら聞こえませんでした。
2024年11月04日 08:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 8:06
淡々と歩いていると、「三沢清水」という標識がありました。いかにも水場がありそうですが、水の音すら聞こえませんでした。
少し傾斜が急な所もありますが、さほど長くは続きません。予想外に歩きやすい道が続きます。
2024年11月04日 08:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 8:11
少し傾斜が急な所もありますが、さほど長くは続きません。予想外に歩きやすい道が続きます。
スタートから2時間30分ほどで樹林帯を抜けました。雲海が良い感じに広がっています。
2024年11月04日 08:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 8:19
スタートから2時間30分ほどで樹林帯を抜けました。雲海が良い感じに広がっています。
非常に良い天気です。日が高くなるにつれ、気温も上がってきたので、汗ばんできました。
2024年11月04日 08:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 8:18
非常に良い天気です。日が高くなるにつれ、気温も上がってきたので、汗ばんできました。
古寺山(1501m)に到着しました。「奥の院」的なものがある山だと思っていましたが、特に何もありませんでした。
2024年11月04日 08:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 8:29
古寺山(1501m)に到着しました。「奥の院」的なものがある山だと思っていましたが、特に何もありませんでした。
目の前には小朝日岳が堂々とそびえています。鳥原山方面に周回しないのであれば、行きに登っておくのが正解です。
2024年11月04日 08:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 8:29
目の前には小朝日岳が堂々とそびえています。鳥原山方面に周回しないのであれば、行きに登っておくのが正解です。
小朝日岳の向こうには大朝日岳が見えます。見えてはいますが、まだまだ距離がありそうです。
2024年11月04日 08:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 8:42
小朝日岳の向こうには大朝日岳が見えます。見えてはいますが、まだまだ距離がありそうです。
小朝日岳は帰りに寄ることにして、行きは巻き道を使いました。この辺りは一度標高を下げてからの登り返しが発生します。
2024年11月04日 09:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 9:18
小朝日岳は帰りに寄ることにして、行きは巻き道を使いました。この辺りは一度標高を下げてからの登り返しが発生します。
スタートから3時間30分、ようやく大朝日岳が近付いてきました。朝日連峰の盟主だけあって堂々とした山容です。
2024年11月04日 09:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 9:35
スタートから3時間30分、ようやく大朝日岳が近付いてきました。朝日連峰の盟主だけあって堂々とした山容です。
拡大すると、雄大な山体が青空をバックによく映えています。
2024年11月04日 09:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 9:45
拡大すると、雄大な山体が青空をバックによく映えています。
主峰の西側に目を向けると、地理的に近い飯豊連峰とよく似た景色が広がっています。どちらも火山がなく、「隆起」と「浸食」によって山地が形成されているという共通点があります。
2024年11月04日 09:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 9:45
主峰の西側に目を向けると、地理的に近い飯豊連峰とよく似た景色が広がっています。どちらも火山がなく、「隆起」と「浸食」によって山地が形成されているという共通点があります。
銀玉水(水場)に到着しました。せっかくなので寄ってみます。
2024年11月04日 09:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 9:54
銀玉水(水場)に到着しました。せっかくなので寄ってみます。
銀玉水は朝日連峰随一の名水と呼ばれています。噂に違わぬ美味しさでした。
2024年11月04日 09:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 9:55
銀玉水は朝日連峰随一の名水と呼ばれています。噂に違わぬ美味しさでした。
銀玉水から先は傾斜が急になります。さすがに最後までなだらかというわけにはいきません。
2024年11月04日 09:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 9:57
銀玉水から先は傾斜が急になります。さすがに最後までなだらかというわけにはいきません。
急登を登り切ると「霊山朝日嶽神社奥宮」と刻まれた石柱がありました。石柱はあれど奥宮が見つかりませんが…?
2024年11月04日 10:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:18
急登を登り切ると「霊山朝日嶽神社奥宮」と刻まれた石柱がありました。石柱はあれど奥宮が見つかりませんが…?
10mほど離れた目立たない場所に小さなな石祠がありました。麓には霊山朝日嶽神社の里宮がありますが、今回は寄れませんでした。
2024年11月04日 10:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:19
10mほど離れた目立たない場所に小さなな石祠がありました。麓には霊山朝日嶽神社の里宮がありますが、今回は寄れませんでした。
西朝日岳の方面から気持ちの良さそうな縦走路が延びています。もうすぐ縦走路に合流します。
2024年11月04日 10:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:19
西朝日岳の方面から気持ちの良さそうな縦走路が延びています。もうすぐ縦走路に合流します。
大朝日岳の直下には避難小屋がちんまりと建っています。小屋まであと5分ほどです。
2024年11月04日 10:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:20
大朝日岳の直下には避難小屋がちんまりと建っています。小屋まであと5分ほどです。
大朝日岳山頂避難小屋に到着しました。避難小屋といってもシーズン中は管理人が常駐しており、定員は100人だそうです。とてもそんな人数が泊まれるようには見えませんが…。
2024年11月04日 10:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:26
大朝日岳山頂避難小屋に到着しました。避難小屋といってもシーズン中は管理人が常駐しており、定員は100人だそうです。とてもそんな人数が泊まれるようには見えませんが…。
明日の予報が良ければ、ここに泊まって朝日を見ようと思っていましたが、またの機会です。
2024年11月04日 10:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:28
明日の予報が良ければ、ここに泊まって朝日を見ようと思っていましたが、またの機会です。
トイレは小屋内にあり、冬期も利用可能です。冬期用トイレに切り替わったせいか、入口付近は割と臭います。泊まるなら2階が良いですね。
2024年11月04日 10:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:29
トイレは小屋内にあり、冬期も利用可能です。冬期用トイレに切り替わったせいか、入口付近は割と臭います。泊まるなら2階が良いですね。
避難小屋の前にも石祠がありました。今の朝日連峰は山岳信仰との関わりが深くないですが、元々は668年に役行者によって開山され、平安・鎌倉期には「朝日修験」として隆盛を誇っていたそうです。
2024年11月04日 11:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 11:27
避難小屋の前にも石祠がありました。今の朝日連峰は山岳信仰との関わりが深くないですが、元々は668年に役行者によって開山され、平安・鎌倉期には「朝日修験」として隆盛を誇っていたそうです。
西朝日岳や以東岳に続く雄大な稜線が延びています。可能ならこのまま歩きたいくらいです。
2024年11月04日 10:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:34
西朝日岳や以東岳に続く雄大な稜線が延びています。可能ならこのまま歩きたいくらいです。
小屋から15分ほどで大朝日岳(1870m)の山頂に到着しました。スタートから5時間近くかかりました。
2024年11月04日 10:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:52
小屋から15分ほどで大朝日岳(1870m)の山頂に到着しました。スタートから5時間近くかかりました。
良い景色です。どこまでも青く、高く、抜けるような透明さを湛えた秋の空が広がっています。
2024年11月04日 10:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:51
良い景色です。どこまでも青く、高く、抜けるような透明さを湛えた秋の空が広がっています。
歩いてきた稜線を振り返ります。(方角的に)遠くに見えるのは月山でしょうか?
2024年11月04日 10:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:51
歩いてきた稜線を振り返ります。(方角的に)遠くに見えるのは月山でしょうか?
小朝日岳と鳥原山に通じる尾根道が見えます。帰りは鳥原山方面に周回したいところです。
2024年11月04日 10:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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小朝日岳と鳥原山に通じる尾根道が見えます。帰りは鳥原山方面に周回したいところです。
北西の方面には、寒河江山や以東岳に通じる縦走路が延びています。この稜線上には、かつて、直江兼続によって開かれた「朝日軍道」と呼ばれる軍事道路がありました。
2024年11月04日 10:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:52
北西の方面には、寒河江山や以東岳に通じる縦走路が延びています。この稜線上には、かつて、直江兼続によって開かれた「朝日軍道」と呼ばれる軍事道路がありました。
以東岳(1771m)は日本二百名山の一座なので、いずれ登ってみたいと思っていますが、登山口へのアクセスが悪いので、この稜線を縦走するのは難しそうです。
2024年11月04日 10:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:52
以東岳(1771m)は日本二百名山の一座なので、いずれ登ってみたいと思っていますが、登山口へのアクセスが悪いので、この稜線を縦走するのは難しそうです。
山頂の南側には、日本三百名山の一座である祝瓶山に続く縦走路が延びています。良さげな尾根道に見えますが、結構大変なようです。
2024年11月04日 10:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:56
山頂の南側には、日本三百名山の一座である祝瓶山に続く縦走路が延びています。良さげな尾根道に見えますが、結構大変なようです。
中央に見えるのが祝瓶山です。その尖った山容から「東北のマッターホルン」とも呼ばれています。
2024年11月04日 10:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:56
中央に見えるのが祝瓶山です。その尖った山容から「東北のマッターホルン」とも呼ばれています。
絶景を眺めながら昼休憩にしたいところですが、風が冷たいので長居できません。避難小屋に戻ります。
2024年11月04日 10:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 10:53
絶景を眺めながら昼休憩にしたいところですが、風が冷たいので長居できません。避難小屋に戻ります。
小屋からでも十分な景色です。小屋の中でラーメンでも作ろうかと思いましたが、入口付近は臭うのと、靴を脱いで2階に上がるのも面倒なので、行動食で済ませました。
2024年11月04日 11:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 11:27
小屋からでも十分な景色です。小屋の中でラーメンでも作ろうかと思いましたが、入口付近は臭うのと、靴を脱いで2階に上がるのも面倒なので、行動食で済ませました。
小屋を後にし、とりあえず登りでパスした小朝日岳を目指します。
2024年11月04日 11:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 11:38
小屋を後にし、とりあえず登りでパスした小朝日岳を目指します。
鳥原山方面に周回するには小朝日岳のピークを踏む必要がありますが、ここで200m近い登り返しが発生します。
2024年11月04日 12:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 12:10
鳥原山方面に周回するには小朝日岳のピークを踏む必要がありますが、ここで200m近い登り返しが発生します。
ちなみに、行きに見た小朝日岳はこんな感じでした。
2024年11月04日 08:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 8:42
ちなみに、行きに見た小朝日岳はこんな感じでした。
それが、下山時にピークを踏もうとするとこうなります。目の前に「高い壁」として立ち塞がっています。
2024年11月04日 12:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 12:15
それが、下山時にピークを踏もうとするとこうなります。目の前に「高い壁」として立ち塞がっています。
急登は予想していましたが、それ以上の激登です。この日の周回コースで最もキツい区間でした。
2024年11月04日 12:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 12:27
急登は予想していましたが、それ以上の激登です。この日の周回コースで最もキツい区間でした。
苦労して小朝日岳(1647m)の山頂に到着しました。歩いて来た大朝日岳を望みます。
2024年11月04日 12:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 12:51
苦労して小朝日岳(1647m)の山頂に到着しました。歩いて来た大朝日岳を望みます。
ここからピストンで戻るか、鳥原山方面に周回するか悩みどころです。周回すると1時間以上の遠回りになりますが…。
2024年11月04日 12:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 12:51
ここからピストンで戻るか、鳥原山方面に周回するか悩みどころです。周回すると1時間以上の遠回りになりますが…。
時間的にも体力的にもまだ余裕はあると判断し、鳥原山方面に周回することにします。
2024年11月04日 12:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 12:51
時間的にも体力的にもまだ余裕はあると判断し、鳥原山方面に周回することにします。
周回ルートは急な下りから始まります。その先はなだらかな尾根道に見えますが、結構歩きにくい道でした。
2024年11月04日 13:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 13:01
周回ルートは急な下りから始まります。その先はなだらかな尾根道に見えますが、結構歩きにくい道でした。
風が強めですが。良い景色です。やはり稜線歩きは登山の醍醐味です。
2024年11月04日 13:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 13:05
風が強めですが。良い景色です。やはり稜線歩きは登山の醍醐味です。
しかし、こちらのコースは登山者が少ないせいか、道がやや荒れ気味です。通過に気を遣うトラバースも多く、慎重に歩く必要があります。
2024年11月04日 13:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 13:17
しかし、こちらのコースは登山者が少ないせいか、道がやや荒れ気味です。通過に気を遣うトラバースも多く、慎重に歩く必要があります。
ザレ場が多く、滑りやすいので注意が必要です。画像だと大したことないように見えますが、ロープを掴まないとズリ落ちる傾斜です。
2024年11月04日 13:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 13:19
ザレ場が多く、滑りやすいので注意が必要です。画像だと大したことないように見えますが、ロープを掴まないとズリ落ちる傾斜です。
鳥原山がなかなか近付いてきません。こんなペースでは日没前に下山できないのでは…?と不安がよぎります。
2024年11月04日 13:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 13:28
鳥原山がなかなか近付いてきません。こんなペースでは日没前に下山できないのでは…?と不安がよぎります。
樹林帯に入ると歩きやすい道になりました。これでペースを戻せそうなので、少し安心しました。
2024年11月04日 13:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 13:34
樹林帯に入ると歩きやすい道になりました。これでペースを戻せそうなので、少し安心しました。
ナンテンの赤い実が鮮やかです。鳥が食べているのをよく見かけますが、人間には有毒です。
2024年11月04日 13:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 13:41
ナンテンの赤い実が鮮やかです。鳥が食べているのをよく見かけますが、人間には有毒です。
小朝日岳から1時間ほどで鳥原山の山頂に到着…と思いきや、良く見たら「鳥原山展望台」とあります。山頂はまだ5分くらい先でした。
2024年11月04日 13:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 13:57
小朝日岳から1時間ほどで鳥原山の山頂に到着…と思いきや、良く見たら「鳥原山展望台」とあります。山頂はまだ5分くらい先でした。
「展望台」だけあって眺望はバッチリです。小朝日岳とその向こうに大朝日岳が見えます。
2024年11月04日 13:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 13:57
「展望台」だけあって眺望はバッチリです。小朝日岳とその向こうに大朝日岳が見えます。
鳥原山の山頂は目印もない繁みをかき分けた先にあります。
2024年11月04日 14:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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11/4 14:04
鳥原山の山頂は目印もない繁みをかき分けた先にあります。
鳥原山(1430m)に山頂標識はなく、三等三角点があるだけでした。さっきの展望台が山頂で良いのでは?
2024年11月04日 14:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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鳥原山(1430m)に山頂標識はなく、三等三角点があるだけでした。さっきの展望台が山頂で良いのでは?
鳥原山を後にして少し歩くと、朝日鉱泉と古寺鉱泉跡との分岐に出ました。古寺鉱泉跡の方面に向かいます。
2024年11月04日 14:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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鳥原山を後にして少し歩くと、朝日鉱泉と古寺鉱泉跡との分岐に出ました。古寺鉱泉跡の方面に向かいます。
この分岐地点には池塘があります。今回の山行で湿原が見れると思っていませんでしたが、こちらも良い眺めです。
2024年11月04日 14:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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この分岐地点には池塘があります。今回の山行で湿原が見れると思っていませんでしたが、こちらも良い眺めです。
樹林帯に入って以降は踏み跡は明瞭です。しかし、緩やかな登り返しも多くて標高がなかなか下がっていきません。
2024年11月04日 14:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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樹林帯に入って以降は踏み跡は明瞭です。しかし、緩やかな登り返しも多くて標高がなかなか下がっていきません。
特に標識はありませんが、池塘から1時間ほどで畑場峰に到着しました。ここはぶな峠登山口との分岐があります。
2024年11月04日 15:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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特に標識はありませんが、池塘から1時間ほどで畑場峰に到着しました。ここはぶな峠登山口との分岐があります。
こちらのコースは日当たりが悪いのか、ぬかるんだ箇所が随所にあります。落ち葉の下の濡れた木の根が厄介です。
2024年11月04日 15:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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こちらのコースは日当たりが悪いのか、ぬかるんだ箇所が随所にあります。落ち葉の下の濡れた木の根が厄介です。
その一方で、紅葉はまだ残っています。盛りは過ぎていますが、目を楽しませてくれます。
2024年11月04日 15:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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その一方で、紅葉はまだ残っています。盛りは過ぎていますが、目を楽しませてくれます。
池塘を過ぎてからは単調で長かったですが、ようやく古寺鉱泉「朝陽館」が見えてきました。後もう少しです。
2024年11月04日 16:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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池塘を過ぎてからは単調で長かったですが、ようやく古寺鉱泉「朝陽館」が見えてきました。後もう少しです。
しかし、こうして見ると、建物の崩れっぷりがヤバいです。5年前まで営業していたとは思えません。
2024年11月04日 16:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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しかし、こうして見ると、建物の崩れっぷりがヤバいです。5年前まで営業していたとは思えません。
駐車場に戻って来たところ、見事に最後の1台になっていました。予定より遅くなりましたが、10時間超えの山行を無事に歩き切れて良かったです。
2024年11月04日 16:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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駐車場に戻って来たところ、見事に最後の1台になっていました。予定より遅くなりましたが、10時間超えの山行を無事に歩き切れて良かったです。
下山後は「テルメ柏稜 健康温泉館」で汗を流しました。400円とお安いですが、白濁したお湯が特徴的な温泉でした。
2024年11月04日 17:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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下山後は「テルメ柏稜 健康温泉館」で汗を流しました。400円とお安いですが、白濁したお湯が特徴的な温泉でした。
撮影機器:

感想

山形県と新潟県にまたがる朝日連峰の主峰である大朝日岳(1870.3m)。標高はさほどでもないですが、現在のメインルートである古寺登山口からのピストンでも往復16kmと距離が長く、コースタイムは10時間を超えます。
日帰りで登る人が多い山ですが、「どうせこの山に登るなら山頂から朝日が見たい」ということで、山頂近くにある大朝日岳山頂避難小屋に宿泊する計画を立てていました。しかし、翌日の予報が良くなく、宿泊しても朝日が望めそうもないので、日帰りに変更しました。

なお、深田久弥は百名山の選定にあたり、大朝日岳でなく「朝日岳」としています。これは、鳥原山、小朝日岳、大朝日岳、西朝日岳、寒江山、以東岳の6座を挙げて、「朝日連峰全体に価値がある」としたことが理由です。
現状、大朝日岳に登れば「朝日岳」に登ったことにはなりますが、選定者の趣旨からすれば、この6座を含む縦走路を歩いてこそ…ということになります。鳥原山方面に周回すると3km以上の遠回りになりますが、ペースよく歩けば日帰りも可能な感じなので、状況を見て判断することにしました。

この日は一日中天気が良く、やや風の冷たさはあるものの、雄大な朝日連峰の稜線歩きを満喫することができました。紅葉の時期は終わっていましたが、気温が低いために空気が澄んでおり、より遠くの山並みを見渡せた気がします。予想より時間はかかったものの、鳥原山方面へも周回することができたので、充実した山行となりました。

なお、大朝日岳の北西方面には以東岳(1771m)に通じる縦走路が延びています。そして、この縦走路はかつて「朝日軍道」と呼ばれ、軍隊の移動を目的として直江兼続によって開かれたものでした。(厳密に言えば、朝日軍道と現在の登山道は位置が少しズレています)

朝日軍道は、当時、上杉景勝と対立していた最上義光に気付かれることなく、米沢から(上杉家の飛び地である)庄内地方まで軍馬での移動を可能とするために整備されたものです。
全長は65kmありますが、その中の山岳地帯は、葉山から八形峰、中沢峰、前御影森山、御影森山、大沢峰、平岩山、大朝日岳、中岳、西朝日岳、寒河江山、以東岳、オツボ峰、三角峰、戸立山、茶畑山、芝倉山、葛城山、高安山、猿倉山を通り、岩魚沢を経て鰐淵集落に至るとされます。
三角峰から先は登山道がないので、朝日軍道をそのまま歩くことは困難ですが、以東岳、三角峰を経て大鳥池に至るルートなら可能です。

どちらからスタートするにせよ、車の回収が大変なので、実現は難しいですが、公共機関を上手く使うなどして、いつか歩いてみたいと思います。

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コメント

SHAKATAKさん
大朝日お疲れ様でした。
ヘッデン無しに始まり、ヘッデン無しに終わった、ですね。
それにしても、当日の展望が素晴らし過ぎ、吸い込まる感覚です。やっぱり、紅葉時期の東北の山はいいですね、色鮮やか。
一方、以前朝陽館に泊まりましたが、その時でさえ、おんぼろさに驚きました。

2024/11/9 12:18
KOTOWAKAさん
コメントありがとうございます。
今回は無事、明るい内に下りて来られました。
大朝日岳は、「どうせ登るなら天気の良い時に泊りで」と思っていたら、なかなか登る機会がなかったですが、今回は日帰りとはいえ、予想以上の好天に恵まれました。
そして、山頂から遥かに続く縦走路を見渡すと、視界の先まで歩いてみたくなりました。
日本二百名山の以東岳に登る時には、出来れば大朝日岳まで縦走したいと思います。
2024/11/9 17:17
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