北穂高岳 今年も小屋開けの日に。
- GPS
- 32:00
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 1,728m
- 下り
- 1,719m
コースタイム
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:36
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:32
出発時23kg +
帰宅時23kg。
天候 | 4/28 晴れのち高曇り 4/29 晴れのち曇りのち雪 4/30 雪のち小雨 5/1 ガスのち小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
松本BTから上高地へアルピコ交通バス。¥2450円 帰路:上高地から松本駅へは、新島々駅でアルピコ交通上高地線へ乗り換え。¥2450円 松本駅から名古屋まで、特急しなの利用。\5510円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
初日は上高地から路面が凍結していてスリッピーでしたが、 下山路は氷もおおよそ融けてました。 入山前、入山後に積雪。デブリが多数発生してました。 北穂沢の急斜面は相変わらずです。 |
その他周辺情報 | 上高地 小梨の湯\600円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
今年も小屋開けの日に北穂高小屋へ行ってきました。
当初は、前日松本でちょっと観光してからの入山を予定していましたが、
29日の天気が怪しそうなので、28日のうちに涸沢まで入り、29日は登るだけにしました。
というわけで、前年同様に今年もテン泊装備です。
ムーンライト信州の運行がないため、上高地線の対応電車の運行もなし。
松本BT始発5:30上高地行き(7:00過ぎ着)が公共交通最速です。
出発時に見えていた青空も次第に曇り空。
上高地でも雪が残っており、冷え込みから路面も凍結。
横尾から涸沢へ向かうところもしっかりと雪が残っており、
本谷橋からも冬道を歩けます。
辛さは変わらないのかもしれませんが、
夏道を行くよりは気分的に楽です。
どうにか涸沢まで辿り着き、テントを設営します。
たくさんの方が張られており通路の上部側の僅かなスペースを確保。
初めて用意したスコップでブロックを切り出そうとしますが、
なかなか上手くいきません。
歪な壁を形成して、なんとかテント設営完了。
2日間は持つ筈でした。。
その日は疲れもあり、食事後すぐに就寝。
ようやく目が醒めると、少し空が白んでいました。
モルゲンを気にしながら食事を済ませましたが、
この日は焼けんかったかな。
それでも天上は絶好の快晴。
北穂高岳までの行程ですが天候悪化の予報なので、
食事をしますと早めの出発にしました。
青空の北穂高岳山頂は何度訪れても格別の場所です。
幸いに風も弱く、しばし展望を楽しんでから北穂高小屋へ。
山頂の白い要塞は、雪の切り出しのラインが芸術的で惚れ惚れとします。
時間は9時前でその頃は快晴から南側に雲が湧き出し、
北側も槍の穂先を何度か隠した後は、次第に曇り空。
少し迷いましたが、ご褒美の小屋泊は断念出来ず。
やはり小屋に泊まることにします。
そうと決まれば、早速ビールを頼み、若干残る展望を肴にします。
展望がなくなり、雪が舞い散り出すと、下山の心配。
小屋泊まりの方々と、翌朝の下山を相談していました。
夜が明けて外に出ると、吹き溜まりで20センチ以上の降雪。
それでも、下山するつもりでしたが、
朝食後、長野県警から小屋へ雪崩の危険から下山を自粛するようにとの要請があったとのこと。
待機してる時間は長く、そうこうしてるうちに、雪は雨へと変わっていきます。
12時前後、下山の最終判断として、全ての方が連泊を決めました。
この日は、小屋を下りる方も、登ってくる方もいらっしゃいませんでした。
そうと決まれば、またまた、アルコールに手が伸びてしまいます。
贅沢な雪割りウイスキーに夜は信州限定のツイン アルプスをロックで♪
美味しすぎて、ついつい飲みすぎてしまいましたが、思えば、
平成から令和への改元の時を北穂高小屋で過ごすという貴重な経験ができました。
令和の初日、小屋泊の皆さんと北穂登頂と、
下山時に凄いデブリ跡を見て、
前日に下りなくて良かったと言い合いながら
下山を共にすることができました。
涸沢手前で先に下ってしまい、
最後に十分ご挨拶ができなかった方もいらっしゃいましたが、
この場をお借りして、3日間ありがとうございました。
悪天候のときの山小屋は、本当
ありがたい存在ですね。
お天気の影響とはいえ、北アの
メイン部に3連泊は、非日常で
ぜいたくな、時の過ごし方、
少し憧れます。
雷鳥、虹、同宿の方との
語らいなど、素敵な時間ですね。
komakiさん、こんにちは♪
コメントありがとうございます
このところ、一年のご褒美にしている春の北穂高小屋泊。
今年も行って来ました
ただ、天候が悪くなることはわかっていたので
迷いはありましたが、、、
この時期、高所が冬と春の狭間で気象が荒れるのは仕方がないと。
やっぱり、小屋に泊まることにしました。
思ったよりも降雪が多くて、涸沢でも20センチ以上あったらしく、
雪崩の懸念から、長野県警による下山自粛の連絡は、
結果、負傷者を出さずに済んだんやろうと、
下山時に気付き、無事に下山できたことは、
有り難く思いましたし、
この時期限定で、北穂からの風景が見れたことは、
貴重な時間でした♪♪♪
フジモンさん、こんにちは。
恒例の北穂高!今回は平成から令和の時代越しとはなんて素敵なことでしょう^^
北穂での珈琲は格別の味に違いないと思います♪
また来年も素晴しい景色が見られますように^^/
お疲れ様でした。
わかぼんさん、こんにちは。
コメントありがとうございます♪
平成から令和への改元の力が自分を安全な山頂部に留まらせてくれたんやと、
そう考えると、いっそう感慨深いです
北穂でわかさんの淹れるコーヒーを味わってみたいです
同じ時期でも、毎回受ける印象も違います。
来年のことを言うには早すぎますが、
また同じように、その時その場所に居る自分を想像すると、
今から楽しみです
fujimonさん
こんにちは。
同じ日、涸沢から北穂にピストンし、涸沢に戻ると山頂の青空が嘘のように、奥穂北穂は灰色になっていました。
小屋明けの日、山頂に泊まった方は、次の日下山できなくなってしまったのですね!
待機してると時間が長い、、、ようですが、雪の降り積もる北穂に引き留められてるなんて、なんだかロマンチックな感じがします。
毎年、登っていられるようで、素晴らしい楽しみかたですね。
maple19さん、こんにちは。
コメントありがとうございます
天候の悪化は想定していましたが、
思ったよりも早く白い景色になってしまいましたので、
まさに、maple19さんに見てもらうための日やった気がしますね
恐らく、北穂への途中、
サクサク進まれてたのがmapleさんなんやろなぁと思うんですが、
2017の西穂から奥穂への時も、軽やかな姿を覚えています。
翌日に下りるつもりで泊まったんですが、
思ったよりも降雪があったようです。
こればっかりは仕方がないですもんね。
はたから見たら何と贅沢な時間。貴重な時間を過ごさせていただきました。
こんばんは、fujimonさん♪
今年も北穂小屋へ行かれたんですね!
予定外でしたでしょうが・・・連泊もいいですね。
私は・・・行きたかったですが・・・
今年も残雪の北穂へは行けそうにありません(^^;
代わりに、fujimonさんの写真で楽しませていただきました。
白い雷鳥、可愛いですね!!
earielさん、こんにちは♪
コメントありがとうございます
今年も行ってきました〜〜しかも連泊で
その分ご飯食べすぎてしまいましたが、、、
写真で楽しんでいただけたら幸いです。
北穂で雷鳥見たのは初めてのような気がします。
まだ真っ白な姿で、小振りの可愛い子たちでしたよ
北穂高の小屋でご一緒してもらったものです
お互い名前も名乗らずにいろいろ山の話に盛り上がりました
思わぬ連泊になりましたが 平成〜令和へと山で迎えることができ
本当に貴重な体験!
30日は下山自粛と初めての北穂高にしては過酷な状況でしたが
みなさんとご一緒できたおかげで無事下山
下山であんなに汗をかいたのも初めてかな・・・
自分ながらによく下りたもんだと思いました。
またどこかの山でご一緒できたらいいですね
鈴鹿あたりで会えるかな?
ヤマレコで見つけたときは 感激でした!!
cherry loveさん、こんにちは♪
コメントありがとうございます
こちらこそ、小屋ではありがとうございました。
下山自粛と聞いた時にはどうなることやと思いましたが、
お話ししたり、飲んだり、呑んだり。私はほとんど呑んだりでしたが
あっと言う間の時間でした。
心配した下山でしたが、自粛したのが幸いして、
みなさん無事の下山となって良かったですよね
GW涸沢レコの多いなか、見つけてくださりありがとうございます
また山でお会いしたいですね。
鈴鹿辺りはウロウロしてますので
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