金峰山~悔しい敗退~


- GPS
- 05:31
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 893m
- 下り
- 890m
コースタイム
05:55 富士見平小屋
06:40 大日小屋
07:09 大日岩分岐
08:17 砂払いノ頭
08:33 稜線上撤退地点
10:55 県営無料駐車場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
○4:30到着時には既に6~7台。 ○駐車場まで凍結・積雪等は無し。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇駐車場-富士見平小屋 雪も無く快適に登れます。 ◇富士見平小屋-大日小屋 終始アイスバーン,雪道が続きます。 アイゼン無しでは歩けません。10本爪以上のアイゼンは必要かと思います。 ◇大日小屋-大日岩分岐-砂払いノ頭 アイスバーンを抜け、雪道が続きます。 締まりのある雪道を抜け、大日岩分岐~砂払の頭ではけっこう苦労しました。 昨日雪が降ったのでしょうか。締まりはありませんでした。 ◇砂払の頭-稜線撤退地点 風、トラバースに気を付けて・・・。。 |
写真
感想
4回目の登山は金峰山。
初の百名山でかなり楽しみにしていた山だ。
2時半に出発し、4時半に県営駐車場に着いた頃には既に6~7台程の車があった。
車中泊なのかなぁ。
なにはともあれ、準備を整え日の出と共に出発!!
久々の登山で足も軽快だ☆
富士見平小屋までは雪も無くすらすら歩ける。
木の合間から見える瑞牆山をしばし眺める。
間近で見る岩のスケールに圧倒されて・・・
カッコイイ・・・。。
何だよソレ。。
樹林帯に入ると足元が悪くなる。気にしていたアイスバーンだ。
アイゼンを装着し、気を遣いながら歩く。
大日小屋の辺りから雪が深まり、本格的な雪道歩き。
大日岩分岐付近~砂払いノ頭はかなりペースが落ちる。
雪も深く締まりがない…。。昨日雪降ったのかな・・・。。
ただ、砂払いノ頭を抜けると絶景が待っていた!
森林限界を初めて超え、開けた景色に感動した!
この景色に会いにこの山を選んだ。
山頂が目の前に見え、楽しみにしていた稜線歩き☆
ただ、風が吹き始めてきた…。。
それでも突き進む。
さらに風が強くなり、締まった雪のトラバースを歩く・・・。。
進む…。そして目の前にしたトラバース…。
初めて登山で感じた「恐怖」。立ちすくんだ。
山頂を目の前にして葛藤した。
そして、諦めた。
自分は初心者なんだと心から改めて感じた。
引き返す途中に砂払いノ頭ですれ違った方に声をかけて頂いた。
自分は、「怖いので引き返します」と。
悔しかった。
砂払いノ頭付近に戻ると風は収まり、再トライしようかと考えた。
でも、自分に自信が無く、下山した。
下からは次々と登って来る方たちがいた。
山頂まで行けていると思うとうらやましかった。
下山後、悔しい気持ちと同時に思った。
また来ます金峰山!
こんにちは。
私も怖くて何度か撤退しています。
先日に八ヶ岳・権現岳に行きましたが山頂付近は60度以上の急登で、ベテランが怖いと言ってました。
体力や時間も計算しましたが、無理・怖いと思ったら撤退してます。
雪山はベテランでもミスれば滑落します。大げさですが、単独なら怖いと思ったら止めるが一番です。単独でも他の方に付いて行けば違いますが、誰も居ないと雪山はとくに恐怖と不安が増幅します。
行けそうな怖さ
無事帰れる事が登山の基本ですから、またトライしてください。
コメントありがとうございます
雪山ではベテランの方でもそういった場面があるのですね。
今回改めてcarolさんのおっしゃる登山の基本「無事帰る」ということを実感いたしました。
登頂を達成する事は出来ませんでしたが、これから登山を続けていく上での大切な基本を学ぶ事が出来たのでまたトライしたいと思います
貴重なコメントありがとうございます
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