新入生体験登山(岩木山・嶽〜八合目)
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- GPS
- 06:43
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 792m
- 下り
- 790m
コースタイム
天候 | 春の訪れを感じさせるほどの晴天。 風はあまり吹かず暑いほどだった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
行き:弘前バスターミナル(7:10)⇒嶽温泉前(7:58) 帰り:嶽温泉前(16:25)⇒弘前バスターミナル前(17:05) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的にザラメ雪。 4月第一週に積もった雪が弱層になっていたが雪崩れるほどではなかった。 場所にもよるがワカンで踝程度のラッセル。 八合目手前はツボ足でも大丈夫そうだった。 |
写真
感想
大勧誘会の山岳部ブースに来てくれた新入生のうち、部の活動に興味を持ってくれた2人を連れて岩木山の嶽コースを八合目まで登った。
先週と同じように弘南バスに乗り、ふもとの嶽温泉へ行く。たった一週間で雪がだいぶ減っているような感じがした。ワカン・スノーシュー(クサモリはスノーハイク)を装着し、出発。少し登るといつもと風景が違うような気がする。「一週間でここまで雪が減ったのか」と思っていると、僕たちより先に出発したおばさんたちが迷っている様子だったのを見て、いつも登るスキーコースから外れたんじゃないかと思い始める。さらに登ると明らかに風景・地形が異なっており、自分たちは湯ノ沢に寄り気味に登っていることに気づく。このまま登ってもスキーコースに合流できるが、進行方向左側へトラバースしていつも登っているコースに戻る。
スキーコース合流後、ゆっくりながらも順調に進む。休憩がてらコンパスの使い方(目標物への方向の合わせ方、簡単な現在地の特定の仕方)を全員で確認する。新入生よりも、使い方をマスターしていなかった現役の方が目を輝かせてコンパスをいじっていたような気がするが、コンパスの便利さ・おもしろさに気づいてもらえたようでよかった。
その後も痛いほどの日差しの中ゆっくりと進み、午後1時になる前に八合目に到着。スカイラインの道路が見えるくらい除雪が進んでいた。鳥海の方からはスキーヤーたちが滑ってきていて、来シーズンは山スキーで来るのも悪くないと思った
さえぎるものもない晴天の中、風景を楽しんだり写真を撮ったりしてから下山開始。スノーハイクで滑るクサモリ、斜面を走って下りる「下山部」3名(うち1名は高校時代山岳部だった新入生)、ゆっくり下りるお嬢様3名(うち1名は新入生)、そのいずれにも属さないイセ(筆者)、という構成で下りる。
今回来てくれた新入生たちは「登ってやる!」という気に満ちあふれていたように感じた。山は精神力で登るものだと思う自分にとってはうれしいことだった。今回の山行は山岳部の活動の一部しか体験できないものではあったが、これをきっかけに前向きに考えてもらえたら、と思った。
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