伯耆大山・夏山登山道から弥山
- GPS
- 05:06
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 978m
- 下り
- 986m
コースタイム
- 山行
- 4:08
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
多くのひとが歩く定番コースで、ほどよく整備されている。八合目からは木道。 |
その他周辺情報 | 下山後、モンベルの大山参道市場で大山チキンカレーを食べた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
筆記用具
ガイド地図(ブック)
日焼け止め
携帯
タオル
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共同装備 |
ストック
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感想
弟子(妻)、ポッポ(中2)、リンちゃん(小6)との月例ファミリーハイク、2019年5月は、鳥取県の大山に行くことになった。ホントは、九州のくじゅう連山を計画してたけど、ポッポの部活とリンちゃんのハンドボール大会のため、中止に…。2人の予定と重ならない5月4日〜6日の3日間に、急遽、鳥取県への観光旅行を企画し、その一環として大山登山を組み入れた。
前日のうちに、大山寺旅館街のとやま旅館さんに宿泊。駐車場の心配をしなくていいこと、下山後の入浴の心配もしなくていいこと、そして朝食を弁当に変えられるため朝の出発時間も気にしなくていいことなど、メリットが多かった。
5月5日当日の朝5:58に出発。一旦大山寺橋まで下りる。橋からはこれから登る大山がよく見えた。南光河原駐車場の先の夏山登山道入口から入山。すぐにキャンプ場からのルートと合流。人気の百名山だけあって、朝早くから登山者の姿を多く見かける。道も階段状に整備されていて、歩き易い。
四合目に6:55に到着。ここで、とやま旅館さんに用意してもらった朝食代わりの弁当を食べる。この弁当は田部井淳子さんの監修の元に作られたそうで、長い太巻きが2本とウィンナーとリンゴという内容。長い太巻きは、半分が昆布、残りの2/3が梅、1/3が紅鮭が具という三色太巻き。箸が不要という登山者に優しい弁当だ(笑)。
20分の朝食タイムの後、なおも夏山登山道を登る。意外にも、下山してくる登山者の姿も多い。このひとたちはいったい何時から入山したんだろう?(苦笑) 登山道は合目ごとの標識のほか、標高100 mごとに標識が立っており、残りがどれだけなのか分かりやすく、登っていてとても励みになる。7:25に早くも5合目に到着。この辺りから植生が明らかに変わり、背丈の低い木が中心となった。五合目からすぐに行者谷別れを見送り、なおも登ると岩ゴロのこれまでよりは歩きづらい道に変わってくる。多くの登山者が休む六合目避難小屋を、7:38に通過。7:49に、七合目に到着。前の休憩場所の四合目から30分ちょっとしか歩いていないけど、四合目から頂上までのちょうど中間に当たるため、ここで休憩することにした。ここからの中海から弓ヶ浜にかけての展望は、見事だった。
7:59より歩行再開。登山道の脇にところどころ雪が現れるようになる。今回の登山、4月下旬になっても雪が結構残ってるとの情報に、ポッポとリンちゃん用にアイゼン買わなきゃ…と思ってたけど、ここ最近の高温で一気に融けたとのことで、結局、アイゼンは持ってきていない。アイゼン買わなくてよかった(苦笑)。
七合目からは上の様子が丸見えになってたため、「あれ、八合目の標識だよね!?」と意気込んで登ったら、単なる枯れ木…ということもあって、七合目から八合目の間が一番疲れた(苦笑)。八合目を過ぎると木道上の歩きになるため、面白いように先に進む。すぐに標高1600 mを過ぎ、九合目を通過し、頂上避難小屋が見えてくる。避難小屋を南側から廻り込み、大山の頂上の標識に8:30に到着。登り3時間を見込んでたため、かなり早い到着だ。頂上からは麓の大山寺エリアから島根半島や宍道湖、中国山地の山々など360°の大展望が得られた。登山禁止の剣ヶ峰方面もよく見えた。
8:55に下山にかかり、下りは避難小屋を北側から廻り込む。石室との分岐では登りの登山者とのすれ違いを回避するため、石室のほうに入る。こちらの木道は急な角度で敷かれてるため、雨降りや雨上がりの時には滑りそう(苦笑)。石室を過ぎると一枚大きな雪田が現れた。
夏山登山道に復帰し、最初はそのまま下山。山ヤさんというよりは素人っぽい家族連れや、一般観光客といったひとたちと多くすれ違う。若い女性数人のパーティーとすれ違ったけど、キャミ姿だもんなぁ〜(苦笑)。ルイ・ヴィトンのリュックなんて初めて見た(爆笑〜!!!)。
こんな混雑も、行者谷別れから行者谷コースに入ると無くなる。行者谷コースは入りがけに一気に高度を落とすも、その後は緩い坂が主体。河原に降りてから仰ぎ見た北壁の迫力が凄い!
一旦クルマの姿を見て、無事下界に降りてきた〜…とホッとしたけど、車道は砂防作業車専用で登山者は歩行禁止のため、再び山道に入る。ユートピア避難小屋方面への分岐を過ぎると、すぐに大神山神社の境内にひょっこり出た。ここでトイレ休憩。ここのトイレは、新しくて、快適。
大神山神社から先は一般観光客に混じりながらの歩行。親とはぐれた男の子が絶叫しながら坂道を登ってくのとすれ違って、なおも下ると、大山寺。参道を下りると、11:06にとやま旅館さんに戻った。
前泊したことによる早発ちで、本格的に暑くなる前に、そして本格的に混雑する前に歩き通すことが出来た。上り3時間、下り3時間を見越してたけど、大幅に時間を短縮でき、ポッポとリンちゃんの成長が実感できた山旅だった。
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