戸中林道崩落により予定変更で黒沢山
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- GPS
- 35:39
- 距離
- 40.5km
- 登り
- 2,718m
- 下り
- 2,703m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 9:37
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 12:29
- 山行
- 11:35
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 13:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
写真
感想
夏の偵察?に不動岳から合地山を目指したが、、、
初日
行けるとこまでと思いいつもの様に水窪駅からタクシーをお願いする。
ダムの先の舗装路が終わるところのゲートは解放されていてまずはホットする。その先、橋の箇所もゲートはなくラッキーだったが、いつものゲート手前で何台か駐車している箇所がありユンボで通行止めとなっていた。
ユンボの少し先で崩れた跡が有った。後から知ったが10日ほど前の土砂崩れでヤマレコユーザさんの車が林道に閉じ込められてしまい、応急処置で崩れた箇所の土砂を取り除いたそうです。その先は問題なく中小屋ゲートまで進む。予定より林道歩きが長くなったがここまでは想定内だったので問題なかった。ところがゲートから2Kmほどの箇所で新しく張った網の箇所が崩れていて普通には越えられそうになかったのでとりあえず空身で網の中に入り込み網から出るとこまで行った見たが、ザックを背負っては網の中を進めそうになかったので先に進むのを諦めた。中小屋まで戻って、さてどうしようと考え、矢筈尾根で六呂場経由で不動岳を目指しても良かったが、テンションが下がっていたので夏の偵察は諦めて昨夏繋げられなかった赤線繋ぎのために直接、中の尾根を目指すため奈良代山を目指す。中小屋から奈良代山は、まだ水窪100山の標識がなかった10年ほど前に歩いた事が有ったが、また歩く事になるとは思っていなかった。奈良代橋を渡り急登を上がっていく、急登は崩壊地の箇所までだと記憶していたが、崩壊地の先が一番きつい急登になっていて苦労した。その後は普通の登りとなりペースが上がったが、奈良代山に着くころには日が暮れそうだった。10年前より2時間以上かかってしまった。今日は栃生山と思っていたが、奈良代林道に降り立ったところでテントを張ってここまでとした。
2日目
今日は中ノ尾根を目指すがおそらく黒山手前位の適当な箇所でテントかなと思いつつ雰囲気の良い道を進む。10年前に歩いた時には途中少しだけ藪ぽい箇所があった記憶が有ったが、藪もなく印にそってすんなりと奥布山に到着する事が出来た。奥布山からもう一登りで栃生山に到着する。ここはギリギリ電波が届くので、予定変更を連絡しておく。この先、10年前に戻ってくるときに迷った箇所なので目印を外さない様に慎重に進むが、尾根沿いに進んでいると途中から目印がなくなり、獣道も途切れ笹藪に突っ込み苦労するひと山越えて下りる途中から、笹が枯れていて歩きやすくなった後は、しばらく道沿いに笹枯れしたので除草剤で整備したようだ。除草剤で整備された箇所が終わると再び激藪となり、獣道を外すと笹藪と倒木のミックスでまったく先に進まなく苦労する。六呂場方面からの縦走路との合流地点まで進んでから笹の急登に取りつく。ひと段落してからさらにもう一登り急登を越えたところからは山頂まで普通の登りとなる。黒沢山に着いたときは17時を回っていた。テント適地を探すが山頂付近に良い箇所がなく、中ノ尾根方面に少し行ってみるが行くにつれて残雪が増え尾根も細くなっていたので引き返して山頂から戻って急登手前の雪のついていない狭いスペースに無理やりテントを張った。夜、降って来た雪がテントにあたり音を立てていた。
3日目
昨日の様子から中ノ尾根まで残雪で苦労しそうで、また時間がかかりそうだったので、また予定変更で栃生山に戻ることにした。激藪地帯に入ってしばらくすると、栃生山に向かって尾根の左手斜面に歩きやすい道がついていた倒木は何本か有ったが、昨日通ったコースよりはだいぶましだった思う。除草剤の地帯にでて一安心して道沿いに進むと行に通った小ピークの右手に道が続いていてそのまま進むとずっと歩きやすい道が続いていた。栃生山の手間で倒木でコースを外れてしまい少し手間取ったがあっけなく到着する事が出来た。ここでまた予定変更の連絡を入れて奈良代林道を目指す。奈良代林道に出たところで15時前で後は林道歩きなので暗くなっても水窪ダムまで行けるだろうとゆっくり林道を歩き始める。途中、林道をショートカットして登ってこられる方を見かけ少しお話をする。池口岳まで行かれる予定との事だったの、栃生山から黒沢山のコース取や黒沢山付近の残雪の状況などをお話しして、林道のショートカット道をお教えいただきゲートまでだいぶ楽をさせて頂いた。舗装路に着いた時には暗くなってしまい、ヘッドランプを付けて先に進む。途中水窪100山の大寄山による余裕はなく、また松林山は通過したはずだが気が付かなかった。水窪ダムに着いた時には20時を回ってしまっていたが、電話ボックスの明かりが有ったので休憩所でゆっくり夕食をとることが出来た。休憩所の屋根の下にテントを張ったので、雨が降っていたが快適に夜を過ごすことが出来た。
赤線繋ぎに水窪駅まで歩くチャンスだったが、まだ雨も降っていたので、ゆっくり朝食をとってからタクシーを呼んで水窪駅に出た。
水窪駅で時間が有ったので、ヤマレコのレコで見た「山に生きる会」のみさくぼ百山の冊子が置いていないか、道の駅国盗りに行ってみた。山に生きる会のコーナは有ったが残念ながら冊子は置いていなかった。店の方に聞いてみると、以前は置いていたが今はないとの事だったが、山に生きる会の方に電話をしていただき、持ってきていただけることになり入手出来ました。お店の方、山に生きる会の方有難うございました。
夏の偵察のつもりだったが、全く偵察にならなかったし、相変わらず歩くのが遅く、足の調子が良くならなけらば夏の計画は変更して、今回ゲットした山に生きる会の冊子を参考に水窪百山巡りでもしようかな?
コメント
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kumahikoさん、こんにちは!
私と向かう所が同じだったとは嬉しいです。
ここ最近の台風被害が深刻で、この辺り(遠山、水窪、川根・・・)の山域は林道崩壊がひどくてあっちこっち通行不可ですね。
林道が無いと登山が成り立たないのでせめて戸中林道は復旧していただきたいです。それでも奈良代山への変更はこの辺りを熟知したkumahikoさんらしいです。
金網フェンスの所にはスケーターですか??
いろんな方がいるもんですね。
お疲れさまでした。
fujiyoshi さん、こんにちわ
先ほど、fujiyoshi さんの計画コースを拝見させていただきびっくりしました。
不動岳から合地山まで同じ計画コースでしたね、ヒコーキ尾根から下った箇所は林道崩壊が激しいのでやっぱりこのコースですよね。
いつになったら行けるか判りませんが、いずれ行ってみたいコースです。
私が一番復旧してもらいたいのは寸又川左岸林道ですがもう無理なようですね、、、一方、奈良代林道は林道が通っているコースがよく崩れるような箇所がないし高度を稼げるので、良いかもしれませんね
それでは、fujiyoshi さんの次のレコも楽しみにしています。
kumahikoさん こんばんは
水窪方面に行かれると聞いていたので、どちらのお山か興味津々でした
この山域は私もまだ未踏の山ばかりですので、林道が整備されることを願いつつ、いつかkumahikoさんのレコを参考に歩いてみたいと思います(^^)/
足の痛みの方、変わらずのようですが、今回もガッツリのテント泊縦走、流石ですね!
私たちも読図しながらなので、歩く速度は遅いですが、その分 じっくりと味わうことが出来て山の世界がぐ〜んと広がります(^-^)
最近ではGPSの進化で、ログをなぞりながらのスピードハイクが流行りのようですが(笑) 荷を担いで、どっぷり山の懐に浸かる。。そんなkumahikoさんのようにクラシックな山旅をこれからも続けていけたらいいなと思っています
次のレコも楽しみにしていますね〜\(~o~)/
haizi さん こんばんは
いつもコメント有難うございます。
早速、haizi さんたちのアカヤシオのレコがUPされたことがマイページに表示されました。アカヤシオも景色も最高でよかったですね
fujiyoshi さんもお勧めの鹿の平は本当にいいところですが、最近は行く人も増えてきてしまい不届き者も紛れ込んでいるようでね。戸中林道が復旧した時を狙って、早めに行かれることをお勧めします。
私は単独行が多いので、GPSはお守りとして手放せないので全然クラシックな山旅にはなっていませんよ、haizi さんたちの地図読解能力の高さには感服しています。
haizi さんたちの次のレコも楽しみにしています。
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