立山 神々の住む山。

2019年05月09日(木) ~ 2019年05月10日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 4.8km
• 登り: 302m
• 下り: 304m

コースタイム

1日目　5：57自宅発ー9：54立山駅前駐車場―12：18登山開始―14：26一の越
2日目　6：53下山開始―8：03室堂山荘―9：01ミクリガ池―9：22室堂ターミナル

天候

1日目　晴れてはいるが雲多し。
2日目　雲一つない　紺碧の空。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

　東海北陸度各務原ICから北陸道立山ICまで、スムース。
　立山ICから立山駅まで、これもスムース。
　駅前の駐車場、数台空きスペースがあり停める事が出来ました。
　ケーブルカーで美女平へ。臨時便のバスで室堂へ。雪の大谷、今年は16mの高さだそうです。
　まずは室堂のレストランで腹ごしらえ。氷見うどんと白エビのテンプラ。旨かった。
　一の越山荘の夕食は毎度おなじみのシチュー、サラダ、小芋とかんぴょうの煮物に揚げ物。ご飯とシチューはお代わり自由です。500mlの缶ビールが400円、山小屋にしては安い。
　翌朝、朝食抜きで下山。室堂山荘へ降りてから昨日SAで買っておいたメロンパンを食べました。

　翌日、帰宅時、立山駅前の駐車所は満車。溢れた車が下の駐車場に入っていました。高速道路をスイスイ、4時前に帰宅することが出来ました。

コース状況／危険箇所等

　1日目　午後から出発のため、雪は緩んでいました。雪崩が心配です。ノーアイゼンで一の越まで。
　2日目　朝7時から下ります。雪は固く、アイゼンが良く効きました。雪崩の心配はありません。

その他周辺情報

　吉峰グリーンパークの温泉で汗を流しました。アルカリ性のヌルヌル、気持ちの良い美肌の湯でした。広い食堂で昼食、天ざるうどんはイマイチでした。

写真

5/9 13:11

一の越へ。

5/9 14:02

右　先行のスキーヤー、左　下山者。下山してきた方とお話ししました。埼玉から来て、昨日は奥大日、今日は別山から廻ってきたとおっしゃっていました。

5/9 14:32

一の越に登り着きました。北アルプスの峰々です。

5/9 15:59

槍・穂。

5/9 14:32

龍王です。

5/9 15:11

奥大日です。

5/9 15:15

室堂乗越に陽が。

5/9 15:26

雷鳥沢を見降ろします。

5/9 15:31

下って行くヒト。

5/9 15:33

浄土山。

5/9 16:03

ライチョウに会いに行きました。

5/9 16:04

立派な足。

5/9 16:05

岩の隙間をつついています。

5/9 16:05

いい顔してます。

5/9 16:08

別の個体がこちらへやって来ます。

5/9 16:08

後姿。

5/9 16:10

ん？首をグイと伸ばして何かを見ています。

5/9 16:11

そこにはメス。

5/9 16:14

近づいて来ました。

5/9 16:15

でも、名残惜しそうに別れて行きます。

5/9 17:24

風紋。

5/9 18:53

白山に陽が沈みます。

5/10 3:06

夜中の2時です。

5/10 6:10

翌朝、奥大日が輝いています。

5/10 6:52

黒部五郎〜槍・穂〜赤牛・水晶〜笠。

5/10 6:52

燕から大天井。

5/10 7:06

アイゼンを履いて下ります。

5/10 7:20

キッツモチイイ〜。

5/10 7:22

荒らされた登山道も氷の芸術。

5/10 7:25

振り返れば、なんと、ダイヤモンド雄山。

5/10 7:33

朝陽に照らされて。

5/10 8:02

室堂平に降り立ち、振り返って。

5/10 8:03

室堂山荘でひと休みして、

5/10 8:32

室堂平を散策。

5/10 8:46

ミクリガ池、雪解けが始まっています。

5/10 9:01

雪のミクリガ池と立山。

5/10 9:05

地獄谷。

5/10 9:08

雪庇も崩れ、称名ヶ滝へと流れます。

5/10 9:09

雄山、雪崩の跡とシュプール。

5/10 9:30

帰りのバスの中から、雪の大谷です。今年は16mの高さだそうです。

撮影機器：

Canon EOS 5D Mark IV Canon

感想

onisan

　今年のGWは10連休、ちょっと外に出ると車の行列が出来ていて、山に登るなんてもっての他でした。毎年、GWを避け、この時期に立山の一の越山荘に行っています。
　GWガ開ケテモ外国人ニハ関係有リマセン。ペチャクチャガヤガヤ大賑ワイ。ですが、それも室堂ターミナル周辺だけ。室堂山荘まで来るともう静かな立山です。
　昨年は夜中に降った雪が膝まで積り、出来立ての表層雪崩のデブリを乗り越えての下山。少々怖ろしい思いをしました。今年は数日前に雪が降ったとの事。雪の量は昨年より多く、今日は汗をかく程の陽気です。ブロック雪崩の跡を見ながら、心配しつつ一の越に向かいます。緩んだ雪を蹴りながら、脚のシビレをなだめつつ、何度も休んで無事一の越に到着。
　一の越山荘、宿泊者はわたしを含めて4名のみ。6畳一間を貸切です。名物のアンカが布団を温めて呉れて、気持ちよく寝ることが出来ます。
　夕食まで時間はたっぷり、お目当てのライチョウを探しに出かけます。いつもの岩にはいませんでしたが、あちらこちらでゲッゲゲ〜。いましたいました、縄張りに入って来たよそ者（とはいえライチョウですが）を追い払いに空を飛んでいます。かたや仲良さそうなカップルも。餌をつついたり、首を短めたり、グイと頭をもたげてあたりを見渡したり、いつまで見ていても飽きることはありません。それにしてもライチョウの脚は太くて立派。首と目の周りに黒い夏毛を纏い、赤い肉冠が男らしい。つぶらな瞳のメス、かわい〜い！　全部で6体のライチョウを真近で観察。一の越では必ずライチョウに会うことが出来ます。
　刻々と変わる山々の姿をぼ〜っと眺めながら過ごします。これそ至福のひと時。
　一の越山荘に泊まるもう一つお目当ては夕日、今年はイマイチでした。深夜、満天の星。翌朝にはダイアモンド雄山。朝陽に照らされて輝く真っ白な山々、立山には神々が宿ると云われていますがまさにその通り。今年も行けて良かった一の越でした。

コメント

andounouen

onisanさん こんばんは！
ライチョウ可愛いですね！ （写真集のようです ）
一度は見てみたいと思っています。
まだ雪国はたっぷりの雪があるんですね。
こちらは暑くてTシャツです。

onisan

Re: onisanさん こんばんは！
　andounouenさん、こんばんは。

　ライチョウ、今のわたしには真冬に会うことは出来ません。立山アルペンルートが開通したこの時期には、 わたしでも冬毛の残ったライチョウに会うことが出来ます。夏のライチョウは、その鳴き声にふさわしく、とても美しいと感じることはありませんが、冬毛のライチョウは一見の価値ありです。
　立山は別世界、山を降りたらこちらも夏日、半袖一枚で過ごしています。

shige1966

いいですね。
onisanさん、こんばんは。
今年も素晴らしい絶景ですね。
めちゃくちゃ羨ましいです。
美しい写真ありがとうございました。
まさに神々しい！

onisan

Re: いいですね。
　shigeさん、こんばんは。
　
　いい天気に恵まれ、素晴らしい立山を堪能する事が出来ました。夏も良し、秋も良しの立山ですが、この時期ヒトも少なく静か、白き峰々、冬毛のライチョウ、立山で一番いい時期、別世界を楽しむことが出来ました。