初狩駅から高川山に登り羽根子山経由で初狩駅に戻る
- GPS
- 06:09
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 661m
- 下り
- 654m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 5:57
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初狩駅から高川山までは、道標もよく整備されている。コース上の危険個所は特にない。一方、高川山から羽根子山経由で近ヶ坂峠経由で初狩駅に戻るコースは、歩く人が少ないためか道には倒木が残っている。また、羽根子山への登りは急でロープが設置されている。羽根子山の山頂の前後は細い尾根道になっており、山頂部分は狭いので、注意して通行したい。近ヶ坂峠下の特別養護老人ホームからは、舗装道路歩きとなる。 |
その他周辺情報 | 初狩駅前を国道20号線に突き当たる角にコンビニLAWSON「大月下初狩店」がある。 |
写真
感想
今日は、M山岳会登山教室の第2回目の実習でJR中央線の初狩駅の南方にある高川山に登った。実習生の参加者は15人、山岳会のサポーターが11人の合計26名だった。8:00に初狩駅に集合し、準備体操を行った後、8:15に高川山を目指して出発した。天気は、快晴。爽やかな五月の青空が拡がっており、滝子山や小金沢山山塊の峰々がくっきりと見えていた。
8:42に林道終点の登山口を通過し、徐々に斜度がきつくなってくる登山道を登った。9:04に男坂/女坂分岐を右折して女坂ルートを進んだ。途中10分の小休止を入れて、女坂ルートを進み、男坂ルートとの合流点の手前に差し掛かったところ、樹木越しに真っ白い雪を頂いた富士山が見えた。この辺りから真っ赤な山つつじが目に飛び込んできた。
10:00に高川山山頂に到着。高川山は、大月市の富嶽十二景の十一番目の名所に選定されている通り、高川山山頂からの眺望は素晴らしく、南西方向に雲一つない富士山の雄姿が望め、感激した。高川山からは、北東方向を除いてほぼ360度の視界が開けており、南方には、富士山の左側に杓子山、御正体山、今倉山等の峰々がくっきりと見えた。西方には、富士山の右側に三ッ峠山、清八山、鶴ヶ鳥屋山、お坊山等の峰々が見えた。また北方には、滝子山、大谷ヶ丸、白谷丸。黒岳、雁ヶ腹摺山等の峰々が見えた。東方には、九鬼山、高畑山、倉岳山等の峰々が見え、山座同定が楽しかった。
時間は早かったが、山頂で昼食休憩をとりながら、素晴らしい眺望をゆっくり楽しんだ。10:56に高川山山頂を後にして、羽根子山ルートで下山の途に就いた。羽根子山への下りで一つ先の尾根に下ってしまい、途中できがついて、正しいルートに戻ったが、このルートは、歩く人が少ないようで、羽根子山ルートに入るまではたくさんの登山者とすれ違ったが、羽根子山ルートでは、我々のパーティー以外誰とも会わなかった。
羽根子山への登りは、かなりの急斜面の登りで、ロープが設置してあり、助かった。11:01に羽根子山山頂に到達したが、山頂は狭く、両側が切れ落ちている稜線上にあったため、注意して通過した。その先のカンバ沢ノ頭で小休止をとった。この先はアップダウンを繰り返しながらどんどん下る道で、12:50に近ヶ沢峠に到達し、小休止をとった。ここからは、緩やかに下り、13:24に老人ホームの前にある公園に到達した。ここで小休止をとった後、舗装道を歩き、14:12に初狩駅に帰着した。
今回は、1週間前の天気予報では雨の予報だったが、日を追うごとに予報が改善し、ついに今年一番の暑さになる晴れ予報に変わった。このため、富士富嶽十二景に選ばれている山の名に恥じない素晴らしい富士山の眺望を堪能することができ、大満足の山行になった。登山教室の受講生にとっても、素晴らしい眺望を楽しむことができ、また、10kmを超える距離を無事歩き通すことができ、有意義な山行になったようで何よりだった。
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