岩手山 (柳沢口)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,415m
- 下り
- 1,399m
コースタイム
12:30馬返しP
天候 | 晴 弱い風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
馬返し駐車場はすっかり夏季の状況 コース上はまだ軟い雪があったりで潜る でもワカンの使用は無し |
写真
感想
良いお天気に誘われて出かける。この位お天気が良いと、何時もなら、それなりの入山者が居るのだが、今日見かけたのは、6〜7人で静かだった。
気温がどんどん上がってきて、雪が緩んできて、歩行がきつくなって来る。
それでも前回4月15日とは比較にならない程に、積雪は減り、雪も締ってきている。4〜5合目は岩場がすっかり露出していて歩き易い。5合目から上は全て雪の上となる。一部の雪面は、強風であおられた砂礫によって赤黒く染まっていた。
5合目の上で、大館市からお出での、ナカさんという方に初めてお目にかかり山話を楽しんだ。岩手山が好きだと言って、遠方からたびたびお出でになっているようである。スキーもやられて、先日森吉山を一人滑って悦に入っていたとか。
自分もスキーをやるので、話がどんどん次から次へと進んで行く。8合目避難小屋までしゃべりっぱなしで、お互い疲れも忘れていた。初対面でもこれだけ親しくお話し出来ることは、そうそうあることではない。ナカさんのお人柄も良いだけについつい引き込まれて山話を楽しんでいた。
外輪山から見るに、いつになく鳥海山と月山がくっきりと浮かんでいた。これだけはっきりと見えると、鳥海山もずっと近く見える、とナカさんと山座同定し、今日のこのお天気を、幸せ、と喜ぶ。
前回には、外輪山の石造の観音様たちは、厚い氷の衣を纏っていたが、今日は身軽ないつもの佇まいである。
下山は数年ぶりに、旧道と新道の間にある沢(名称を忘れる)を下ることにする。
7合目からいきなり急斜面となるが、やはりまだ軟らかい雪が表面を覆っていて
やすやすと靴が滑ってくれない。もう少し雪が締ってくると、快適なグリセードが出来るのだが残念。それでもやはり沢下りである。どんどん下って行く。急斜面も多少のスリルを味わいながら靴を滑らせる。
途中1か所、沢を右にトラバースしなければならない。ここが要注意点である。
トラバースしなければ、遠い自衛隊の演習場へと向かってしまう。トラバースして
一旦、夏道の2合目へと出る。まだ残雪があるので、1合目の左を通り、小沢を下って再び夏道へと出る。もうここから下は、土の上である。
多少の冒険も山行の楽しみでもある。お天気の良し悪しも山行の楽しみの一因となる。そんな意味で今日も楽しくも嬉しくもあった一日でした。
11番目の、鬼ガ城・秋田駒・鳥海山そろい踏みの写真、遠近が効いてすばらしいですね
思わずコメントしてしまいました。
月山まで良く見えたとのこと、ラッキーでしたね
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