白砂山


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,208m
- 下り
- 1,198m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:30
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ハンノキ沢先に崩落個所あり。慎重に行けば問題なし。 堂岩山手前は残雪により夏道は全くわからない。ピンクテープを当てにせず、地図とGPSで行く方がよい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
軽アイゼン
|
---|
感想
ヤマレコお勧めの山にあった白砂山。以前から行って見たかった山のひとつ。なんと言っても200名山だ。
山行記録を拝読すると、まだまだ雪があるようだったので、1週間あけて行ってみた。
駐車場には登山口の近くに1台。ずいぶん早い。
歩き始めて早々にマイヅルソウやショウジョウバカマ、エイレンソウが目にはいる。
例年であれば、終盤でしか見られない花たちだ。
ハンノキ沢にくると、水量は少なく、怪しげな木橋を渡る。北斜面のためか登山道に残雪のかかる箇所がいくつかあるが、全く問題はない。順調に高度をかせぎ、地蔵山をすぎ、シラビソ尾根に至る。ここから、水場分岐までの間で
1箇所、残雪が多く夏道のわかりにくい箇所がある。私は結局コースからずれてしまい、10m程藪こぎをすることになった。
水場分岐からは野反湖が一望できる。
問題はここからだった。
水場分岐から堂岩山までのおよそ700m、残雪で全く夏道は見えない。遠方まで目を凝らすと、比較的高い位置にピンクテープがある。これを目標に進んだ。その結果、コースとは大きくはずれ、結局、またもや10m程藪こぎをする羽目に。
ここで夏道が見えない場合は、ピンクテープに頼らず、地図とGPS で進むことをお勧めする。
悪戦苦闘しながらも、ようやく堂岩山に到着。一面真っ白。積雪は1m程度。ここにくるまでも同様だったが、足跡がほとんどない。または消えている。往生しました。
山行記録では、降り口に苦労したとの記述もあったが、ここは地図とGPS で難なくクリア。
降りると南斜面。まるで別世界だった。
白砂山までの稜線がくっきり見える。上信越の山々を好きな訳は、標高の割りに森林限界が低く、稜線歩きが楽しいことかな、などとあらためて思ったりもするほど素晴らしい眺め。
進み行くと、ここもまた以外に残雪が多い。アイゼンも準備したが、全行程を通じて使用せず。踏み抜きは要注意だが、稜線の雪上歩行は案外気持ちがいい。ちょっと癖になりそうだ。
直前の急登に喘ぎつつ、無事山頂に。360℃の絶景。いやー、来てよかった。惜しむらくは花には少し早かったこと。
山頂でであった方と言葉を交わす。
BCをやりにきたそうで、今年は雪融けが遅く、北斜面(私が迷ったあたり)は6月一杯雪が残りそうなので、今年は道迷いが増える、とのこと。また、ピンクテープ(特に高い位置についているもの)は、BCや雪山の人向けだそう。
その後は、順調に歩みを重ね、少ないながらも花を楽しみ、無事到着。
帰り際、富士見峠のシラネアオイの保護群生地を見て帰路についた。
不慣れな雪道を行き、久々のロングコース、青空と少ないながら花を堪能。完全燃焼の1日だった。
次こそ花を見に、雪融けを見計らって谷川岳か平標山でも行ってみよう。
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