箒沢権現山・畦ヶ丸〜花少し 暑さにばてて 滝涼み

2019年05月25日(土) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 9.8km
• 登り: 1,043m
• 下り: 1,047m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:17
• 合計: 5:44

距離 9.8km 登り 1,048m 下り 1,047m

8:16 西丹沢ビジターセンター
9:02 9:03 下棚
10:20 10:28 箒沢権現山
10:59 畦ヶ丸南東尾根・鬼石沢左岸尾根分岐
11:53 12:00 畦ヶ丸
12:41 善六ノタワ
13:21 13:22 本棚
14:00 西丹沢ビジターセンター

天候

晴れ　（暑〜い）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西丹沢自然教室Pにスクータ駐輪
8：00頃着きましたが、四輪は既に満車※でした
他の方のレコでは、5時頃には満車だった模様。二輪は余裕♪

コース状況／危険箇所等

箒沢権現山（以下権現山とします）への登路及び畦が丸への縦走路は、丹沢登山詳細図には掲載されているルートで、踏み跡・赤布はありますが、一般登山道ではありません
〇西沢コースから権現山
　下棚分岐100m手前の広場の「この先行き止まり」看板から（←ちょっと罪悪感）
　取り付き100m程の植林帯は営林用作業道の様ですが、特に”行き止まらず、
　”昔の一般登山道？（トレールは細いが明瞭）にシームレスにつながる。
　920m付近で尾根上に出るまでのつづら折れは左上権現沢側が急斜面なので転ばぬよう。
　稜線分岐から権現山へはややトレール薄くなり、急斜面だが登りは問題ない。
〇権現山から畦ヶ丸
　権現山の下りは尾根が解り難く踏み跡も乱れている所もあるのでトレールを外さぬよう。
　稜線分岐からも踏み跡は明瞭。途中整備された作業道（一軒家から？）が稜線に合流する箇所も。
　登山詳細図では頂上直下に笹薮2か所とあるが、笹は枯れており藪漕ぎなし。

写真

河原の向こうに本日のターゲット畦ヶ丸
とってもいい天気です

沢沿いにはツルシロカネソウ

キノコの股旅〜♪
（葉っぱと合わせて三度笠に道中合羽に見えたもんで）

オオクルマムグラ？
ピントは葉（笑）

まず下棚に行ってみる

滝つぼ周辺には、コンロンソウ

クワガタソウ
もっと光を

少し戻ってここから箒沢権現山（以下権現山と略）を目指します
警告板にちょっと緊張

でも、天気よーし

シックな落ち葉

ヤマツツジが咲いてます

稜線の分岐に着きました
右奥が畦ヶ丸方面
左手前権現山方面

急坂が一息ついたあたり

権現山山頂

小広い細長い頂稜部です

展望開けるのは南方向のみ
丹沢湖の先に箱根が正面に見える

これはすぐ南の屏風岩山
小生未踏です

ちょっと左に寄ってみると愛鷹山
もう少し左に寄れば富士が・・・・

頑張って回り込んでも古葉監督※
※半身しか見せないことで有名だった

山頂の花はクワガタソウ

さあ、引き返して今度は畦ヶ丸へ
（下り途中で）

戻る途中にある泥のナイフリッジ
ある意味岩より怖いです

分岐から畦が丸方面に入るとすぐ
今度は白ざれのナイフリッジ
（角度緩いので恐怖感は全くない）

富士の頂部見えました！

キランソウ

もう少し登ると、すっきり下まで見えるところも
山頂は展望ないもんね

暑くなってきました
もう団扇の季節ですネ

詳細図に笹薮とある箇所は、すっかり枯れている

藪漕ぎもないが、シロヤシオもなく畦ヶ丸着

とりあえず乾杯

木立の緑と高い空
葉の色も色々ですね

とりあえず花を探すも
僅かにミツバツツジが残っている程度

ペッコ※欲求不満で下山開始
※岩手の方言で「少し」

するとありました〜（涙）

少〜しだけだけど、美し〜お姿

でもほとんどは葉っぱばかり
ハズレ年なんでしょうか

先程登った権現山

ヤマツツジも少しだけ

しょうがないから苔でも

本棚で涼む

落ち口、メッチャ涼しそう〜
もっとも、ここに立つと涼しいどころか恐怖で寒くなるでしょう

沢沿いにはツルシロカネソウ

コンロンソウ

2時前には西沢出合に敗走

感想

odax

　昨夜遅かったし、疲れているので出掛けるつもりはなかったが、意外に朝起きれた。外に出ると天気いいし、急遽出掛けることに。シロヤシオの時期なので、激混みが予想される檜洞はさけ、前から考えていた箒沢権現山、畦ヶ丸をVR込みミニ周回。檜洞程ではないが、シロヤシオもちょっと期待で。
　ところが、畦が丸山頂までの道中、シロヤシオの木も少なく花は皆無（下りで少しだけ見れましたが）。
　おまけに山中の鳥達、蝶達にも全て逃げられ、暑さがなおさら応えました。本棚から吹き降ろす風が涼しかったな〜。

　「やっぱシロヤシオ見るなら檜洞だったかな？」と本日訪れた滝達に問うてみました。
　下棚「しも―たな※」
　本棚「ほん（と）だな」
※「しもーた」：瀬戸内方面の方言で「しまった」の意味
　m(__)m

コメント

komaki

odaxさん、こんにちは。
シロヤシオは、本場丹沢でも、今年は
不作気味なのでしょうか。
代わりの白系の花、コンロンソウとか
クワガタソウが、清涼感ありますね。
暑さが大変でしたが
丹沢のこの時期、ヒルの心配が
全くない貴重な日でしたね。

odax

裏年
　komakiさん、コメありがとうございます。
　丹沢の名花 シロヤシオの令和スタートは控えめで、どうも裏年の様です。
　隔年開花ってやつですかね。豊富に咲いたシーズンは、花実の維持に栄養が取られ、次のシーズンの花芽が育ちにくいとか。
　一方、もう一つの丹沢名物、ヤマヒルは東丹沢が本場で、西丹沢はまだ汚染が少ないようには聞いています。こっちにも”裏年”があるとしたらば、大歓迎 ですがね。
　さて、昨年は完全な裏年だった小生の夏山、今年は開花できる ？