破風岳・御飯岳 小串鉱山でノスタルジックに浸る
- GPS
- 03:29
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 655m
- 下り
- 653m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
☆Googleナビで「毛無峠」と入れたら細い道を案内され、山麓で閉鎖されているゲートで行き止まりになってしまいました。 正確には、県道112号をひたすら真っ直ぐに万座方面に登って行くのが正解です。県道112号は別名 大前須坂線です。大前須坂線は舗装がしっかりと整備された道路が小串まで続くので、比較的安心な山道です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ●毛無峠⇄毛無山:鉱山で利用されていた鉄の滑車が残る山で、駐車場から目の前に見えます。踏み跡明瞭なので迷う事はないでしょう。登り切ったところが毛無山です。 ●毛無山⇄前御飯:とても気持ちの良い笹の登山道が伸びています。眺めも素晴らしく、北アルプスや北信五岳が良く見えました。 ●前御飯⇄御飯岳:広い樹林帯の辺りには雪が残っていて、一部ルートが不明瞭でした。チェンスパ等の滑り止めは必要ありませんが、踏み抜きは有ります。 また、一部は急登で、多少泥濘みもありました。 ●毛無峠⇄破風岳:かなり急な笹の斜面を九十九折で登る登山道です。上部の方はかなり斜度があり、登山道もすれ違いが厳しいほどの細いトラバースになっています。万が一踏み外しや転倒などしてしまうと、笹藪でも止まらずに落ちていく斜度だと感じました。要注意です。 【トイレ】 無いです 【コンビニ】 長野方面から来る時は、高山村の市街地まで入ってしまうとコンビニは無いですので、須坂市内又は市の境のコンビニが最後になると思います。また小布施方面からも小布施のコンビニが最終です。 |
その他周辺情報 | 【下山後温泉】 小布施温泉 あけびの湯 朝6:00〜9:00 は 朝風呂料金で入れました。500円/大人1人(通常は600円、夜22:00 まで) https://obuse-akebinoyu.co.jp/ なお、お隣の小布施温泉 穴観音の湯は 朝風呂はやっていませんでした。営業は10:00〜 になります。 【下山後アイス】 小布施トゥエル、行こうと思ってたら なんと軽井沢に移転してしまったらしく 小布施には無くなっていました。。。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
昨日も今日も 所用でガッツリ登山に出かけられず、でも梅雨も間も無くやってくるし天気は二日間とも素晴らしい。。。うーん、約束の時間までに帰れる地元のどこかに行こう!と決めて出身地所縁の山に日の出を見に行く事にしました。
子供の時にいつも遊んでいた近所を流れる川底が真っ赤で、当然魚は全く居ませんでした。祖父母からは「須坂は大きな鉱山2つもあるから、そこの山から流れてくる川はみんな死んでしまったんだよ」と聞いていて 幼児にはその印象が強烈過ぎて 鉱山イコール怖いものというイメージのまま だいぶ大きくなるまで払拭出来ずに育ったのを覚えています。
登山をやるようなにって、地元の山を地図で見ていると鉱山跡地の印を発見。祖父母から聞いたあの鉱山の話だ!と分かってからと言うもの、いつかのんびり見てみたい山の1つとなっていました。
今日は昼前までに帰宅したいので、登山距離も短い小串鉱山周辺の山はちょうど良いかも!と 張り切って夜中に出発しました。
到着するや否や、目に飛び込む光景はあまり見かけた事の無い 殺伐とした雰囲気。朝日が昇ると、鉱山周辺の山は 私の知っているあの川の色と同じ赤茶けた赤褐色の色が混じる山肌をしているな、というのも複雑な気分になりました。
けれども、戦前から戦中、そして高度成長期までの戦後の大きな産業だった硫黄鉱山のお陰で須坂市が潤って、国が潤って、今の私たちの生活に続いているんだな〜と思うと、ここで活き活きと労働していた方々にも思い馳せてみたりとか この歳になって改めて地元の近代歴史を振り返る良い機会になりました!
こんな登山も良いですね♪ 次回は時間たっぷりの時に、四阿山までの稜線も繋いでみたいと思います。
コメント
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なんと、破風岳、池にツツジが映るころになったらharubo33 さんに連絡入れて一緒に行こうって言おうと思いながら、今日は四阿山でした。
最近、孤高のブナの足尾銅山の鉱毒の山に行ってきたところなので、
興味深く拝見しました。やはり、魚に被害、さらには人間には?って思います。
破風岳の池のほうからの登山口とは違うんかな?ケガした時に登山口だけ見てきたのですが。いつかまたお願いします。
hapiraさんこんばんはー♪ 四阿山だったんですね! もっと望遠で寄れればhapiraさん見えたのか〜 笑
池の方からの登山口は、牧場の方からですかね? 一緒に行きましょうヨ♪ 今日はタイムリミットもあって破風岳で戻りましたけど、時間があれば土鍋山とかその先も行きたかったし、hapiraさんとならどこでも楽しいの間違いなしなので(^^)
足尾銅山のレコ、タイムリーだなぁって読ませて頂きましたよ〜。私も小串に行こうと決めた後だったので。人には?って当然思いますよね。無毒な訳はなく、坑夫達は短い寿命だったのかなぁって想像してました。
山を通じて今更ながら、賢くなろうとしてますよー 笑
こんばんは。
恥ずかしながら「へえこんな山があるんだ!」でした(※慌てて地図を見る→そっか、あの辺なんだ。)
(※以下、引用ばかりになってすみませんが…)
>梅雨も間も無くやってくるし
→そっか、そうだった、梅雨が近いんだ。忘れてました(笑)
でも、6月頃の、たまに来る「晴れ」は空気が澄んで素晴らしいですけどね(数年前の四阿山などで体験)。
>約束の時間までに帰れる地元のどこかに
→アサカツってやつですね。朝7時台に下山とか(笑)、いくら地元とはいえ、ご健脚ならではの事ですね。
時間の有効活用!イイですね。
>子供の時に〜鉱山イコール怖いものというイメージのまま だいぶ大きくなるまで払拭出来ず
→あー、子供あるあるですね、大人に聞いた怖い話を引きずるのは。
私も幼少期、ちょっと変人の叔父がいて、「便所には怖い魔物が住んでるんだぞ」などと変なことを言うもんで、結構大きくなるまでトイレに行くのにドキドキしてましたから(笑)
>鉱山周辺の山は 私の知っているあの川の色と同じ赤茶けた赤褐色の色が混じる山肌をしているな、というのも複雑な気分に
→複雑さ、分かる気がします。
>この歳になって改めて地元の近代歴史を振り返る良い機会に
→年を重ねると、だんだん歴史が好きになるようです。学生時代は歴史なんて大嫌いな教科だったのに、です(※あ、私から見たら貴女はまだまだ「若者」の部類でしょうが…)。
>こんな登山も良いですね♪
→私も「たまにはこんな登山も」という山行をしたいのですが、どうしてもメジャーどころが多くなってしまいます(メジャー山域で行ってないところが大杉なこともあって)。
>四阿山までの稜線も繋いでみたいと思います。
→地図を見ると四阿山、確かに繫げそうな距離にありますね。
>Google先生に騙されて到着までに時間ロス
→私も昨日、それに近いことがありました。ナビではありませんが、スマホ検索で「騙された〜」ってやつ。
近々上げるレコに書くと思います(番宣?)。
tsukadonさんおはようございます〜(^^)
アサカツしてきましたよー♪ さすがに100名でも200名でも無いので 詳しく知ってる!という方は多くないのでは?と思う山域ですよ〜。群馬県境の奥深い場所でした!
アプローチまでちょっと遠いですねぇ。県外の方なら、長野から入って山行後に万座に抜けて温泉満喫して帰るとかってパターンも行けそうな立地でした(^^)
そんな遠い場所に行くのに朝からGoogle先生に騙されたのでだいぶ損した気分にもなっちゃいましたよσ(^_^;) tsukadonさんの騙されたレコも楽しみに待ってまーす!
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