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Yamareco

記録ID: 186642
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳〜ニュウ たまには小屋泊

2012年04月28日(土) ~ 2012年04月29日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
31:16
距離
15.8km
登り
1,371m
下り
1,359m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4/28:
7:00唐沢鉱泉 8:15西尾根分岐 11:15西天狗岳(休憩50分)12:05西天狗岳 12:30東天狗岳(休憩15分) (中山峠経由) 13:50黒百合ヒュッテ(小屋泊)

4/29:
6:15黒百合ヒュッテ (天狗の奥庭経由) 7:45東天狗岳(休憩30分) 9:05中山峠 10:20ニュウ(休憩10分)12:26黒百合ヒュッテ(休憩20分) 14:00唐沢鉱泉
天候 28〜29 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
唐沢鉱泉までダートのドライ路面
駐車場は10数台程度
コース状況/
危険箇所等
唐沢鉱泉〜西尾根:尾根手前までは凍結、途中からザクザクの雪(踏み抜き跡多数)

天狗岳西尾根〜黒百合ヒュッテ:ザクザクの雪。森林限界より上では一部雪が無くなり岩だらけの道

中山峠〜ニュウ:ザクザクの雪でかなり踏み抜きしやすい

黒百合ヒュッテ〜唐沢鉱泉:ザクザクの雪。踏み抜きしやすい。途中から凍結、土・石ころのミックス


唐沢鉱泉に登山ポスト、用紙あり
鎖は雪に埋もれ全く出ていませんでした。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
西尾根へ乗り上げるまではこんな感じで道に沿ってしっかり凍っていました
2012年04月28日 07:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
4/28 7:29
西尾根へ乗り上げるまではこんな感じで道に沿ってしっかり凍っていました
展望台より南八ヶ岳がドーンと
2012年04月28日 09:32撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/28 9:32
展望台より南八ヶ岳がドーンと
西天狗岳
2012年04月28日 10:15撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/28 10:15
西天狗岳
西尾根を振り返る
2012年04月28日 11:05撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/28 11:05
西尾根を振り返る
西天狗岳への最後の登り
2012年04月28日 11:12撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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西天狗岳への最後の登り
西天狗岳山頂より南八ヶ岳
2012年04月28日 11:19撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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西天狗岳山頂より南八ヶ岳
西天狗岳より
2012年04月28日 12:08撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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西天狗岳より
西天狗岳より
2012年04月28日 12:09撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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西天狗岳より
東天狗岳へのコルとトレース
2012年04月28日 12:12撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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東天狗岳へのコルとトレース
小屋到着後、スノーシューでウロウロ。スリバチ池
2012年04月28日 15:35撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/28 15:35
小屋到着後、スノーシューでウロウロ。スリバチ池
すごい雲が出てた。夏のようです
2012年04月28日 16:49撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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すごい雲が出てた。夏のようです
夕方の天狗。あんまり焼けなかったなぁ。。。
2012年04月28日 18:15撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/28 18:15
夕方の天狗。あんまり焼けなかったなぁ。。。
夕日と槍・穂
2012年04月28日 18:31撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/28 18:31
夕日と槍・穂
朝日(残念。。。もう少し東からかと思ってたけど)
2012年04月29日 05:03撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/29 5:03
朝日(残念。。。もう少し東からかと思ってたけど)
朝の天狗
2012年04月29日 05:04撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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朝の天狗
奥庭ルートのトレース。最後に急斜面が見える
2012年04月29日 06:32撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/29 6:32
奥庭ルートのトレース。最後に急斜面が見える
南ア
2012年04月29日 07:47撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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南ア
ニュウ・稲子岳。結構遠くに見える
2012年04月29日 07:59撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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ニュウ・稲子岳。結構遠くに見える
ちょっと危ないトラバース
2012年04月29日 08:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/29 8:29
ちょっと危ないトラバース
ニュウ
2012年04月29日 10:15撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/29 10:15
ニュウ
白駒池はまだ凍っているようです
2012年04月29日 10:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/29 10:25
白駒池はまだ凍っているようです
2012年04月29日 11:30撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/29 11:30
密林。北八つらしい雰囲気です
2012年04月29日 11:35撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/29 11:35
密林。北八つらしい雰囲気です

感想

連休は山で泊まりたいと思ったのですがまだまだ雪が残っていて今持っているシュラフでは辛そうなので、たまにはゼイタクに小屋泊まりにしました。小屋なら八ヶ岳がいいかな〜とまだ登れていない天狗岳へ。とても天気が良く、残雪の天狗岳、ニュウを満喫できました。残雪期は比較的安全でいいですね。また黒百合ヒュッテも良かったです。

28日:
唐沢鉱泉は駐車場半分ぐらい埋まっていた。西尾根ルートは手前の橋を渡ってすぐに雪というか、登山道の後に沿って凍結している。すぐに10本爪アイゼンをつける。歩きやすい。そのうち雪が増えてザクザクの雪に足を取られ、かなり時間がかかる。
展望台付近で南八ッがドーンと大迫力。そのうち森林限界を超え、雪斜面から岩場になる。ここでアイゼン外し山頂へ。山頂もすばらしい眺め。小屋泊まりなのでゆっくり休憩する。
西天狗から先もアイゼン無しで。基本ザクザクの雪で東天狗までは問題なし。東天狗も良い眺め。ピッケルを使っている人が多い。
東天狗からは雪と岩が混じった感じで、斜面のトラバースはすれ違いもあり結構気をつかう。夏は鎖場と思われる急斜面も踏み抜きのステップをたどればアイゼン無しでもなんとかなった。

小屋には比較的早めに着いた。暇なので山雑誌・漫画を読んだりスノーシューで天狗の奥庭・すり鉢池の縁まで歩いたりしてました。そり遊びの人も。夕方は小屋そばの斜面の上、天狗の奥庭への入口付近で北アルプスの乗鞍と穂高の間に沈む夕日をみました。天狗はあんまり焼けなかった。。。
小屋は50人ほど。ご飯味噌汁おかわり自由でたっぷりいただきました。布団は一人一枚で暖かく快適でした。(朝は外が0℃ぐらい)


29日:
翌朝は天狗の奥庭経由で東天狗に登り、ニュウに寄って下山、行ければ白駒池周回の予定。
朝飯は5:30から、日の出は5:00なので4:30ごろに奥庭のほうに登って御来光を見ようと思ったのですが前日だいたいあのへんかなぁという方角より北から出てきたので中山の方の尾根越しになってイマイチでした。

朝飯を食べて再び奥庭の方に登ります。分岐付近まではスノーシューを使いましたが朝は比較的雪が締まっていて余り効果無し。分岐にスノーシューをデポしてアイゼンをつけて山頂へ。相変わらず良い眺め。
ニュウへは中山峠からは深い林の中を行きます。アイゼンつけっぱなしだったのと雪がだいぶ緩んできてかなり踏み抜きます。ニュウ付近でここまで南八ッに隠れていた富士山もうっすら見えました(デジカメではぎりぎり判別できる程度。。。)。ニュウの周りは雪が融けて岩だらけなのでアイゼン・ザックをデポして山頂へ。ここもなかなかよいです。
下山はスノーシューに切り替えました。樹林帯をショートカットできるかなとトレースを外してうろうろしたのですが、木の密度が濃くて枝が邪魔して辛い。中山方面の縞枯なところからショートカットをしようと思ったらヤブに阻まれる。しかも胴まで踏み抜いたりしてえらい目にあいました。
下山は黒百合ヒュッテ〜唐沢のルートで途中から登りと似たような登山道が凍った状態でしたが比較的歩きやすくアイゼン無しで下れました。

使用装備:ダブルストック、10本爪アイゼン、スノーシュー(役立たず)、バックカントリーガイドパンツ(ミニゲイター付きですが、踏み抜きでびちょびちょに。普通のスパッツがよかったかな?)、冬用の靴(びちょびちょ)
未使用:ピッケル
ほぼ冬の格好をしてしまったので暑かった。
スノーシューはこれで次シーズンまで仕舞います。

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