天狗岳・硫黄岳〜すっかりなつぞら〜

2019年05月24日(金) ~ 2019年05月25日(土)

• GPS: 32:01
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,777m
• 下り: 1,775m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:57
• 休憩: 1:01
• 合計: 6:58

距離 9.5km 登り 930m 下り 462m

6:42 天狗岳登山口駐車場
6:44 6:45 唐沢鉱泉
8:00 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
9:02 9:09 黒百合ヒュッテ
9:16 9:17 中山峠
9:21 9:22 見晴らし台
9:34 9:43 中山分岐
9:53 見晴らし台
9:56 中山峠
11:06 11:23 天狗岳分岐
11:26 11:37 天狗の鼻
11:40 11:48 東天狗岳
12:08 12:09 白砂新道入口
12:34 12:35 根石岳
12:41 12:42 根石岳山荘
12:49 12:52 箕冠山
13:40 オーレン小屋

2日目

• 山行: 6:39
• 休憩: 1:32
• 合計: 8:11

距離 10.7km 登り 846m 下り 1,302m

6:26 オーレン小屋
6:52 山びこ荘
6:55 ヒュッテ夏沢
7:58 8:08 硫黄岳
8:59 ヒュッテ夏沢
9:02 9:07 夏沢峠
9:08 9:15 ヒュッテ夏沢
9:15 9:16 山びこ荘
9:20 9:21 夏沢峠
9:59 10:00 箕冠山
10:07 10:12 根石岳山荘
10:21 10:23 根石岳
10:32 10:33 白砂新道入口
10:57 11:00 東天狗岳
11:16 11:49 天狗岳
12:30 12:34 第二展望台
13:03 13:09 第一展望台
13:42 13:48 唐沢鉱泉分岐
14:29 14:36 唐沢鉱泉
14:37 天狗岳登山口駐車場

天候

二日間とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

唐沢鉱泉　登山者用駐車場
http://www.karasawakousen.com/koutsuu.html
三井の森の奥にある桜平との分岐からは砂利道になりますが、凶悪な道ではありませんので、ゆっくり行けば問題なし。

コース状況／危険箇所等

天狗岳、硫黄岳ともに稜線にはほぼ雪なし。
樹林帯には30−50cmの残雪あり。雪が緩むとひざ上まで踏み抜きします。
チェーンor軽アイゼンをつけている人とつけてない人は半々くらい。

その他周辺情報

唐沢鉱泉
http://www.karasawakousen.com/index.html

写真

5/24 6:39

この時間で4−5台程度。ほとんどが日帰りかな？

5/24 6:39

駐車場のバイオトイレ。手洗いの水は出なかった。

5/24 6:50

唐沢鉱泉に咲いているのはアカヤシオ？アケボノツツジとの見分けがつかない。

5/24 6:51

唐沢鉱泉の源泉。何とも不思議な色。

5/24 7:24

樹林帯をゆるゆる登る。北八っぽいコケコケな感じがいいね。

5/24 8:00

少し登って行くと残雪。雪と岩が交互に出てくるので、アイゼンつけるか迷うところ。

5/24 8:43

一度溶けて凍ったところが厄介。不用意に足を置くと容赦なく転ばそうとする。

5/24 9:04

黒百合平で一休み。だ〜れもいなくて静か。

5/24 9:26

中山峠から北へ進み、展望台から見る天狗岳。左の東天狗の先っちょは天狗の鼻っていうか…。

5/24 9:37

にゅう　に行くよ。

5/24 9:41

残雪が増え、踏み抜いた拍子に足首をひねりかけて戦意喪失。何かあっても怖いからね。

5/24 9:54

展望台から望む東天狗の突先は鼻じゃなくてB地区だ。右の西天狗にもあれば完璧だったのに。

5/24 10:23

稜線に出ると北アルプスが一直線。

5/24 10:23

少し霞んじゃってるけど満足な眺め。

5/24 10:24

まずは東天狗へ。左の残雪のあるところを登る。

5/24 10:52

雪がゆるんじゃって滑るしガボるしで体力を吸い取られる。

5/24 11:07

イ〜っ！となるけどこの景色。蓼科山の左から北アルプス。

5/24 11:36

東天狗の分岐から先は少しわかりにくい。間違えて突先に行きかけた。

5/24 11:45

東天狗岳でございます〜。

5/24 11:46

硫黄岳の向こうに赤岳、中岳、阿弥陀岳。その向こうに南アルプス。

5/24 11:46

左から北、甲斐駒、仙丈かな？

5/24 11:46

赤岳、中岳、阿弥陀岳の南八の皆さま。

5/24 11:46

北八方面。霧ヶ峰、美ヶ原の向こうに北アの皆さま。

5/24 11:49

奥秩父方面。中央にピコッと出てるのは金峰山の五丈岩かな？

5/24 11:50

これから進む稜線。美しすぎて鼻血でそう。

5/24 11:50

西天狗はまた明日。

5/24 11:52

まずは一度下って根石岳に登る。

5/24 11:54

ビミョーに揺れるはしごにビビる。

5/24 11:54

わき見厳禁。でもしちゃう。

5/24 11:59

贅沢な眺めをお供にぐんぐん下るよ〜。

5/24 12:08

下り切ったところが本沢温泉との分岐。

5/24 12:11

下り切って振り返ると天狗岳。

5/24 12:22

美しい。明日これを登り返すのか…。

5/24 12:26

硫黄岳。

5/24 12:36

根石岳山頂。再び下って箕冠山にまた登り。樹林帯に入ると雪があるのが見える。

5/24 12:48

この残雪が思ってた以上に多い。足を置くところを考えながらなので疲れる。

5/24 12:52

まるで展望のない箕冠山。

5/24 13:01

オーレン小屋への下りは踏み抜き地獄。たちけて〜（泣

5/24 13:51

ヘロンヘロンでオーレン小屋。しばらく小屋前のテーブルで休憩。

5/24 13:59

受付やらなんやら済ませたらこれですがな。

5/24 14:10

一番人気のボルシチ。一口食べたら脳みそからお花が咲くほど激ウマだった。

5/24 14:37

食べ終わったら小屋周辺の散策。この時テン場には1張。

5/24 14:42

ヒメイチゲ見っけ。

5/24 15:32

本日のお部屋。大部屋にワタクシ一人につき個室。

5/24 15:39

荷物広げ放題の部屋をそのままにして向かうのは…。

5/24 15:42

(*゜∀゜)=3 ムッハー　幸せメーター振り切れた。

5/24 17:35

お風呂ときたらお夕食。天ぷらウマし。

5/24 17:37

何といっても名物の桜鍋。馬肉1‐2枚かと思いきや、しっかり食べ応えのある量が入っててびっくり。

5/24 19:19

夕食後は薪ストーブの周りで同宿の方々と談笑。ビール片手にだらだら〜。

5/25 5:31

朝もしっかりいただきますよ〜。

5/25 6:27

出発時はテーブルに霜がびっしり。道が不明瞭とのことで、当初予定していた赤岩からの周回はやめた。

5/25 6:50

朝はしっかりと雪が締まっていて歩きやすい。

5/25 6:51

中央の踏み込まれた部分だけ溶けずに残っている。同宿の人はこれを平均台と呼んでた。

5/25 6:54

夏沢峠。硫黄岳行くよ。

5/25 7:02

いつも見るオウレンより黄色い。ウスギオウレンかな？

5/25 7:35

山頂って見えてからが遠いよね〜。

5/25 7:42

ケルンに導かれながらのろのろと。

5/25 8:01

硫黄岳着いた。

5/25 8:01

横岳、赤岳、阿弥陀岳。

5/25 8:03

阿弥陀の向こうに南アルプス。

5/25 8:04

爆裂火口。

5/25 8:07

避難小屋周囲に乱立する棒っこ。御柱にしちゃ数多くない？

5/25 8:04

天狗、蓼科の向こうに北アルプス。

5/25 8:05

今日の眺めはすごいな！空気が澄んでいて名峰たちが一直線。

5/25 8:07

中央アルプス。

5/25 8:08

北アルプスがずらずらり〜ん。

5/25 8:08

やりほ〜。

5/25 8:08

ごたて。その他大勢。

5/25 8:09

八ヶ岳の主峰、赤岳。バリ渋。

5/25 8:09

横岳。ツクモグサが一気に開花したよう。

5/25 8:10

南八は岩岩で男塾感がすごい。

5/25 8:14

北八は緑でたおやかな感じ。

5/25 8:37

真中にオーレン小屋。左は峰の松目。その向こうに中ア、御嶽、乗鞍、北アの端っこ。

5/25 9:53

天狗岳に向かう。なかなかのアップダウンが待っているよう。

5/25 9:58

箕冠山直前は残雪多い。踏み込まれてないところに足を置くと腰に響く踏み抜きで心臓に悪い。

5/25 10:03

にぎにぎしい標柱。

5/25 10:05

下ってから根石岳への登り。

5/25 10:15

このあたり一帯にコマクサが咲くそう。一度見てみたい。

5/25 10:32

根石岳を越えて東天狗へ。美しすぎて見とれる。

5/25 10:36

登るとなるとなかなかのキツさ。

5/25 10:54

何度も立ち止まってやっとこさ〜。

5/25 10:59

東天狗岳着いた。

5/25 11:03

西天狗岳に続く稜線。

5/25 11:03

緑豊かな北八。私はこっちが好みかもな〜。

5/25 11:11

ほんの少し残雪あり。その先に一部登山道の崩壊があって少し厄介だった。

5/25 11:26

西天狗岳着いた。

5/25 11:27

硫黄岳からここまで来たよ。

5/25 11:52

この景色はすごいね〜と、山頂の我らは魂抜かれまくり。それでも朝よりだいぶ水蒸気が上がってきた。

5/25 11:55

雲一つない快晴。本当にいい日に来ることができた。

5/25 12:21

樹林帯の下り。案の定残雪とドロドロの繰り返し。

5/25 14:25

コケがぱっさぱさ。またいい時に歩いてみよう。

5/25 14:33

唐沢鉱泉の源泉。気に入ってわざわざ戻ってきた。

5/25 14:35

ヤマザクラが少しだけ咲き残り。もう夏でしょ。

5/25 14:55

ビバノンノンしに来たよ〜。

5/25 17:01

長野ローカル、みんなのテンホウ。福井でいう8番らーめんみたいなもん？

5/25 17:09

ちょい前の『きのう何食べた？』見て以来味噌ラーメンが食べたかった。餃子もうまし♪餃子はカロリーゼロだからいいよね？

撮影機器：

X-T20 FUJIFILM

感想

seasun

天気がよいことを見越していただいた貴重な平日休みの使い方。
じっくりと厳しい審査のうえ選ばれたのは一度泊まってみたかったオーレン小屋であります。
どうせ行くならと貧乏性丸出しであれやこれやと足を延ばす計画を立て、オーレン小屋最寄りの登山口である桜平ではなく、唐沢鉱泉からin。
しかし、予想以上の残雪に四苦八苦。
とりわけ、にゅうに向かう際、踏み抜いた拍子に足首をひねりかけてすっかり意気消沈ゴリラです。
小屋の方も言ってましたが、踏み抜きで足を骨折することもあるそうなので侮れません。
にゅうに行かないのなら桜平から来ればよかったじゃないかと、自分の無計画さにほとほとうんざり。
しかし、その憂さを上回るほどの絶景に恵まれてすっかりご機嫌さんになりますた。
楽しみにしていたオーレン小屋では美味しい食事と癒しのお風呂。
気の置けない小屋番さんや同宿の方々とのおしゃべりタイムをすごし、終わってみたらやっぱり大満足。
八ヶ岳いいわ〜。もうちょっと近かったらな〜。

翌日は最後まで迷っていた場所に行くのであります。

コメント

niiai

オーレン小屋
seasunさん、こんにちは。
良いですね、オーレン小屋個室独り占めとは、贅沢すぎです。
自分も6年ほど前かな？家族で泊まったことを思い出しました。
また食べたいです『桜鍋』、旨かったな〜

ツクモグサはこれからなんですね。
見たいけど、踏み抜きはちょっと
ホント、もうちょっと近かったらな〜、ですね。

seasun

Re: オーレン小屋
> niiaiさん

平日だからこその贅沢ですね〜。
お部屋もお風呂も貸し切りでしたよ。
食事は今まで泊まった山小屋の中で一番おいしかったです。
八ヶ岳は山小屋のレベルが高いですね。

ツクモグサはこの週末に一気に開花したようです。
ひよこみたいなかわいらしいお花ですよ〜。
来月1日が開山祭なので混みそうですが、そこを外して行ってみてはいかがでしょうか。