白山周回・七倉山~地獄谷
- GPS
- 12:44
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,525m
- 下り
- 2,541m
コースタイム
- 山行
- 10:57
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 12:44
天候 | 霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
別当出合〜甚ノ助小屋まで雪は殆どなくなった 甚ノ助小屋から黒ボコまで雪は途切れ途切れ 黒ボコから御前峰左肩まで雪は繋がる 七倉山から地獄谷さらに登り返しの地獄尾根まで雪はびっしり |
その他周辺情報 | 杉の子温泉 |
写真
感想
今日も晴れそうだ。行くしかない、明け方までぐずつきそうだから行き先に悩んだが直前になって白山に新しいコースを開拓する山行とした。夜仕事を終え医師会のDutyに参加してその足で別当出合へ向かう。ずっと雨が降っていた。
少しだけ仮眠して深夜1時に目覚ましを鳴らした。メチャ眠かった。雨は止んだが濃霧であった。車も皆無だった。濃霧の中板と靴を担いでズックで歩く。荷が重い上に眠くてペースは上がらない。甚ノ助小屋までは霧雨が時折降る生憎の天気だった。
小屋に入ってズックをデポしてスキー靴に履き替えここからスキー歩行とした。雪は1週間前よりかなり減った。黒ボコ経由で大汝峰を目指す。昨年のこの時期大汝峰の北面を地獄谷へと滑降したが今日は七倉山から北東面を地獄谷へと滑降する。このコースの一番の見所は火の御子峰を眼下に急斜面を滑降できることである。
甚之助から黒ボコまでは数箇所雪が切れていたが板は脱がずに歩いた。今日はカチカチじゃないのでシールで問題なかった。弥陀ヶ原から御前峰をパスして大汝峰へ向かう。山頂まで雪は繋がっていてスキーで登り上げた。大汝から見る御前峰は素敵だ。翠ヶ池も先週よりかなり溶け出している。
大汝峰でお参りして御手水鉢経由で七倉山を目指す。経路の半分は雪が切れていた。流石にこの時期は雪切れも多いので時間はかかる。今シーズン色々あった七倉山今日は平和な山頂だった。眼下には火の御子峰、茶褐色の地獄の様相である。七倉山頂から標高差800mの滑降だ。上部は面ツルザラメでこれぞ山スキーだった。中間以降は縦溝も出てきたが大したことはなかった。
様々な高度の様々な角度から火の御子峰を眺めて写真を撮った。圧倒的な存在感いや威圧感、この山はすごい、僕たちの登頂は25年ぶりだったが次の登頂者は何年先になるだろうか?
火の御子峰に感動しっぱなしであっという間に1800mの地獄谷に合流した。折角だからもう少し下って基部まで滑った。僕たちが詰めたルンゼは雪が稜線直下まで繋がっていた。しかし落石の巣となっておりこの時期詰めるのは自殺行為だろう。
1750mの基部まで行って火の御子峰を堪能したら地獄尾根鞍部まで650mの登り返しだ。雪は豊富で問題なく鞍部まで行けた。鞍部から30mほど藪を下ってお花松原へここから翠ヶ池まで登り返した。さらに御前峰の左の肩まで登り返してここからスキー滑降、雪が途切れて3箇所ほど板を外したが甚ノ助まで滑走できた。ここでズックに履き替え別当出合へ
午後4時から歯医者の予約をしていたので後は時間との闘いになった。この時期に新たなコース開拓ができて大満足であった。白山のスキーは今日で終わりにしよう。
今日も完全燃焼!
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