礼文島・花巡り〜レブンアツモリソウを見に‘花の浮島’へ

2019年05月28日(火) ~ 2019年05月29日(水)

• GPS: 09:01
• 距離: 26.3km
• 登り: 728m
• 下り: 757m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:04
• 休憩: 0:14
• 合計: 4:18

距離 14.0km 登り 372m 下り 401m

7:41 スコトン岬
8:55 8:56 ゴロタ岬
9:58 鉄府漁港分岐
10:30 西上泊売店
10:36 10:39 澄海岬
10:41 10:42 西上泊売店
11:49 11:58 浜中バス停
11:59 宿泊地

2日目

• 山行: 4:23
• 休憩: 0:11
• 合計: 4:34

距離 12.4km 登り 358m 下り 365m

7:16 宿泊地
7:51 礼文林道元地口
8:32 8:37 レンジャーハウス
8:42 8:44 桃岩展望台
9:40 9:43 ツバメ山
9:57 9:58 元地灯台
11:50 礼文島・香深港

天候

5/28 ; 曇りときどき雨
5/29 ; 晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

5/28 スタート ;香深→スコトン岬 (約1時間、1,220円) 宗谷バス
　　　 エンド ; 浜中→香深(約45分、1,050円) 宗谷バス
5/29 スタート; フェリーターミナル→元地(約10分、450円)宗谷バス
　　　エンド; フェリーターミナル

コース状況／危険箇所等

歩いたコースは、礼文島の代表的なトレッキングコースで、要所に道標があり、道も明瞭で、危険な箇所はない。
岬めぐりのコースを歩いた5/28は、強風で前に進めないこともあった。強風時には、ヤセ尾根や崖のそばの通過には注意が必要と思われる。

写真

5/28 7:41

【5/28】岬めぐりコースの出発点はスコトン岬。沖に見える島はトド島。

5/28 8:08

雨と風の中、ゴロタ岬を目指して舗装道路を歩く。

5/28 7:58

歩き出してすぐ、道路の脇にハクサンチドリが咲いていた。

5/28 7:58

つづいて、チシマフウロ。道ばたに無造作（？）に咲いているので、驚いた。

5/28 8:06

ネムロシオガマ。

5/28 8:09

エゾイヌナズナ。

5/28 8:22

イワベンケイ。

5/28 8:34

雨も上がり、ゴロタ岬へのトレッキング道ヘ。

5/28 8:45

エゾエンゴサクがまだ咲き残っていた。

5/28 8:56

強風の吹くゴロタ岬。体が飛ばされそうになった。

5/28 8:56

ゴロタ岬から見た稲穂ノ崎と澄海岬。その左には、礼文岳が見える。

5/28 8:57

振り返って見るスコトン岬とトド島展望台(右)。

5/28 9:16

センダイハギ。

5/28 9:18

まだ咲いているのはわずかなエゾカンゾウ。

5/28 9:43

ゴロタノ浜から見たゴロタ岬。

5/28 9:45

ゴロタノ浜（鉄府）で思いがけずレブンアツモリソウを見つけて、感激。

5/28 10:03

ゴロタ浜に咲くミヤマオダマキ。ここから澄海岬にかけては多くのミヤマオダマキがあった。後方は稲穂ノ崎。

5/28 10:07

キジムシロ。

5/28 10:17

稲穂ノ浜に続く尾根を越えると、西上泊の集落と西上泊海岸が見えた。

5/28 10:35

澄海岬から見た稲穂ノ浜とゴロタ岬。

5/28 11:16

群生地の南側斜面に一面に咲くレブンアツモリソウ。

5/28 11:19

礼文島の固有種のレブンアツモリソウ。

5/28 11:22

まもなく開花しそうな蕾。

5/28 11:22

レブンアツモリソウの傍に咲くサクラソウモドキ。

5/28 11:32

北側群生地の木道入口にある募金箱。

5/31 13:26

募金の返礼で頂いたレブンアツモリソウのバッジ。

5/28 11:33

淡いクリーム色の花が美しい。

5/28 11:34

ツーショット。

5/28 11:36

花はちょうど見ごろ。

5/28 11:39

木道の周りにレブンアツモリソウが咲いている。

5/29 5:15

【5/29】朝、旅館から見た利尻山。今日は好天が期待できそうだ。

5/29 7:19

元地のバス停すぐ前にあるメノウ浜。メノウが見つかることもあると言うが・・・。

5/29 7:22

地蔵が手を合わせているように見えるという地蔵岩。

5/29 7:45

新桃岩トンネルを歩いて戻り、桃岩展望台登山口へ。

5/29 8:01

桃岩展望台登山口まで遊歩道を歩く。ノビネチドリが咲いていた。

5/29 8:09

オオバナノエンレイソウ。

5/29 8:22

ミヤマオダマキもたくさん咲いている。

5/29 8:31

ハクサンチドリも見飽きるほど・・・。

5/29 8:35

礼文島の固有種、レブンソウ。6-7月の花と思っていたが、出会えて幸運だった。

5/29 8:43

巨大な溶岩ドームの桃岩。

5/29 8:43

ネコに見えないこともない・・・猫岩。

5/29 8:47

レブンハナシノブ。

5/29 8:50

ミヤマキンポウゲ。

5/29 8:51

崖の斜面には、エゾノハクサンイチゲの大群落。

5/29 8:55

レブンコザクラ。

5/29 8:59

道のわきにはレブンコザクラの群落。

5/29 9:00

エゾノハクサンイチゲ。

5/29 8:56

エゾノハクサンイチゲと利尻山。

5/29 9:05

桃岩と元地海岸を望む。

5/29 9:07

元地灯台へ続く草原の中の道。

5/29 9:17

エゾノハクサンイチゲ。海と高山植物が同時に眺められる貴重なコースだ。

5/29 9:19

このコースでも、レブンアツモリソウを見かけた。

5/29 9:21

クロユリ。

5/29 9:41

桃岩と元地海岸を望む。左奥には礼文岳が見える。

5/29 9:55

レブンキンバイソウがわずかに咲いていた。

5/29 9:56

元地灯台.。

5/29 10:13

ハマハタザオ。

5/29 10:12

なだらかなササの草原の先に元地灯台が見えた。

5/29 10:58

映画「北のカナリアたち」のロケ地、北のカナリアパークに立ち寄った。

5/29 10:59

分校の玄関を入ると吉永小百合先生がお出迎え。

5/29 11:29

干物を製造中。

5/29 11:50

フェリーターミナルに戻り、トレッキング終了。

撮影機器：

Canon EOS M5 Canon

感想

ayanao

レブンアツモリソウを見がてら、礼文島の代表的なトレッキングコースの岬めぐりコース(5/28)と元地海岸コースと桃岩展望台コース(5/29)を歩いた。
浜中の群生地で、美しく気品のあるつぼみや満開のレブンアツモリソウを見ることができた。群生地の監視員の方たちの管理(周囲のササや草の伐採など)で、美しい状態が保たれていることに感謝したい。
岬めぐりコースと桃岩展望台コースは高山植物が咲きほこり、「花の浮島」の呼び名にふさわしい景色だった。特に、桃岩展望台のエゾノハクサンイチゲやレブンコザクラの群落は、目をみはる見事さだった。
岬や起伏のある丘が織りなす独特の景観が、海とともに、花々を一段と引き立てているように感じた。