新地平-亀田林業林道-笠取山直下-将監峠-将監小屋1泊-山ノ神土-和名倉山-二瀬分岐-二瀬尾根[赤破線経路]-秩父湖(奥秩父/東アルプス)
- GPS
- 29:10
- 距離
- 31.7km
- 登り
- 1,850m
- 下り
- 2,372m
コースタイム
〇獲県山梨市
∋獲県甲州市
山梨県北都留郡丹波山村
ず覿霧秩父市(旧:秩父郡大滝村)
【▲初日(2012年5月4日(金))▲】
『新地平バス停(標高1000m/9:42/登山開始)-亀田林業林道入口(9:58)-雁峠(標高1780m/12:34)-水干(多摩川の源頭部/13:07/15分休憩)-<巻き道経由(下部経路)>-水干尾根分岐(13:27)-シラベ尾根分岐(13:38)-黒エンジュ分岐(13:50)-山ノ神土(15:32)-牛王院平(牛王院北/標高1858m/15:39)-将監峠(標高1795m/15:51)-将監小屋(15:56)-将監小屋1泊2食で宿泊(初日登山終了)』
【▲2日目(2012年5月5日(土))▲】
『将監小屋(5:20)-将監峠(標高1795m/5:32)-山ノ神土<和名倉山&秩父湖方面分岐>(5:53/15分休憩)-リンノ峰(標高1974m/6:33)-西仙波(標高1983m/7:28)-東仙波(標高2003m/7:45)-八百平(8:21)-川又分岐(8:36)-二瀬分岐(8:50)-和名倉山(白石山/標高2036m/9:10/8分休憩)-二瀬分岐<秩父湖方面赤破線経路分岐点>(9:32/20分休憩)-北ノタル(10:08)-造林小屋跡(11:40)-登尾沢ノ頭直下(標高1369m/電波反射板跡/12:38/16分休憩)-秩父湖吊橋(14:09)-秩父湖(二瀬ダム堰堤/14:40)-秩父湖バス停(14:52/全行程終了)』
天候 | 5/4(金)天気:曇時々雨・13:30頃〜14:40頃は雹(ヒョウ)の集中豪雨 5/5(土)天気:晴れ・早朝から午前10時頃まで強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ゝ王線350円区間 高尾〜塩山(JR中央本線/1110円) 1山駅〜新地平(山梨貸切自動車バス/940円) 【★復路★】 |疉禪弌狙症霖疉祓(西武観光バス/720円) ∪症霖疉磧僧馬(西武池袋線/680円) E埀鎮浪偲210円区間 【★往路詳細★】 京王線-高尾7:02-8:12塩山8:30-9:31新地平 【★復路詳細★】 秩父湖16:05-17:20西武秩父17:30-19:17練馬-都営地下鉄線 【★アクセス★】 塩山駅⇒西沢渓谷(山梨貸切自動車バス) http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/kubodairanishizawakeikokusen.pdf 秩父湖⇒三峰口駅&西武秩父駅(西武観光バス) http://www.city.chichibu.lg.jp/menu2031.html 西武鉄道(西武秩父or御花畑⇒池袋&新宿) http://www.seibu-group.co.jp/railways/ 秩父鉄道(三峰口⇒熊谷&羽生) http://www.chichibu-railway.co.jp/ 【●将監小屋1泊(1泊2食付/7000円)●】 将監小屋(将監峠) http://www.e-alps.jp/syougen.html 東アルプス楽集国HP http://www.e-alps.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【▲登山道状況(赤線一般登山道&赤破線経路)▲】 /恵亙-雁峠:途中までジャリ林道なので問題無し。 雁峠-黒エンジュ分岐:道が広いので問題無し。 9エンジュ分岐-山ノ神土(巻き道):小沢をいくつか通るので雨天注意 せ灰凌静-将監小屋:危険箇所無し。 セ灰凌静-東仙波:やや不明瞭な箇所もあるがテープを注視して進む (※山ノ神土より秩父湖まで約8時間の行程で行政設置道標一切無し) ε貔臟-二瀬分岐:やや不明瞭な箇所もあるがテープを注視して進む 二瀬分岐-和名倉山:密林の細道なので道迷い注意。テープ注視。 二瀬分岐-北ノタル:道形やや不明瞭。テープ注視。 北ノタル-造林小屋跡:道形不明瞭。軽い崖、ヤブあり・テープ注視 造林小屋跡-電波反射板跡:道形明瞭。森林鉄道線路跡を歩く 電波反射板跡-秩父湖吊橋:道形不明瞭。テープ注視。 秩父湖吊橋-秩父湖バス停:林道なので車に注意。 ※二瀬分岐-秩父湖吊橋までは10mおきくらいに赤テープや黄テープや青テー プや白テープやヒモやハンカチやゾウキンやタオルやテヌグイやペットボト ルや軍手やビニール袋や私製道標などが木にぶら下がっていてかなりにぎや かな状態ですので、霧の日でも注意して歩けば道迷いは無いと思います。 【▲登山者数情報▲】 /恵亙-雁峠:約20名 雁峠-黒エンジュ分岐:2名 9エンジュ分岐-山ノ神土(巻き道経由):0名 せ灰凌静據曽監小屋:0名 ゾ監小屋〜山ノ神土:7名 山ノ神土〜東仙波:3名 東仙波〜二瀬分岐:4名 二瀬分岐〜和名倉山:4名 和名倉山〜二瀬分岐:2名 二瀬分岐〜秩父湖吊橋(赤破線経路):3名 秩父湖吊橋〜秩父湖バス停:4名 【▲別名▲】 \樟臟:前仙波 東仙波:奥仙波 カバアノ頭:東仙波・前仙波 た畩絅瞭:八百ノ頭 ト百平:金山ノ頭 ζ鸚ナ岐の上の丘:白岩山 二瀬分岐:千代蔵休ン場・定八迷い 和名倉山:白石山 笹ン場:笹ツ場 |
写真
感想
【■感想と解説■】
以前から気になっていた奥秩父の和名倉山(二百名山)の北側のロング赤破線経路を攻略したいと思いましたので、将監峠の小屋に一泊して挑みました。ちなみに新地平から将監峠までは昨年のGWに登っておりますので、ここでは少し省略させて戴きます。まず初めに新地平バス停から亀田林業林道ではほぼ無風で小雨が降ったり止んだりしておりましたので、雁峠までは傘をさして登りました。雁峠から水干潟(多摩川の源頭部/通称:多摩川ノ頭)までは晴れておりましたので休みながら行きました。だけど黒エンジュ分岐から山ノ神土付近まではカミナリと直径1cmくらいの雹(ヒョウ)の集中豪雨がありましたので雨具だけでは痛いので傘をさしながら将監峠を目指しました。かなり酷い雹(ヒョウ)の集中豪雨でしたので多くの人が将監小屋での宿泊をあきらめて笠取小屋へ避難しておりましたが、私は頭の中が翌日の和名倉山と赤破線経路の事しかなかったので気合で雹(ヒョウ)の集中豪雨の中を突き進みました。山ノ神土が見えてくる頃には雹(ヒョウ)もやみまして晴れ間がでてきました。そして将監小屋では16名の宿泊で1泊2食は私を入れて14名で、2名が素泊でした。本来は小屋素泊かテントで来るはずですが、和名倉山とその北側の胡散臭い赤破線経路が目的でしたので荷を軽くする為に1泊2食を選びました。だけど笠取小屋同様に将監小屋もライスや味噌汁のおかわりは出来ません。そして指示が無く少し早い時間に勝手に布団を敷いて仮眠しようとするとこの小屋のジイサンに怒鳴られるので要注意です。この小屋の感想はまさに体育会系の小屋でした。今回の将監小屋の16名中14名は和名倉山ピストンの人達で、翌日に秩父湖まで降りる予定の人は私を含めて2名だけでした。
翌日は早朝から天気が良く風が強かったですが、山ノ神土まで登り返して和名倉山方面の登山道に入りました。リンノ峰直下から東仙波までは最高の眺望で手前のカバアノ頭や竜喰山(りゅうばみやま)や飛龍山や大菩薩連嶺や富士山が良く見えました。眺望の良い尾根道を歩いて行くと樹林に入って、川又分岐と二瀬分岐(秩父湖方面分岐)を越えて、密林の樹林に入ったら山ノ神土から約3時間10分ほどで和名倉山(白石山)の頂上に着きます。和名倉山は頂上が狭くて栂かモミの樹林で全く眺望がありませんでした。なぜこのような無展望のショボ山が二百名山かは非常に不思議です。おそらく昔は眺望があったのかもしれません。そして再び二瀬分岐に戻って秩父湖方面のロング赤破線経路に入ります。北ノタルまでは苔の生えた栂かモミの樹林でなかな美しかったですが、笹ツ場を越えるとシャクナゲなどの群落が入り混じった潅木のヤブをテープを注視して進みます。ここの尾根は二瀬分岐-秩父湖吊橋までは10mおきくらいに赤テープや黄テープや青テープや白テープやヒモやハンカチやゾウキンやタオルやテヌグイやペットボトルや軍手やビニール袋や私製道標などが木にぶら下がっていてかなりにぎやかな状態ですので道迷いは無いと思います。
そして潅木のヤブが終わったら長さ1kmほどの背丈ほどの笹ヤブの中を進みますが、今の時期は笹が枯れていて笹ヤブの中にも10m間隔くらいでテープやヒモがあるので問題はありません。だけどここから造林小屋跡までは少々不明瞭な場所がありますが、それでもテープが20m間隔くらいでありますので大丈夫でしょう。造林小屋は昭和30年〜50年代くらいのゴミが散乱していて酒瓶が多く転がっておりました。造林小屋跡から登尾沢ノ頭直下(電波反射板跡)までは森林鉄道の線路跡を歩くので道は明瞭です。登尾沢ノ頭直下(電波反射板跡)から秩父湖までは下り一辺倒で疲れた足にはかなりパンチが効きますが、下の方の杉の植林帯の中はテープが極端に少ないので道迷いに注意して下さい。そして秩父湖吊橋から長い吊橋を渡って対岸に出て秩父湖バス停までは約40分の行程です。今回の総括は長年において和名倉山と秩父湖までのロング赤破線経路を攻略したいと思っておりましてなかなか足が進まず躊躇しておりましたが、実際にやってみると、このロング赤破線は1/25000地形図と方位磁石とテープ注視だけで意外と簡単に出来てしまった事に満足しております。
※新地平〜将監峠までの内容はこちらに詳しく書いております。
【★2011年GW・笠取山〜丹波(Yamaotoko7)★】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-108808.html
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